昨日の体験学習スピーチが終わったおかげで、ゆっくりした土日を過ごすことが出来た。外は猛烈に暑いのでほぼ家から出ずに、クーラー付けて溜まっているTV録画を消化していった。昨夜のドッキリGPは今一面白くなかったナ。私の好きなショートどっきりがほとんどなかったしー。同時間帯にテレ朝がやっていた「夏の高校野球 歴史的大逆転 ベスト10」は私好みの内容ゆえにさすがに面白かった。ベスト10形式で10位から1位まで紹介されていくのだが、事前にテレ朝が準備した逆転劇をモニター何十人かに見せた後、アンケートを取って点数化してランキングを決めたんだそうだ。
さっそく結果を↓に出そう。おおむね妥当な試合が選ばれているが、平成、令和に偏っていて昭和の逆転試合は1試合のみなのがやや残念だ。
この中で7位の徳島商と6位の岡山理大付の逆転劇は印象に残っていない。徳島商は一時7点差付けられていたのを8回から9回にかけて逆転したことと投手が川上憲伸であったことで番組側が事前に準備したおかげだろう。甲子園オタクとしてはこれまで点差としては8点差逆転(2試合ある)が過去最大差だと知っているので、7点差ではちょっとナーとなるんだ。岡山理大付のケースも逆転劇としてははっきりいって平凡なんだが、サヨナラヒットを打った選手が8回に相手のスパイクで足を踏まれ走るのも打つのもほぼ限界だったのにーという劇的要素があって選ばれたようだ。これなんかいかにもTV向けの選択だ。私は選ばない。
そして2位だ。実は逆転劇という点だけならこれが一番である。ただ、甲子園の本大会ではなく、地方予選の決勝という点がちょっと惜しい。だからこの番組のタイトルが「甲子園」ではなく「夏の大会」と銘打ったのはこの試合を入れたかったからと推測する。ま、それくらい劇的な試合だった。どんな試合かはすでに当然だがこてる日記で紹介済みだ。そしてその日記に私が考える甲子園本大会での最高の逆転試合を紹介している。私が子どもの頃はその試合が一番すごい逆転劇とよく言われていたものだった。でもきっと今回の番組では紹介されないだろうとも分かっていた。なぜなら全然動画というか映像すら残っていないからだ。TV局としては映像がないと番組で紹介しづらい。だから有名な1979年(昭和54年)の星稜対簑島がせいぜいで、それ以前の逆転劇はビデオ映像にほとんど残っていないので紹介すらされないのだ。その試合の写真は残っていて40年以上前のNumber誌に出ていた。「倉敷工業対報徳学園 1回戦」で1963年(昭和38年)だから60年以上も前で私は生まれてはいたが試合は見てはいない。
ついでに1位に上げられた2試合も割と最近で当然日記ネタにしていた。興味ある人はリンク貼っておくので見てちょ。それにしても帝京、智弁和歌山、星稜、横浜は2試合も出てきている。そういった歴史があるのも名門と言われる要因なんだと私は思っている。本来ならPL学園の1978年(昭和53年)の準決勝(対中京)決勝(対高知商)の方が金足農より上に入らないとおかしいのだが、古いしPLが廃部になっているし他ゲストの問題などでTV番組としての性格上割愛せざるを得なかったのだろう・・。
2位 小松大谷vs星稜 2014年 石川大会決勝(ついでに倉敷工vs報徳学園1963年)→https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2014/07/blog-post_27.html
1位 金足農の2日連続大逆転勝利(対横浜、対近江)2018年→https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2018/08/blog-post_17.html
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