2022年2月5日土曜日

「人を楽にしてくれる国・日本」

カールは市立図書館から本を借りてきてはよく読んでいる。今回、その中に「人を楽にしてくれる国日本」というのがあった。日本とは銘打っているものの、実際は韓国と日本の文化比較論でシンシアリーという韓国人ブロガーが書いた本だった。


私は韓ドラなど愛好する日本人であるが、一方では最近の反日にのめり込んでいる韓国をすごく批判的に見ている。韓国がらみの本も何冊も読んで彼の国の特徴と日本との違いにかなり敏感になっている。カールがこの手の本に興味があったのか初めて知ったが「他にいいのがなかったから、たまたま韓国ものの本棚から蓮池薫さんの2009年の著『半島へ、ふたたび』と韓国系国際養子縁組がテーマの小説『かけがえのない心』っての借りたの」だという。

カールが「韓国人って線を守れないんだって」という。どういうことかというと、道路にある停止線を日本人は越えないようにほとんどの人が守っているのでバスが曲がり角をそのまま曲がれるが、韓国ではみんなが少しでも線を越えて得しようとするから停止気味になりホーンを鳴らして行くのが日常なんだと。著者は日本に来て「バスがカーブをすんなり曲がれるのに驚いた」んだとか。彼の国では決まりをみんなが守らないから少しでも得するように行動(この場合は線を越える)するのが当たり前なんだと。

韓国では反日がイコール愛国と同じ概念になっていて、親日発言をすると反社会的なレッテルを貼られる。しかし著者のシンシアリーさん(歯科医で男性)は日韓併合時代に生まれ育った母親から聞いた日本の姿は、日頃言われている「日本の残酷な支配に全てを奪われた植民地時代」とはあまりにもかけ離れていたという。さらに著者の母は慰安婦というものがちゃんと「募集制」だったと話してくれた。街の一角でなあなか盛大に慰安婦を募集する宣伝があってしかもそこには「国のため募集します」と書いてあったという。さらに母が言うには当時の学校で日本人グループと朝鮮人グループに分かれてしまい、日本人の方が容貌端麗で成績優秀でもあった。そこで猛勉強を始め成績が上がると自然と日本人の子どもたちとも仲良くなった。実際は単に勉強が出来るグループをそうでないグループに分かれていたいただけ、それを勉強もせず「あいつらは日本人だから」と言い訳する子もいてさらにグループ分けが進む悪循環になってしまった。母はそれを乗り越えて日本人グループからも認められたのだろうという。

そんな母の話と韓国社会が顔を真っ赤にしながら非難する日本とどちらが本物の「日本」なのか?著者は自分を最も愛してくれた人の証言を信じることにした。日本がそんなに悪さをしたなら母が自分に「日本語」を教えてくれたはずはないからと。結局、著者は日本滞在を経てさらに日本の良さを実感し、今では帰化すら考えているという。日本では「人様」という言葉があり国民が相手を尊重する姿勢が身についている。韓国にはもちろんそんな言葉はない。韓国にいると疲れるが日本では楽に感じてしまうのだと。

まあ他にもいっぱい比較がされていて韓国のひどい点も書かれているがそれより日本人が気がつかないような日本の美点をよく指摘している本だった。神社ではキリスト教や儒教にもないすごく宗教的な感覚を覚えるそうで、日本ほど「神様が隣にいる感覚」がある国はないと断言している。ま、韓国より日本で生活出来ていてよかった。蓮池さんの本は読んでいないが「北朝鮮は韓国よりひどい。蓮池さんは言わないけど拉致被害者はもう生きていないんじゃないか」とカールは思ったそうだ。そうやな、まだ韓国の方がずっとマシだろうて。

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