2024年6月30日日曜日

鹿児島の大統領を選ぶ

朝8時くらいからドジャース対サンフランシスコ・ジャイアンツのライバル対決を観戦していた。これが打ち合いの接戦になりなかなか終わらない。延長戦にもつれ込み、最後は11回表にジャイアンツが大谷を敬遠した後に打たれてまた打たれてなんと7点を献上、終わってみれば14対7という大差でドジャースが勝った。しかし終了まで3時か40分以上もかかり、ピッチクロック導入で最近の試合時間は2時間台が当たり前だったの少々疲れてしまった。

さて今日は鹿児島県知事選の期日前投票に行った。実は期日前投票をするのは私は初めてだ。「どこに行けば出来るの?」とカールに聞くと「伊敷支所で出来るはず、何時までからは知らんけど」というので、調べるとなんと普段の投票日と同じ夜の8時までOKだった。夕方行ってみると私たち以外にもそこそこ投票者が来ていた。投票整理券をチェックする人、投票用紙を渡す人、投票立会人など投票日のシステムと何ら変わりない。これを事前の1週間、朝から夜まで続けるわけだから住民サービスの一環とはいえ大変やな。昔は投票日の日曜に用事があってどうしても投票出来ない人は諦めるしかなかった。最近は入院患者も出来るようにするシステムもある(これは病院勤務なので当然知っていた)。国政、地方行政に住民の意思を出来るだけ反映させようということでいいことだ。

しかし、投票権があるにも関わらず利用しない人も多い。知事選挙なんて衆議院選挙などより直接自分で県政を左右出来るわけで棄権はもったいない。東京都知事選やアメリカ大統領選が盛り上がるのもAかBかたまにCかと直接選択出来るからだ(東京都知事選は宣伝目的候補や泡沫候補が多すぎてチト白け気味ではあるが・・)。あの池上彰さんも「それぞれの都道府県で大統領を選ぶようなもの」と言い、さらに「鹿児島のGDPを調べると世界の中で、中東のレバノンやヨーロッパのスロベニア。要するにスロベニア、レバノンと同じぐらいの経済力がある。鹿児島県知事は一国の大統領を選ぶという風に考えると、自分たちで選べることが面白いなって思う」と言っている。県知事選は今自分らが住んでいるところが今後どうなっていくか直接関わりが多いのでみなさんもぜひ期日前でも当日でも選挙に行ってほしい。↓は立候補の3人。

え、私が誰に入れたかって?うーむ、それは明日のネタになりそう・・だ。

2024年6月29日土曜日

ドジャー・スタジアムみやげ話

今日の午後は見せたまえDrの院長室での麻雀だった。しかし主な話題は見せたまえDr一家のアメリカ旅行だった。ネットで旅行予約をし、グランドキャニオンやラスベガスの観光旅行とドジャースの2試合の観戦をし、大谷のホームランも見ることが出来て、満足して帰国しおみやげも買ってきてくれていた。そのおみやげとはドジャー・スタジアムで販売されていた大きなマグカップとウエットタオルで、「どちらかを選んで」と言われ、マグカップはアメリカンサイズででかく、タオルの方が少し高い(30ドル、カップは25ドル)のでそっちにした。ポテトチチップスもあったがそれも大きい。なんでもでかいんだネ。

そして山本由伸の観戦時に先着4万人に配られたボブルヘッド人形はしっかり部屋に飾られていた。この人形、ファンサービスの一環なんだろうがちゃちくもなく意外に重かった。ちゃんと陶器で作られているみたい。非売品の限定品だからすでにネット上では3万から4万もの値が付いて売られているようだ。山本由伸は現在肩の炎症かなにかで故障者リスト入りしている。見せたまえは「無理して出場しなくていいよ。選手生命が大事だ」と気に掛けていた。
ドジャー・スタジアムでは3塁側の内野スタンドで観戦していて、周囲の客らはファウルボールが来るとそれを「くれくれ」とうるさかったとか、スタジアム内での食事はやはり高かったとか、ラスベガスではスロットをし始めたが1回バーを降ろすだけで何十ドルも必要なヤツだったようでビビってすぐに止めたとか、黒人の女性に粉かけられたが無視したとか、現地の英語は何言っているかさっぱり分からんかったとか、それに旅行代金を安くするために出国は一旦韓国に行ってからアシアナ航空でLAまで向かい日本から15時間もかかったそうで「もう飛行機には乗りたくねぇ」とぼやいたりもしていた。

