夜、23時前にネットで天鳳観戦を見ると、サブアラドDrがいつもように闘牌していた。対面の親が6万点ほども点棒がありダントツの状況だった。そしてその親が早くもリーチしていた。ただしリーチのみの手で7索と4萬のシャンポン待ちと愚形だ。しかし逆転の望みがほとんどない子方にとっては放銃は避けたいところでオロオロして通りそうな牌を切っていた。
サブアラドDrも相手リーチの圧力のせいで、7789ピンの形から通っている9ピン8ピンを落としていった。しかし4ピンをツモって来た時に、オヤ?と思った。この形、次に4ピンか5ピン、3萬のいずれかを持って来ればツモり四暗刻の聴牌になるじゃないか。
するとすぐに3ピンをツモって来て、なんと4ピンか5ピンの待ちでツモり四暗刻の聴牌。リーチしてロンしてもハネマン以上という大物手に育ってしまった。親の上がり牌7索と4萬は残り1枚でサブアラドのは5ピンが残り2枚とどちらも極めて少ない。しかしここまで来れば技術の問題ではなく運次第だ。
サブアラドの最後のツモはーと私はデジカメ動画を構えた。するとーすぐにツモったのが5ピン。役満四暗刻の完成だっ。思わず「おおっ!ツモった!」と声を出してしまったよ。
逆転したとつぶやいたが厳密には900点の微差で逆転はしていなかった。そしてこの後対面との熾烈なトップ争いをするも逆転は出来ず2位に終わった。いやーでも魅せてくれたわ〜。ただこうなったのはトップ目である親がムダなリーチをしたからだ。南1局で他とは4万点以上、サブアラドとは5万点以上も差があるのだから上がることより放銃しないようにし場が温和に流れれば良しという態度でいるべきなのだ。悪形待ちリーチ、しかも上がっても1ハンの安手リーチで大した意味はない。そこで本来なら断ヤオドラ1程度のサブアラドの手が暗刻や対子を落とせないでいるうちに子方に大物手を育させてしまったのだ。サブアラドの四暗刻は親番の相手のミスのおかげだった。
LINEでさっきの四暗刻動画を送ったら、すぐにサブアラドDrから電話掛かってきて「じゃー、今から一勝負するかぁ」と鳳凰卓での対戦となった。結果はサブアラドが3位で私がラス。がーん。私は今月に入って絶不調状態が続きトップ率が1割未満、3位4位ばっかしが続いている。八段中程だったのが気がつけば七段降段寸前だ。相手麻雀の評論は出来ても実践はイマイチ、そんな評論家ふぜいに陥ってしまっている。ああ。
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