2017年2月19日日曜日

コンピューター技術の進歩と個性

Googleの翻訳機能って凄いねえ。コピー&ペーストすれば数秒もかからず翻訳文が出てくる。しかも昔のものと違って結構正確に訳す。和文英訳も簡単で入力と同時に作文してくれる。そして和文の微妙な言い回しにも対応して英文をころころ変えてくれるのだ。

一例を挙げる。
「パソコンを開き「こてる日記」を読むのが私の毎朝の習慣です。」が、
「It is my customs every morning to open a personal computer and read "Kotaru diary".」となった
ほぼ正確で、「It is・・」と日本語ではない英語らしい表現をきちんとしてくれている。

さらに出だしの私の文(赤色)をコピペしてみたら1、2秒で以下のように訳(青色)してくれた。凄い。

Google's translation function is amazing. If you copy and paste it will take less than a few seconds to get translated text. Moreover, it translates fairly exactly, unlike the old one. Writing Japanese is also easy, and it composes at the same time as inputting. It also changes English sentences in response to subtle wording of Japanese sentences.

絶対これほどの和文英訳は自分には出来ないわ。な〜るほどそんな風に訳すのかぁと見ているだけでも面白い。自分が今、学生だったらこれを英語の勉強に活かせるなとも思った。英語って嫌いだったけども好きにさえなりそう。この翻訳機能もビッグデータとAIの進歩の恩恵なんだろう。これをみて近い将来日常会話もほぼリアルタイムで翻訳され外人との会話が可能になる器械が出てくるんじゃないかと思う。

で、ふと思いついて、訳された英文を逆にまた和訳させてみた。するとどうだ。

Googleの翻訳機能は素晴らしいです。 コピーして貼り付けると、翻訳されたテキストを取得するのに数秒かかりません。 さらに、それは古いものとは異なり、かなり正確に翻訳されます。 日本語を書くことも簡単で、入力と同時に作成します。 また、日本語文の微妙な表現に対応して英語文を変更します。

確かにきちんと訳してはいるがなんだかぎこちなく無味乾燥な文体だ。たかだかこれだけの分量でも最初の私の文はそれなりに私らしさが出ている。改めて自分には自分の文体というものがある、と気がついた。AI(Artificial Intelligence)が小説や絵画、音楽など作り、それを大衆が享受する時代が目の前に来ているかもしれないが、人間の個性はそうやすやすと真似は出来ず芸術作品はまだまだ人間の分野であり続けるのではないだろうか。

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