でも海外旅行に大谷のホームランまで見られてうらやましいわ。私も自宅でドジャースのタオルをパッと開いてちょっぴり観戦気分を・・いや、あんまし味わえないわぁ。いつか私も行きたいぜー!

2024年6月28日金曜日

及び腰のセンセイって

外来をやっていると、ちょくちょくとコロナ陽性判明患者に結果説明をして処方の希望の有無を尋ねる仕事がある。説明場所は救急外来入口の風除室か駐車場が多い。当然マスクをして話すのだが、その時のこてる院長の所作が外来スタッフの間で少々笑いものというか可笑しいと言われているそうだ。身に覚えがある。ちゃんと説明はするのだが、あんましコロナ患者と面と向かって会話したくないのだ。それで結果表を渡すときも及び腰で少々顔を背けている(らしい)。↓がその再現写真だ。

今日は風除室に待機していた初老の女性患者にドアを開け覗いてから会話のみの診察をした。↓が再現写真。
背後で外来スタッフ数名が見ていた。この後、ニッシNsは室に入り患者さんにコロナ専用治療薬の効果とその高すぎる値段を伝え、解熱剤以外に専用薬を所望するか否かを尋ねていた。私のビビり具合と比べ堂々としたものだ。過去4年近く発熱外来でコロナ患者を相手にしてきた貫禄だな。その上、彼女はコロナに一度も感染歴がないのである。私も感染したことはないがその差は歴然。今度からもっと堂々とコロナ患者に接していかねばと多少反省したのであった。

2024年6月27日木曜日

姶良の医師会懇親会

姶良市の医師会の懇親会があるとのことで大雨の中、日本料理の「反田」に行った。この会、ほとんど参加したことなかったのだが、今年から幹事をすることになった大学後輩のおせちDrが電話で「先生、参加はしないのですか」と連絡来たので、院長にもなったことだし、OKの返事をしたのだった。ただ、4月に院長になったけれど持っている名刺が副院長のままだった。朝、総務の畠鏡部長に「新たに名刺を作ってくれないか」と頼むと「これは失礼しました。早速作らせます」と言って、本当に夕方に新しい院長名刺を持ってきてくれた。これまでほとんどしてこなかった名刺交換、今日はやらねば。

参加者は16名で市医師会の会長をしているマキシンDrは出席出来ず、それに対してFaxで詫びを入れるとともに、医師会の問題点や秋予定のコロナワクチンについての内容を読み上げてくれと幹事のおせちDrに頼んでいた。なかなか熱心でおせちDrも「マキシン先生には本当にお世話になっています」と語っていた。私も含め皆鹿大第二内科出身で隣の席の望みOK病院の錯覚院長も同門だ。同じ釜の飯の仲間ってのは心強いネ。

近くに座っていたナカタケDrは奥さんが青雲会病院の糖尿病外来をしてくれている関係でお礼を言い、対面にいた眼科のOhツカンネDrは12年前に1年間青雲会病院眼科を担当していた。のみならず、彼が「麻雀がしたい」というので私の麻雀熱が再燃した経緯があった。今は打っていないようだがまた闘牌しましょうと久々の再開を喜んだ。他、ほとんどは紹介状などでやり取りする付き合いのある先生方たちだった。唯一子どもクリニックをしている調査Drとは初対面で日頃の患者さんのやり取りもない。うちの病院が子どもを診ないからこれはしょうがなかった。その調査Dr、趣味でカブトムシの生育をやっていてそれが今年何百匹と生まれ、夜はその世話で睡眠不足になっているとスピーチで話していた。そのカブトムシは多すぎて学校の子どもたちにプレゼントしているんだとか。

