結局、ドジャースは点が全く取れずに9回表にかろうじて1点を相手のミスで取ったものの、その裏に1点取られ、また負けてしまっていた。打線が売り物のチームなのにねぇ。まあ長いシーズン、こんな時もあるだろうて。
体調はあんまし良くない。昨日休めればよかったがそうもいかず、外はしとしとといかにも梅雨の雨で体を休めるにはちょうどいいかも。今日は6月8日で明日6月9日がロックの日だそうで、NHKが再放送の「ザ・ビートルズ来日〜熱狂の103時間〜」をやっていた。この放送、初回は10年前の2015年6月だからビートルズ初来日約50年を意識して作られたんだろう。以前も視聴していたにも関わらず、ビートルズ好きゆえにまた見てしまった。いやー、本で読んで知ってはいたけれど、当時の日本の大人たちのビートルズ拒否感ってのはすごかったんだな。一言で言えば「不良の音楽」「馬鹿騒ぎしているだけ」「日本の価値観を壊すな」といった感じで、良識ある大人だけだなく右翼も街宣車で反対、抗議活動をするほどだった。現代からというより、私がビートルズを聴き始めた1974年頃の感覚からしてもおかしいと思えるほどで、旧来の人たちが得たいの知れない音楽、見た目、パワーに拒否とある種の恐怖心を抱いていたのだろうと思える。彼らが現代にタイムマシンに乗ってやって来たら、ビートルズはいまだに新しいファンを生み続け、その音楽は現代のクラシック音楽になりつつさえあることに驚き、自分が恥ずかしくなるだろう。そして↓の写真のような行為をしたら現代人からは「まるで野蛮人?」って言われるのがオチだろうネ。
そんな中、本国イギリスでもアメリカでも日本でもビートルズの本質的な素晴らしさをいち早く感じ取ったのが若い女性、少女たちだったのだ。画面を通してそれらががんがん伝わって来た。後に学校の教科書に載るほどの名曲を作っていたとか、20世紀を代表する音楽グループだなんて理屈で理解しているわけではなかった。そのことに「すごさ」を感じた。若い女性に人気のものって今でもよくTVのバラエティー番組などでよく取り上げられるが、「ミーちゃんハーちゃんがまた面白がって」なんて舐めちゃいけない。その中には古い大人たちや男性の視線ではよく理解出来きなくても実は本質的な素晴らしさ秘めているものがある。それらを彼女らは直感的に分かる能力を持っているんだ。
女性の本質を見極める能力を侮ってはいけない。
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