2022年2月25日金曜日

余韻の四暗刻単騎

2月25日かぁ・・父デンコーが生きていれば今日で満91歳になっていた。いやはや、91歳のデンコーなんてちょっと想像出来ないな。たとえ肺癌で76歳で亡くならなくても90歳を越えてまで生きてはいなかったと思う。あこネーサ母はまだ健在。女は強いネ。

朝、通勤中にサブアラドDrから電話があった。特に用事があるわけでもなく、通勤途中のBluetoothを利用した電話でのだべりだ。「天鳳はただ今六段で少し調子良くなったと思ったら昨日の最後の半荘はラスだったー」などなど。そして「まだこの前の小四喜四暗刻単騎の余韻が残っているのよー」だって。そう、2月22日の未明に彼は人が寝ているにも関わらず電話を掛けてきて「今すぐ私の天鳳対戦を見ろ」と言ってきた。「どうせなにか役満でも上がったんだろ」との予想はぴったりで、なんと開局時の配牌で東南西北がほとんどそろって誰もが小四喜を狙う手だった。→https://tenhou.net/3/?log=2022022200gm-0029-0000-c51cd1db&tw=3&ts=0

ただ、牌譜を見てみれば分かるが親のリーチがすぐに掛かり対面が東の対子落としをして小四喜は上がれそうになかった。しかも3枚目の東を対面がツモりすぐに切っておけば小四喜を予防出来たのに、対面はあらんことか後生大事にその東を手の中に入れこんだのだ。そしてサブアラドが四暗刻まで付けて東単騎で聴牌してから「これ安全牌でしょ」とばかりに切ってジャーン!びっくりしただろうねぇ。対面のミスに助けられた大役満の成立だった。
「オレ、四暗刻とのダブル役満はもちろん初めてだが、四暗刻単騎も上がったのは初めてだったんよ」とサブアラドDr。これには少し驚いた。雀歴50年以上でこれまでもたくさん役満を上がってきているお方なのにそれほど珍しくもない四暗刻単騎が初めてとは。私でさえ4、5回は上がっている。役満で一番上がりやすいのは普通の四暗刻、次に国士無双、そして大三元である。四暗刻単騎はやや難しいがそれでも字一色や清老頭より出現率は高いのだ。サブアラドは珍しい地和や九蓮宝燈も上がったこともあるというのにほんと意外。相手のミスに助けられたとはいえ麻雀の醍醐味を存分に味わい3日経っても余韻が残っているというのもなるほどナと思った。

これで今日の日記は終わるははずだった。しかし少し寝ぼけていた22時半ごろ、またしてもサブアラドから電話があった。「はあ〜どうしたん?」「つけて見ろ」「なにーまた役満かいな」「まあ、見ろ」と言われ、対戦が終わったばかりのサブアラドの牌譜を見てみた。ふーん、南1局の普通の手だね。3巡目に8ピンが暗刻になってすでに3索が暗刻だから「今度は普通の四暗刻かい?」「まあ・・」四暗刻にはまだやや遠い上に親の先制リーチが掛かった。どうなる?12巡目に5ピンも暗刻になってこれで三暗刻ドラ1のまあまあの手になった。そして終局間近の16巡目、2ピンも暗刻になりついに四暗刻単騎を聴牌。7万8万のどちらを切る?長考ののちドラの8万を切って7万待ちにした。→https://tenhou.net/3/?log=2022022522gm-0029-0000-1138a33b&tw=1&ts=5

そしてすぐに7万が下家から出てジャーン!またしても四暗刻単騎を上がりやがった。結果的には8万待ちでも次に対面が切っていたはずでどうやら上がれる運命だったようだ。何も言えんわとばかりのサブアラド。しっかし、これまで一度も上がれなかったのに同じ週に2度も四暗刻単騎を上がるとは!今朝「まだ余韻が・・」と語っていたのが本当になるとはねえ。はい、参りましたよ、こればかりは。

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