その他、紹介しあった患者さんの話題や最近ハマっていることなど2時間ほど語り、会はお開きとなった。大学同期の名月Drは「こうした会は今度青雲会病院のDrたちともやりたい。お互い顔の見える関係だと紹介するときでも全然違うんだ」と力説していたな。確かにそうだね。そうそう、名刺交換を4、5枚行った。とりあえずは持っていって正解だった。そして気がついたのが参加者の中でも私は上から数えた方が早い年齢だったことだ。私より年上は4人いてすべて1、2歳上なだけでほぼ同世代、つい10年ほど前はずっと年配の先生方が数多くいたが・・。まさに世代交代も実感した会合であった。

2024年6月26日水曜日

日々の事実を書く

日記ブログを書くにあたって、内輪ネタも世間ネタも特にないなあという日がままあるものだ。今日がそんな日だった。別に朝日新聞の「天声人語」や地元南日本新聞の「南風録」ではないので毎日書いてアップロードする義務も義理もない。だからネタがないときは書かずにまたネタがあった時に書けばいいか・・だがそんな姿勢でいるとたいてい日記やブログは続かなくなるんだ。実は毎日書くというのが日記やブログを続ける最大のコツなのだ。

私は以前「毎日日記を書き続けるって大変じゃない」と人に言われたことがある。「確かに大変。でも書くべき内容を思いつかなくても『今日は特に書くことがない日だ』って書いてでも毎日書くようにしている」と答えたことがある。ネタがなくても書かねばならないという姿勢だとこれはもう続けるしかなくなる。もう一つ。下手にその日あったことから某(なにがし)かの真理を見つけて自分の感想を述べようなんてしないことだ。ネタがないときはその日の事実の羅列でもいいから書くようにしていた。つまらないように思えるが後から読むとその事実の羅列自体に「へーえ、そんなこともあったな」と感慨を抱くことすらあるしー。

今日は朝は大谷の先頭打者第24号ホームランで元気もらって外来業務を開始し、それが14時近くまでかかり、人間ドックの機能評価のあった日にも関わらずそれはほとんどノータッチで他職員に任せた。夕方はちょっとしたスキマ時間を見つけ、院長室でサボっていたら、外来のずっしり師長に「先生、今何しているんですか」と聞かれ、素直に「院長室でゆっくりしている」と返事すると「外来診てくれませんか」とまた下に降りた。そしたら「正直ですね」なんて評価してもらった。ハイ、院長評価頂きました。

帰宅し夕食はカールのイタリアン料理であったが、当然トウモロコシも出てきた。


1個はパクついたがさすがに2個目は・・また明日ネ。

2024年6月25日火曜日

都知事選から考えさせられること

今、都知事選の話題が変な意味で盛り上がっている。5、6日前にほぼ全裸の写真がポスターで貼られていて「難だこれは」と思ったら案の定問題があるとして撤去になったようだ。↓ぼかしはしていないので拡大したらよく見えるカモ。

まったく立候補した人は選挙運動のつもりかしらん。これに対する弁明は「今回の選挙にて、表現の自由の重要性を主張するため、また今の社会の道徳性を変えるために、このポスターを貼ったため、公権力から強制的に剥がす行為をさせられることは非常に無念ですが、私はあくまでルールの範囲内で、合法の範囲内で選挙を行う意向ですので、警視庁がルールを示した以上ポスターは速やかに剥がしていく予定です」だって。あのポスターが表現の自由や初回の道徳性について考えさせられると思う人はまず皆無だろうて。

