2022年5月29日日曜日

たった1ピンの差が

ボウリングをしなくなってもう8ヶ月にもなろうとしている。しかしTVやネットではボウリング動画はよく見ている。毎土曜日はBS日テレの「Pリーグ」を欠かさず視聴しているし、今日など日本のプロのトーナメントである「グリコセブンティーンアイス杯」をYouTubeで観戦していた。

女子の決勝ステップラダー3位決定戦(いわゆる準決勝)は松永裕美プロが水谷若菜プロ相手に1フレから怒濤のストライクラッシュを続けていた。中盤でほぼ勝利は確定し、あとはTVでのパーフェクト達成成るかに興味が集中した。ネット中継をしていたプロボウラーの正田晃也(しょうだこうや)プロのボルテージも上がっていた。11連続ストライクとなり残すは後1投のみ。ここでストライクならパーフェクトという場面、私も固唾を呑んで見守った。松永プロはプロ通算16勝、パーフェクトも何度もやっておりTV中継でも達成したことがあるはずだ。ここでも達成できるかと思っていたが、若干間が長かった。松永プロでも緊張しているのかと思っているにうちに最終投球となった。あっ・・。
瞬間、やや内側にミスったかなと思ったらやはりそうだった。9本カウントの299。がっくり。この時の中継の正田晃也プロの絶叫がすごいというかひどくて、隣の部屋にいたカールが「何?うるさいんだけど」と不興を買った。↑の動画も音声は小さくして見た方がよろしいです。決勝に進んだ松永プロであったが最近好調のPリーグでもよく戦っている川崎由意プロに接戦で敗れ3年ぶりの優勝は成らなかった。それも7フレか9フレに9ピンではなくストライク10ピン倒しておけば優勝出来たかもしれなかった。

男子は太田隆昌というよく知らないプロの初優勝だった。まあそれよりも、予選で上位24名までが先に進めるこの大会で、我らが日置秀一プロは昨日の予選を25位で通過ならなかった。しかも24位のプロが6ゲームで1386ピンだったのに日置プロは1385ピン。たった1ピン差で今日の試合へは進めなかったのだ。スペア1個、いやミスった時でも少しでもピンを残さないようにしておけば通過できたかもしれない。

ボウリングは見ても面白いスポーツだ。松永プロも日置プロもたった1ピンで天と地の差が出るボウリングの怖さを改めて感じたに違いない。

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