内視鏡室の茶の里Nsが「自分のことで・・」と健康相談にやって来た。「どうしたん?」
「私、昔から胆石があるって言われ続けてきているんですけど、このまま放置しておいていいんですかねぇ」
まあよくある相談だ。胆石の正常、腹部症状の有無など詳しく聞けばそれなりにアドバイスは出来る。でも、ちょうど別の患者の仕事も残っており、ふとひらめいて「そうだ、そんな一般的な相談ならChatGPTに質問してみたらいいよ」「は?」「いいかぃ、私が今やってみせるから」そう言ってChatGPT先生に以下のように質問してみた。
「私の知り合いの看護師51歳は、健診で胆石があり小さな石がたくさんあると言われています。経過観察のほか、場合によっては手術も考慮されてはいかがと言われています。でも、何の症状もないし手術も怖い気がすると言っています。今後どう対処したらよいでしょうか。」すると10秒ちょっとで返答があった。
胆石が見つかった場合の対処については、「症状があるかどうか」「石の性質や大きさ」「年齢や他の病気」などによって判断が分かれます。以下、一般的な考え方をお伝えしますが、最終的な判断は担当医とよく相談することが大前提です。
今の状況:「無症状の胆石」
ご友人は「小さな胆石がたくさんあるが、症状なし」ということなので、おそらく「無症候性胆石」に分類されます。
無症候性胆石への一般的な対応は原則、経過観察(手術しない)が基本です。
ただし、手術(胆のう摘出)を考慮することもある状況:
無症候性胆石への一般的な対応は原則、経過観察(手術しない)が基本です。
胆石のある人のうち、症状が出るのは約20~30%程度(多くは生涯無症状)。
年1回くらいのエコー検査などで経過観察されるのが一般的。
年1回くらいのエコー検査などで経過観察されるのが一般的。
以下のようなケースでは、無症状でも手術を検討することがあります。
● 胆のうがんのリスクがある場合:
石が多く胆のう壁が慢性的に刺激されている(胆のうポリープがある/石が胆のうの出口を塞ぎそうなど)
胆のうがんの家族歴
胆のうの石灰化(磁石胆のう:がんのリスク↑)
● 糖尿病や免疫抑制薬を使っている人
感染症が起こった場合、重症化しやすいため予防的に手術を考慮することがあります。
胆のうがんの家族歴
胆のうの石灰化(磁石胆のう:がんのリスク↑)
● 糖尿病や免疫抑制薬を使っている人
感染症が起こった場合、重症化しやすいため予防的に手術を考慮することがあります。
💬 ご友人が言っている「手術が怖い」という気持ちもとても自然です。
現在の手術(腹腔鏡下胆のう摘出)は比較的安全で、入院も数日で済むことが多いですが、やはり「無症状」の場合、急いで決める必要はありません。
・年1回のエコーなどで経過観察(症状や石の変化がなければこのまま)
・症状(右上腹部の痛み、背中の痛み、吐き気など)が出てきたら、早めに医師に相談
・気になるようであれば、消化器専門の病院でセカンドオピニオンを受けるのも安心につながります
👩⚕️ 最後に:
ご友人は医療職の方ということなので、情報を冷静に捉えていらっしゃるとは思いますが、「怖い」という気持ちはとても自然です。その気持ちを否定せず、手術を前提にせず、きちんと経過を見ていくという選択も立派な方針です。何か症状が出たらすぐ医師に相談する体制があれば、今すぐの手術は不要な可能性が高いです。心配なことがあれば、またいつでもご相談ください。
ご友人は医療職の方ということなので、情報を冷静に捉えていらっしゃるとは思いますが、「怖い」という気持ちはとても自然です。その気持ちを否定せず、手術を前提にせず、きちんと経過を見ていくという選択も立派な方針です。何か症状が出たらすぐ医師に相談する体制があれば、今すぐの手術は不要な可能性が高いです。心配なことがあれば、またいつでもご相談ください。
いや〜立派、実に見事な返答だ。私はおおむね同じ方針で説明は出来るが、ここまで丁寧かつ詳しくは返答出来ない。だから条件を正確に伝えれば生成AIは医者とほぼ同様のアドバイスをしてくれる、そんな時代になったのだ。茶の里Nsは驚きかつ感謝してくれたが、して見せた私の方がもと驚いたかも知れない。AI先生、これを使わない手はないな!
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