それと19枚ものポスターを両脇に並べた「NHKから国民を守る党」のは明らかに宣伝ポスターといっていいだろう。そもそもポスター掲示板は政見放送についてくるオマケみたいなものと認識しているそうで、供託金1名300万円を支払っても元を取れると判断してのことなんだろうな。都知事選では供託金没収を避けるためには有効投票総数の10分の1必要で、まず19名全員の全滅は火を見るより明らかだ。しかし5700万円分の宣伝価値があると見込んでいるわけだ。でも話題をさらうだけのために都知事選が利用されているわけで本来の選挙とはほとんど関係ない。こうした手法が横行するのは気分よくないな。

本来供託金は当選を争う意思のない人が売名などの理由で無責任に立候補することを防ぐためのものだが、都知事選に関する限り有効ではないようだ。実は選挙の供託金制度は海外でもあるにはあるのだが最近減りつつあるそう。G7では日本とイギリスだけでカナダなどは最近止めたという。ではそういった国は無責任候補の除外をどうしているかというと、推薦人を集めないと立候補出来ないシステムらしい。およそ選挙で本当に勝ちたい人は推薦人も事前に一定以上集められるはずだからというわけだ。そうすれば少なくとも今回のN党のような大量候補者による選挙ジャックは防げるだろう。ただ推薦人を集めるのはやや時間が掛かる面もあり急な選挙には向かない欠点もある。ただ、今回のような「ひどい」選挙ポスターが露呈される状況は改善することだろう。

そうそう、選挙予想だが現職の小池百合子でまず決まりだろう。次点は蓮舫か。もし蓮舫がそうだったら悔し紛れにこう言うのかもな。

「2位じゃだめなんですか」・・ケケッ😏。

2024年6月24日月曜日

トウモロコシで思いをはせる

昨日の午後、カールとゲンちゃんが仲良くいっしょにソファで過ごしていた。ゲンちゃんはやっぱりカールママが一番のお気に入りなのだ。

だがこの後「ゲンちゃんのお耳がくさーい」とカール。この前はお尻が化膿して排泄してもらったが耳も感染しているようだ。それでカールはまた動物病院に連れて行った。LINE連絡で「ゲンちゃん、耳の中が化膿してました。点耳をしました。」と来た。これでよくれなればいいね、ゲンちゃん。

夕食はほぼトウモロコシ。今が旬ということもあるが、カールの山梨の友人コマミさんが自分で作って送ってくれたものなのだ。もともと裕福な農家の出身であるコマミさんだが自身が農作物を作るなんて「彼女もずいぶん変わったわ」とカール。せっかく頂いたからには食べなきゃとづくし料理になった。↓右のトウモロコシはホワイトと呼ばれる品種でその名の通り実が白い。ただ味は甘くて美味しいが黄色とそこまで変わっていないような・・。

昔ビタミンの授業でトウモロコシばかり食べていると「ペラグラ(皮膚炎、胃腸障害、最後は精神症状を起こす)」という病気になって命を落とす危険があると習った。
ビタミンB3のナイアシンがトウモロコシには入っておらずこれが不足して起きるのだ。原因が分かったのはほんの100年ほど前で、当初は感染症と考えられていたなど、同じビタミンB1のチアミンが不足して起きる脚気のパターンとよく似ている。ま、今夜のこれくらいのトウモロコシづくしくらいではペラグラになる危険性はない。アメリカ大陸からもたらされたトウモロコシは作りやすさでヨーロッパに広まったはいいが、貧しい人たちはトウモロコシをゆでて食べる食事しかなくペラグラになり悲惨な目に遭っていた。

現代は食べ過ぎを注意されるくらいだが、こんな時代になったのは先進国においてほんの5、60年前くらいからだ。ペラグラや脚気になる心配なく過ごせることに感謝しつつトウモロコシを美味しく頂きました〜、パクパク。

