2023年6月30日金曜日

Mリーグ新チームが指名したアイドル

麻雀のチーム対抗戦のプロリーグ「Mリーグ」のドラフトが行われたそうだ。Mリーグはプロ雀士が4名で1チームを組み、半年間にわたってネットTV(AbemaTV)放映される中で優勝を目指していくリーグ戦だ。全8チームであったが今年度から1チーム加わり9チームになった。そこでチーム側はプロ雀士を指名していくのだが、新チームであるBEAST Japanext(ビースト ジャパネクスト)が指名した中に中田花奈という元乃木坂46の1期生という経歴の雀士がいた。正真正銘のアイドル出身なんだ。プロ雀士としての実績だけなら彼女より上の女性雀士はいくらでもいる(はず)。しかし敢えて彼女を指名したというのはMリーグという麻雀媒体の持つ性格を現しているようにみえる。

彼女自身も指名されて「私がMリーガーになることについて、様々な声がある事は容易に想像できます」と本音を明かしつつ「ですが、私には少しばかりの発信力や逆境への耐性など、アイドルを続けて身につけたものがあります」と決意を語ったという。BEAST Japanextは将棋のプロの鈴木大介九段も指名した。彼は麻雀のタイトルと取ったこともあり実力は知れているが、それでもこの二人の指名は麻雀に興味がない人たちへのアピール度も含まれているように思える。

電通がサポートしているTEAM RAIDEN/雷電(チームらいでん)も俳優の萩原聖人を成績は振るわないがずっとメンバーに入れているのも同じような理由か。対して博報堂サポートの赤坂ドリブンズ(あかさかドリブンズ)は実力主義に徹して初年度(2018ー19)の優勝を飾った。今回メンバーが二人入れ替わることになり、ネット麻雀の雄・渡辺太(天鳳位を2回も獲得している)と浅見真紀という私は初めて聞くプロを指名した。浅見プロについてはトライアウトをして筆記試験を2回やって、麻雀の実技をやって、ディスカッションをして決めたというからいかにもドリブンズらしい。ただ私が聞いたところ、人気という面では既存の8チームでドリブンズが一番人気がないらしい。かくいう私もいつもビリ争いばかりしていた雷電を応援しているので、チーム編成、キャラ付けというのは難しいものだと思う。

次期開幕は秋からで、BS放送枠をもっているBSJapanext(ビーエスジャパネクスト)は今度の水曜(7/5の22時)に新チームBEAST Japanextの特集をするというからさっそく予約をしておいたよ。もしかしたらこのチームの推しになるかもしれない。麻雀というゲームの面白さを画面いっぱいに披露してくれるMリーグへますます目が離せないわっ。

0 件のコメント:

コメントを投稿