2024年11月8日金曜日

佐伯鶴城出身とな

夕方の院長室、私はそろそろ帰宅の準備をしていた。するとトントン、ドアを叩き入室しようとする来客がいた。餅持ち製薬の新しいMRドチヌラド君だった。高尿酸の治療薬のアピールではあったが、それより彼が大分は佐伯鶴城(さいきかくじょう)高校出身ということで話が盛り上がった。というのも以前餅持ち製薬の担当であったハイソコMRが私に取り入る時に高校野球ネタを使ってうまくいった経緯があるからだ。ハイソコMRは京都出身で「高校野球談義をしたい」と言って来ただけのことはあった(→2018/8/20「ハイソコMRと高校野球談議」https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2018/08/mr.html)。ハイソコMRは私より少し年配だったはずだがまだ現役らしい。
その佐伯鶴城と言えば、高校野球ファンの私はすぐに「以前は時々甲子園に出ていたが最近はあまり聞かないなぁ」と言うと「ええ、でも今でも県予選ではベスト4とかには行くんです」とのことだった。「うん、同じ近くの津久見とかも昭和時代までは甲子園に出て優勝もしていたが、このところは別府の明豊がほとんどだな。大分南部のあのリアス海岸地域は21世紀になって全くと言っていいほど甲子園に出ていないわ」と言いつつ、佐伯鶴城をネットで検索してみた。甲子園には夏3回出場し1986年(昭和61年)にはベスト8にも進出した。最後は1996年(平成8年)で私の印象は間違っていなかった。

地図で見てみると佐伯市は津久見市の下にある。そうか臼杵市ともども小さな湾に出来た3つの市だと子どもの頃に地図を見て覚えたが、上から臼杵、津久見、佐伯だったか、順番はあやふやだったのが今回の確認ではっきり覚えたぞ。
ドチヌラドMRに「でもさー、この大分南部の海岸都市だけどこれまで一度も訪れたことが無いんだ。鹿児島からだと別府や大分くらいまでは行くことはあるけれどそこまではなかなか行くことはないし、しかも陸路だと遠いんだよ。宮崎からではせいぜい延岡まででそこから上の大分までは行くことがない。一生のうち一度も行く機会はないかもしれない」とその遠距離ぶりを話題にした。「確かにそうです」と同意するドチヌラドMR。鹿児島に行く時も列車で北九州から大回りで来るんだそうだ。ほう。

調べると、東九州自動車道は大分から宮崎まではつながっていた。その気になれば車で行ける。昨年7月に日向市まではカールとドライブしたんだった(2023/7/16「日向へ初ドライブ」https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2023/07/blog-post_16.html)。
岩牡蠣料理も食べたのか。いわゆるリアス海岸地域ゆえに名物料理になっていた。そんなこんなで会話に花が咲き、帰りはちょいと遅くなってしまった。

しかし何はともあれ、ドチヌラドMRは大分、佐伯鶴城という地理的記憶とともに私の印象に残ることに成功したのだった。

0 件のコメント:

コメントを投稿