2024年6月23日日曜日

結局教えてくれなかった

夕方、家の固定電話に電話があった。うん?これはちょっとやばい電話かもな。カールが出た。少し話ししただけで私に代われという。ああ、やっぱり。中古車販売のガリバーからだった。

2週間ほど前、ネットで「あなたの車の査定は?」「35秒で簡単入力」なんてあったから、ふと興味本位で入力したのだが、あとから入力された電話にお電話をおかけしますというから「しまった」と思った。こっちは簡単にすぐに知りたいだけ、それに今はプリウスを売る気なんてさらさらないのだから後から電話だなんて面倒なだけだ。それでカールに「すまん、オレのミスでガリバーから電話がかかってくるかもしれん。その時は興味ないですって断って」と言っておいたのだった。

でも一応電話かかってきたのでプリウスの値段を聞いておこうか。相手は年式、色、事故歴やキズの具合などを尋ねてきた。しかしー。すぐに今のプリウスの中古値段を教えてくれるのかと思いきや、後でTV電話を使って会社の者がお宅と会話してもらうとかなんとか。私はここでもう「あのー、もういいです。値段は知らなくてもいいし、それに絶対に今売る気はないので」といって強引に電話を切った。

はぁ・・。35秒、いや1分程度で自分のプリウスがどれくらいするのか知りたかっただけなのに、何度も連絡取り合ってTV電話面談に応じないと教えてくれないんだ。そこまでして知りたくもないんだよ。自宅電話番号も知れてしまったしね。結局、プリウスの値段は最後まで教えてもらえなかった。トホホ。

カールも「私も以前似たような目に遭った」という。それは、県のある政策に反対する署名活動に協力してくれと言われ、自分もそう思うからと署名(住所と電話番号は当然書く)に応じたことがあった。それはそれで納得はしていたのだが、それからしばらくしてその一件とは別の封書が届いた。中身は「県知事を辞めさせる運動」に協力を求める内容だった。これに「私は政策は嫌だったけど別に知事に辞めて欲しいと思っていない。前の署名の個人情報が使われている」と少々嫌気が指したんだそうだ。

今の時代、個人情報はあんまし気楽に教えるもんじゃないねっ。

2024年6月22日土曜日

王貞治はなぜ紅白審査員に選ばれなかったのか

朝っぱらからサブアラドDrからLINEにメールが来た。「七段昇段しました」と。ちくしょ、最近ネット麻雀が絶好調でつい10日ほど前は1200P前後で私といっしょくらいだったのに、すいすいとポイントを重ね、ついに2400Pに到達し七段昇段を果たした。私は1300Pあたりをうろうろして昇段どころではない。七段に上がると鳳凰卓という最上位の連中のみが戦える場に参加出来る。サブアラドDrは実に1年3ヶ月ぶりの鳳凰卓だ。私は年始めまではそこにずっといたのだが3月に六段降段してからはなかなか復帰できていない。「まあ、キミも頑張りたまえ」なんて上から目線で言われちまったヨ。まあ麻雀に限らず勝負事ってのはなぜかしら調子が上向く時がある。同じように打っても結果は散々になるなんて麻雀にはよくあり、せいぜい今を楽しむこったな、チキショー。

てげてげ先生から定期のメールが届いた。メールの中に東京に出かけた際に「懐かしい福寿司グループの方々が集まって、楽しく歓談できました。いつも美味しい寿司を握ってくださった大澤さんの思い出などに、花が咲きました。あの王選手が35年間、福寿司で12月31日の年越しを続けられたそうですが、その色紙を並べると実に壮観です。王選手と大澤さんの深い信頼関係を実感できます」との一文があった。福寿司という寿司屋で年越しをするのが王貞治選手の恒例だったという話題だ。その証拠というか毎年色紙をその福寿司に寄贈していて1965年(昭和40年)からのものが毎年飾られ写真も添付されていた。↓全16枚。王が引退したのが1980年だから最後は868号と書かれている。

