2021年6月25日金曜日

「しかしちょっと待って欲しい」

カールが「県のコロナワクチン18から64歳大規模接種の報道に踊らされて申し込んだけど全然だったわ」と少々おかんむりだ。先日ウェブサイトへの申し込みを朝9時きっかりにやったけど全然つながらない。時間を費やしたあげくシステムダウンだった。翌日もどうにか申し込みは可能だったが予約できたかの確認がはっきり出来ないそうだ。

これらを見るに付け、世間一般の人たちはやはりワクチン接種を受けたいと思う人が多いんだなとワクチン接種推進を主張している私など合点がいく思いだが、今朝の南日本新聞には「ワクチン副反応 不安解消課題」との記事があって「SNS根拠ない報道拡散」と題し、誤解や根拠のない情報で不安を煽ったり動きがあると警鐘を鳴らしている。ふむふむ、私がこれまで主張してきたことをちゃんと記事にしてくれているゾ。↓に3分割しそのまま載せておこう。

病院に着いて、医局の読売新聞を手に取りパラパラめくっていると、読者投稿欄の「気流」におやと思う投稿があった。茨城の56歳会社員男性投稿のもので「ワクチン接種 過信禁物」とのタイトルだった。↓にそのまま載せるからぜひ読んでみてほしい。
ごく簡単な内容でワクチンを打てた高齢者に「過信しちゃーいけないよ。接種してもこれまでどおり節度ある行動をしないさいな」と高説を垂れている。私は思わず「お前は朝日新聞か?」と思った。その特徴がよく表れているのがピンク線のところ。「だが、よく考えてみてほしい」だ。これなんか朝日新聞論説パロディの「しかしちょっと待って欲しい」と全く同類の言い方だ。「天声人語風メーカー」といういかにも天声人語のような文章を作れるというサイトがあり、例えば安倍元首相と靖国参拝問題を論評したければ関連語句を入力するだけでそれらしいのが出来るというもの。15、6年ほど前にネットで話題になっていまだに残っていたわ。→http://taisa.tm.land.to/tensei.htmlで、出来た文章が→http://taisa.tm.land.to/tensei.phpだ。

ひょっとしてこの茨城男性は朝日新聞の記者とちゃうやろか。私など「ワクチン接種が進んで、2回接種終えた高齢者が『これで安心して孫や友人に会える』」という状況を見たら、「そうだよ、ワクチン打って良かったねぇ。元の普通の生活に戻れるようになりたいからみんなもバンバン打とうよ。みんなが打てばほとんどコロナは終息するんだから」と言いたくなる。ワクチン接種してコロナに感染する確率はファイザーかモデルナ製なら1割未満だ。そして社会全体がワクチンを打てば限りなく0に近づく、コロナは心配ないと過信してもいいくらいになる。またそうなって欲しいと願う。

青雲会病院も17、8年くらい前までかな、それまでは朝日新聞を取っていた。しかしある朝、可愛いんだ理事長がえらい剣幕で「明日から『朝日』は取らない!」と言ってそれから読売新聞になった(南日本新聞はずっと取っている)。かなり立腹するような記事を見たらしい。

朝日の記者はこの事実を聞いてどう思うだろう。「・・しかしちょっと待って欲しい。大きな病院のトップたるものが気にくわない記事があったからといって購読を止めるというのはいかがなものか。反対意見もしっかり聞いて病院経営に活かすというのがトップたる資質ではないのか」とでも言いそうだ。ねえ、朝日新聞さん(笑)。

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