2024年9月13日金曜日

医師は定年を迎えても

朝、ホテルバイキングは食事内容も品数、中身ともに美味しいものが多くまだまだ食べたかったが、私だけ先にホテルを出た。カールも「昨夜も食事が多くて食べきれなかった。今朝もまだまだ食べたいのにお腹がいっぱいなのが悔しい」とこぼしていたな(笑)。30分ほど遅れると事前に伝えていたので午前9時までに着けばよい。緑の中をゆるりと一人でドライブがてら下っていった。

朝は眠かったねぇ。だから昼休みはしっかり仮眠を取った。病院の仕事が終わっても、夜19時から姶良郡医師会館での脳外科・整形外科救急輪番の協議会に出席せねばならなかった。この秋から来年初めにかけて霧島市立医師会医療センターが新築移転をすることになっているが、3ヶ月半ほどMRIが使えなくなるそうだ。そのため救急輪番の脳外科疾患のMRI検査が出来なくなりその代替を残りの救急担当をする病院が診ることなどが話し合われた。実は青雲会病院は姶良市なのでこの問題の影響は少ない。ただ、まれに霧島市でにっちもさっちも行かなくなったときは受け入れてくれるかという司会者からの問いには即答で「はい」と答えた。医師会医療センターの河野院長は病院の都合で周辺施設に迷惑がかかることで恐縮していたが、事情は分かるのでそこを指摘する意見はなく、皆協力的な態度だったのは好感が持てた。

終わって河野院長が私にわざわざ挨拶に来てくれた。実は学生時代の先輩後輩の関係なのだ。特に私が1年生の時の夏の知覧川辺バスケ合宿と名古屋への西医体遠征が懐かしい。河野先生も鹿大教授を定年退職の後は医療センターの院長として尽力されている。新築移転なんてこのクラスの病院だと50年に1回くらいの大きな事業だ。青雲会病院の場合は16年前に一気に2日間で終えられたが医療センターは規模が大きい分大変らしい。それはともかく、せっかくだからと写真を撮った。それを見て先生「お互い年取ったねぁ」と一言。思えばいっしょにバスケをしていたのは45年以上も前だ。半世紀近い・・言われてちょっとびっくり。なんだかつい20年くらい前のことに思える。

他の業種ならともにとっくに定年を迎えている年齢だが、医師はまだまだ働けるし働くべき仕事がいっぱいある。ありがたいことだと思おうか。

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