2021年10月26日火曜日

オリンピックの年には一人大腸内視鏡

本当は去年するはずだった一人大腸内視鏡、コロナやらなんやらで見送った。もう一つの理由が「私は大腸内視鏡をオリンピックの年に受けている」とみんなには説明していたからだ。東京オリンピックが1年延期されたなら大腸内視鏡も来年するかーって。それをようやく今日実施することに。そろそろ年末だし、また大腸癌検診で精査勧告される人たちが11月12月にはいっぱい来るのでもう待ったなしだった。

ただ、今回は内視鏡検査をしつつ下剤のモビプレップでの前処置を行った。あの決して美味しくはないのを少なくとも1L飲まないといけない。胃カメラを一人するたびにコップ1杯の下剤を飲む、それを4人ほどくり返し1時間15分くらい経ったころかな、いよいよピーピーゴロゴロが始まった。噴水のように排便がある。これが透明な液になるまで待たねばならない。その間胃カメラを一人くらいはやった気がする。しかし入院患者の胃カメラをする直前で「ちょっと待った」とトイレに駆け込んだ。終わってまた胃カメラの構えをしようとすると「ちょっと・・」とまたトイレへ。そして今度こそはという時に、5階病棟から連絡が入った。呼吸困難患者が意識がなく処置が必要とのこと、結局その患者さんはかなり待たされた上に別のDrにしてもらうことになった。
人工呼吸の設定はうまく行き(途中病室のトイレを借りる羽目にはなったが)、内視鏡室に降りたら午前の検査は一段落していてコッパマNsに「どうします?」と聞かれ「無論今からするよ」とセッティングしてもらった。湖西種実Nsに萩の秋君も付いて「一人大腸内視鏡」を手伝ってもらった。手伝うと言ってもほとんど私が一人で行っているわけで、途中、わずかに糞便が残っているのを水でどかしたくて副送水ボタンを床から検査ベッド上に上げてもらったくらいかな。↓右足で踏んで水流が出ている。
前回5年前は盲腸までの到達時間は3分10秒ほどだった。で、今回は3分30秒ほど。まずまずの時間だ。やはり送気をすると軽い腹痛を感じる。そして屈曲部を無理に押してもやや痛む。思わず「先生、そこ痛いです」なーんて言いたくなる。「いやいやそこはちょっと我慢しようか」と答えたくなるが・・さすがにそれはシュール。スコープを抜く時は大腸ポリープがないか画面を凝視した。一人大腸内視鏡はこれで6回目だがまだ一人ポリペクトミーはしたことないんだ。生検すらしたことない。せっかくこんなことをしているので検査や内視鏡治療もやってみたかったのだが。まあ健康な大腸なのは結構なこと・・異常なしを喜ぶことにしよう。↓は萩の秋臨床工学士と。
検査終了直前、女性陣と。左下から茶の里Ns、湖西種実Ns、ウラコさん、コッパマNs。
はあ、検査時間は短かったけれど結構疲れた。え、今度はパリオリンピックのある3年後か?もうちょっと延ばしてもらってもいいかな・・。

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