2024年9月1日日曜日

メジャーリーグを観戦していたら

今日のドジャースの試合は対アリゾナ・ダイアモンドバックス戦でナ・リーグ西地区の首位攻防4連戦の第2戦だった。昨日は打撃戦の接戦で10ー9でドジャースが初戦をものにした。ていうか大谷が8回表にダメ押しの43号ホームランを放ち10ー5にし楽勝かと思いきや、9回裏に4点を入れられ結果1点差のヒヤヒヤ勝利だった。

ダイアモンドバックスってチーム、誰かスター選手がいるというわけでなくコツコツと打ち、走り、バントも厭わず全員がチーム打撃に徹する日本で言えばプロ野球選手が高校野球をやるような特徴がある。去年は前半ナ・リーグ西地区をトップで走っていたが7月に大失速しドジャースに抜かれたものの9月以降調子を取り戻し、10月からのポストシーズンでは勢いに乗ってドジャースを地区シリーズ3勝0敗で突破しナ・リーグ優勝決定戦でもフィリーズに勝ち、なんとワールドシリーズにまで進出してしまった。さすがにア・リーグのレンジャーズに最後は力負けしてしまったが侮れないチームなんである。今年も前半は今一だったのにオールスター戦後の勢いがすごく勝率8割くらいの勢いでダントツだったドジャースに一時2ゲーム差まで迫っていた。だから今度の4連戦はレギュラーシーズンの山場とも言えるシリーズだった。

日曜の今日は確か午前9時くらいから始まるはず・・あれ、9時半からのNHKBSの放送か。私の事前録画予約もそうなっていた(実はBS102で9時から放送があったのを知らず)。録画再生をしてみると・・アナウンサーが「初回、ドジャースが大谷、ベッツ、フリーマンの3者連続ホームランで・・」というではないか。へっ!と驚いて画面を見た。しかし2回表、3ー4でリードしていたのはダイアモンドバックスの方だった。何ぃ?1回の裏に先頭打者去年の新人王キャロルがセンターオーバーのランニングホームランを打ってその後3点入れ逆転していた。いやはや。まったく侮れないチームって思ってはいたがあきらめないチームもあるなダイアモンドバックスは。

この後も2回にドジャースが2点入れて逆転するもすぐに追いつき、ドジャースが1点入れるとまた追いつき・・って9回に入っても6ー6の同点のままだった。ヒットの数はドジャースが3倍以上(結果、ドジャース16本に対しダイアモンドバックスはたった5本)も打っているのに。まるでマムシのようにしぶとくて執念深い・・そう、ダイアモンドバックスってガラガラヘビの名前だった。名は体を現すってことやね。結局、9回にドジャース伏兵のエドマンが2点タイムリーを放って8ー6でようやく決着を付けた。いや〜ドジャースを応援する側からは疲れる試合だった。これで6ゲーム差を付けて残り1ヶ月、ドジャース地区優勝の目途が立ったといえよう。それにしても初回先頭から3者連続ホームランというドジャース始まって以来の快挙を挙げたのに試合は負けましたでは話にならない。勝ってこそ価値がある。

そこが去年までのエンゼルスと違うとこだよな。去年7月のエンゼルス対デトロイト・タイガースのダブルヘッダー2連戦は1年しか経っていないがすでにメジャーリーグ伝説の日といわれている。大谷が1戦目完封勝利をしてその40数分後の第2試合で今度は打者として2本もホームランを打ったのだ。今後100年こんな偉業があるかどうか・・しかしだよ。その2戦目、エンゼルスは大谷2本のホームランを生かせず負けてしまっているのよ。はあ・・。2年前も対ロイヤルズ戦で大谷が躍動。6回に14号3ラン、9回に同点の15号3ラン、2本の犠飛で4打数3安打8打点と打ちまくったが、11ー12と勝利を手にできなかった。大谷はよく打った、なおエンゼルスは敗れたの「なおエ」の典型的な試合だった。

そんなヒリヒリする試合の後半の観客席のシーンで「おおっ!カール、ギボヒサコが観客席にいるぞっ」と私は叫んだ。ビデオ観戦なのでいったん画面を止めて巻き戻し静止画にしてカールに見せた。「あら、本当」と同意してくれたよ。黒髪で鼻が高くて着ている服が赤くド派手な女性。まさにギボヒサコだ。↓画面左下の女性。

老人施設に入っているはずがこんなところで野球観戦していたとは・・。広い世の中には自分とそっくりな人が3人はいるとはよく言われるが本当や(笑)。

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