いや、しかし壮観だ。V9時代には「努力」の字が多い。後半になると自身のホームランの記録が書かれ、写真はこの後もあり2006年まであり、最後は「氣力(旧字体)」ばっかしだったね。

福寿司は浅草の雷門から浅草寺に向かう仲見世通りをちょっと20mくらい歩いて左に曲がった所にあり、王貞治の早稲田実業野球部の1年先輩の大澤さんと誠実で温かい人柄の奥さんとがこじんまりとやっていた寿司屋さんだ。てげてげ先生は縁あって東京出張の際はしょっちゅうそこを利用し、東京の夜の社交場のような場であって、様々な人たちと「福寿司ファミリー」ともいえる交流があったそうだ。惜しまれつつ2013年3月30日に店じまいされたとのこと。↓てげてげ先生の「難病医療と我が人生」より。

ここで私にふと疑問が生まれた。大晦日といえば紅白歌合戦だ。王貞治くらいの有名人ならばその審査員に一度や二度は呼ばれたことだろう。しかし現役時代から引退してもしばらくは大晦日を福寿司で過ごしたということは・・もしかして一度も紅白審査員にはなっていないのかな?こんな些細な疑問も最近はネットで簡単に調べられる。審査員はだいたいその年活躍した人かNHKの番組に関係する人たちが選ばれることが多い。野球界も大谷翔平(2016)、田中将大(2013)など優勝した年に選ばれ、古くは江夏豊(1968)鶴岡一人(1969)、古葉竹識(1975)、川上哲治(1976)、上田利治(1977)などいて長嶋茂雄も2000年に出ている。で、調べてみた。で、驚いた。世界の王さんは一度も選ばれていなかったのだ。NHKが王貞治に審査員を一度も打診しないはずがない。しかし王は福寿司で必ず1年の終わりを振り返り、新しいの年の決意を色紙に残すといういわゆるルーチンを絶対に崩さなかった。ずっと断り続けていたのだろう。そのうちNHKも打診はしなくなった・・のではないか。

このエピソードを知り、私は福寿司という寿司屋の魅力と、そことの縁を何より大事にし、何があっても継続するという王貞治の凄みを感じた。打者として野球人としてこれはいいという練習を飽くことなく彼は続けていたのじゃないかな。飽くことなき練習、それが希代の大打者を生んだ。それは大晦日には福寿司で過ごすという習慣を絶対に崩さなかった姿勢と相通ずるものがある。今日の日記タイトルで「なぜ紅白審査員に選ばれなかったのか」と私は書いた。しかし、事実は逆で、王貞治のルーチンを崩すことが出来ず選ばれなかったのはNHKの方だったのである。

(さらに調べてみると、短時間の応援ゲスト出演は4回あった。出演後きっと福寿司に向かったんだろうな)

2024年6月21日金曜日

大雨対策はうまくいったけれど

前夜から何度も災害・避難情報が鳴ってうるさいくらいだった。毎晩見るNHKBSのMLB&ワースポも大雨のせいで衛星アンテナの感度が下がりしばらく見られなかった。そのまま床寝してしまい夜明けに起きたが雨はまだ降り続いていた。で、一番の心配の種、高速道路の通行状況をネットで確認するとなんと鹿児島のほぼ全域が通行止めになっていた。これは・・。↓午前5時29分のハイウェイ情報。

思い出すのは5年前の7月1日だ。梅雨前線の影響で未明に大雨になったが自宅を出るまでは高速は通行止めになっていなかったはず。しかし私が北インターに入った直後に通行止めになった。その結果鹿児島から吉田インターまで大渋滞に陥り、いつもなら5分で通過の距離に4時間もかかり吉田インターで降りてからさらに姶良の青雲会病院までプラス1時間もかかった。10号線も通行止めらしいから一般道も大渋滞になるはず。あの渋滞に巻き込まれるのは絶対にごめんだ。鹿児島から蒲生に抜ける県道を早めに利用しなければ。それで午前6時過ぎには家を出た。

