2021年4月22日木曜日

なぜ、そこでリーチしてはいけないのか

昨夜は当直で、このところヒマな夜が多かったが、まあいつもの忙しさだった。救急入院1人に外来3、4人ってね。ただ睡眠が途切れ途切れでそこが疲れる要因か。

午後は早帰りでいつもは仮眠を取るのに枇杷の木の世話や韓ドラ「SKYキャッスル」を観たり夕方はたつやまDrのネット麻雀観戦をしたりしていた。たつやまDrはただ今五段でそこそこ調子が良く1500ポイント前後でもう少しで六段に届くところに来ている。ただ1700Pあたりに来るとラスを引いてしまいなかなか六段の2000Pまで届かない。今日じっくり観戦できていくつか問題点を見つけた。

その中で一つだけあげるとオーラスの打ち方、構え方だ。今日のある半荘ではオーラスを迎え、たつやまDrは2位に着けていた。トップは2位以下を離し、たつやまDrは満貫をツモってもトップには届かない位置だった。そしそ3位4位とは満貫一つ分くらいの差だ。ここで大事なことは上を目指すより下、特に4位者を警戒しラスに落ちないことが重要だ。天鳳の特上卓ではトップは+75、2位は+30、3位は±0、ラスがー105とラスのみがマイナスになるルールでラスさえ引かなければ自然とポイントが増え昇段していけるシステムだ。リアル麻雀では多少ラスに落ちる危険性より2位はトップを目指すことに意味があるが、天鳳ではそこが決定的に違う。彼もそこは分かっているはずなのだがオーラス、まずまずの手で3面張待ちといういい待ちになったせいか、ついリアル麻雀の癖が出た。

一筒二筒三筒四筒四筒四筒赤五筒三索四索五索六萬七萬八萬五索リーチ!

裏ドラや一発が付けば満貫になりうる手だ。リアルなら当然リーチ、天鳳でも東場なら当然リーチしてしかるべきだ。しかしリーチの声を聞いた瞬間、私はまずいと思った。まず五索を下家の3位がチーした。そして役牌ドラ1の2000点の聴牌。待ちはペンチャンで七筒待ち。待ちでいえばたつやまDrの方が圧倒的に有利だ。仮に2000点を下家に放銃してもラスになることはない。しかしー。4位の対面が実はこの時カンチャンの七筒待ちで聴牌していてドラ1枚あるも役がなくダマ聴でじっとしていた。そこに2位のたつやまDrがリーチしてきたのだ。すかさず追っかけリーチ!うわわ、待ちはたつやまDrがやはり有利と言っても、もしここに七筒を持って来たら・・・。

ハイ、一発で持って来たのその七筒だった。「ロン!」「ロン!」。ダブロン喰らって真っ逆さまにラスへ。半荘終了。

あり得ない・・?いや、あり得るのだ。みずから隙を作ってしまって見事にそこを突かれた。私も何度も経験して来た。ある時、満貫打ってもラスにならないからと上を目指しリーチしたところ、ラス目のヤツに追っかけリーチを掛けられハネマンを放銃しぴったりラスになったことがある。

ネット麻雀「天鳳」はほぼ普通の麻雀と同じだが完全順位戦というところが一番違う点で、特にオーラスは戦い方がリアル麻雀とは違う。もしダントツの場合、逆に子方に上がって下さいと言わんばかりに自ら放銃するような打ち方(差し込み戦術)もある。特上卓より上の鳳凰卓でもそれは横行し、今日私はそれでやられた。微差の3位だったのを4位のリーチにダントツのトップ目は危険牌の4索を一発で切り満貫放銃。私がラスに落ちた。リアル麻雀でそれをやられるとイヤなものだが天鳳ではそれも立派な戦術なんだ。

たつやまDrにさっそくLINEでメールを送ったよ。これに対し「ウザ~~い猫」のスタンプの返信があった。↓。
小うるさい説教にめげず、頑張ってよー。ハハー。

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