2024年11月4日月曜日

昔懐かし「峠の釜めし」

新幹線で鹿児島中央駅に降りて、すぐに駐車場へは向かわず、お土産横丁に寄った。病院へのお土産を買うためだ。鹿児島以外で学会があったのになぜに鹿児島で買う?それはちゃんとした理由があるが、そもそ荷物になりがちなお土産はあまり持ち歩きたくない。鹿児島で買えば持ち運ぶ手間が省ける。たださすがに選ぶ時はありきたりなのが多くて困った。で、私が食べたことのない安納芋ランドグシャ「さつまがさね」というのを選んでみた。人気No1とも書かれてあった。これを各病棟や外来、人間ドック、他などへ贈るのに都合1万円をゆうに越えたが、多少なりとも迷惑を掛けたのでこれくらいは仕方ないね。

一旦帰宅してから病院に寄って各部署にお土産を配った。そして今度は空港へ。ココちゃんへのおひな様人形を買って上げに千葉に行って帰って来たカールを迎えるためだ。車に乗せて「夕食はどこか外で食べようか」とカールに言うと「それがねー」と彼女は声を落とした。実は銀座に売っていた「峠の釜飯」を夕食用に2人分買っていたのだそう。しかし、購入後トイレで落としてしまって1個釜を割ってしまったんだと。カールは昔埼玉に住んでいて「軽井沢に行った時に横川という駅で友人が『ここの釜飯って絶対美味しいよ、買おう』と言われたの。最初は駅弁なんてと思ったけど食べたらホントに美味しかった」という思い出があり、最近NHKのローカル線の番組でも出ていて懐かしく思っていて買ったんだという。今は横川駅に列車も止まらず駅では買えないらしい。へーえ。

帰宅して改めて開けたら、やっぱり釜が割れてご飯にちょっと破片が混じってしまっていた。それでもどうにか食べられた。昔ながらのオリジナル商品だという。

カールの青春時代を私も疑似体験しつつ、釜飯を美味しく食べたのだった。残った釜はまた再利用で一合飯を炊くことも出来るとか。ありがたや〜。

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