2021年10月20日水曜日

信じられないグラフ

4年ぶりの衆院選が公示された。衆院選は選挙中でも言わずもがなとりわけ重要な選挙だ。思い出すのは2009年だったか自民党から民主党への政権交代が起きたのも衆院選で自民が大敗したからだ。この時は自民党が結党した1955年以来初めて第一党でなくなり、公示前議席より181議席も減少し119議席に落ち込んだ。その代わり民主党が驚きの308議席で64%以上を占めるほどの大躍進を遂げ政権を握ったのだった。↓のグラフは今では信じられないわ。
しかしその後の民主党政権は国民に失望と嫌悪感を生んだようでその影響はいまだに尾を引いているように思える。ただ、カールに言わせると「あの時は高校の授業料がただになって民主党政権で良かった」だそうで、身近な生活感からしか判断しないのはいつものことだ。だいたいカールは「巨人と西武が日本シリーズを戦った時も私は西武を応援していたわ。だって巨人が勝っても大したセールもないもの」と関心はそこである。

当時の民主党のマニフェストには暮らしや生活に関するものが多く、最近出たある記事によると「意外にも民主党政権3年3ヶ月間でのマニフェスト達成率は75%にもなった」と」あり少し驚いた。もし4年まで続けばもっと率は上がっただろうとも書かれてある。→「民主党政権はそこまでひどかったのか?安倍政権と比べてみると…」https://gendai.ismedia.jp/articles/-/88224?page=2著者は「民主党政権の失敗は、「マニフェストを75%しか達成できなかった」ことではなく、「75%も達成したのに、それをPRできなかった」ことにある。」とも言っている。へーえ、そうか。私は今の立憲民主党にはあまり期待はしてないが事実は事実として10年以上前の政権の評価はしないといけないなと思った。

ま、選挙戦もあと10日ほどだ。イメージや思い込みではなくちゃんと政策を評価して投票することにしよう。

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