2015年2月23日月曜日

耳障りなお言葉

5F病棟若手看護師だごまっちNsからメールが来た。

「xxさんの利尿剤注射は本日のみ計2A実施というかたちでよろしいでしょうか

これはいかん。このような言葉使いをしないように病院の接遇マニュアルにもきちんと書かれている。私は返信にこう書いた。
「利尿剤2A注の指示は私のミスというかたちになります。これまでどおり1A注実施というかたちでいいと思います」
「↑以上の文面で何かおかしいと思って下さるとうれしいです。分からなければ青雲会病院接遇マニュアルの33ページの④と⑤を読んでもらえたらなおうれしいです」

これに対しだごまっちNsから「接遇マニュアル33ページ、しっかりと頭に入れました」と返信が来た。うむ、素直でよろしい。そのマニュアルには以下のように書かれてあった。

④X 受付は朝の午前8時半から始まるかたちです
 ○ 朝8時半から受付を開始致します。
⑤X 着替えを持って来て頂くかたちになります
 ○ 着替えをお持ち下さいませ。

最近なぜか「~するかたち」という言葉が流行っている。これはある人の意見によると「お役所的言葉でかしこまって暗に説得力があるように聞こえる」からのようだ。若者は何となくそれが正しい言い方と勘違いして耳障りな言葉を使ってしまう傾向がある。この他にもいっぱいあるが今日はこれくらいに「させて頂く」か。おっと、この「~させて頂く」も私にはたいへん耳障りだ。妙にへりくだり過ぎている。これくらいに「しておくか」でいい。この前の院内の症例研究会でも「では発表させて頂きます」という言い方が多かった。「では発表致します」で十分にしてすっきり聞こえるのだが。

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