私の目論見は大正解。まだ渋滞はなく県道はすいすい。吉田インター近くまではまったくのスムーズでインター過ぎたあたりから車が増えたが渋滞というほどではなくゆっくり進むといった程度。さすがに午前7時前あたり姶良に着く頃は鹿児島に向かう車が渋滞しつつあったがさしてとどまることなく7時には病院に着いた。いつもより1時間以上早く着いたがこれで正解だった。7時半に鹿児島の家を出たタクミDrなど病院に着いたのは12時を過ぎていたのだ。「生まれて初めて車中でおしっこをしました」とその手のグッズを持っていたタクミDrは振り返っていた。↓は吉田町で6時43分、もう少しで姶良という地点。車は多いがゆっくり進んでおりイラつくほどではなかった。

人間ドックの診察や内視鏡を担当するオルドリバDrは「着くのは11時くらいになるのでこのまま行くのは止めましょうか・・」なんて携帯から電話してきたそうだが「絶対に来て」と伝えた。というのも先のタクミDrに並ぶンDr含め内視鏡担当医が誰も来ていないんだ。で、私が外来はせずに内視鏡を一人でした。その前に人間ドック診察、スメア検査までしたよ。まさに孤軍奮闘、11時過ぎにオルドリバ、11時半に並ぶンDrが来てようやく内視鏡を離れられた。やれやれ。

午後はゆっくりかと思いきや、外科から上部消化管出血でヘモグロビンが6台に下がった患者の胃カメラ(結局急性十二指腸潰瘍出血で内視鏡止血した)、脳外科から黄疸と胆道系酵素悪化の総胆管結石患者のERCP(ERBDを入れ減黄に成功)といった緊急内視鏡に、タクミDrから大腸内視鏡が奥まで入らないという連絡で大腸内視鏡をしたり、今日は本来は外来業務なんだけど・・とぼやくことしきりだった。その外来も夕方に30歳代の生後1年半の赤ちゃんを抱える産後うつ病の女性の診察もあった。どうにかしてあげたいが、家庭内の問題も抱えていて、明らかに内科というよりは精神科、心療内科あるいは周囲のサポートが必要なケースだった。そこに救急搬送の患者が2件来て・・いや、これはさすがに私ではなく外科の非常勤のケイブンDr担当で、結局どちらも内科入院になりその主治医を私がタクミDrとカユカDrに割り振った。

そんな超忙しの日々、メジャーリーグは大谷翔平の先頭打者ホームランが飛びだし、スカッと出来た。ほんま、大谷の活躍には日々元気もらってマース!

2024年6月20日木曜日

ほら、あなたと同じ名前の人ってこの人よ

そう言えば昨日はもう一つ外来でちょっと面白いことがあった。

6月から外来担当で入職したイマタニさんという看護師がいる。年の頃は30歳半ばくらいか。朝礼の時に挨拶を聞いただけで外来業務で会話する機会はなかった。それが例の脳出血患者でバタバタした後、ちょっと空白時間にイマタニさんが私の診察室にやって来た。すぐに出ようしたのを呼び止め、「イマタニさん、名前の『カエラ(仮名:実際は別の名前)』って芸能人の名前と同じだね」と言ってみた。すると「ええ、木村カエラですね」と返事をしてくれた。女の子には親は芸能人と同じ名前を付ける傾向が男の子に比べて多いよね、なんて話をしてその場は終わった。

外来業務も一段落したころ、私は先ほどの彼女の名前が気になってMacBookProに保存している「写真」アプリから「カエラ」という名前を検索してみた。以前同じ名前があったような・・すると、2013年11月に4階病棟の新人看護師で同名者がいたのだ。名前は「モトムラカエラ」だった。へーえ、少し珍しい名前でもいるんだなとその写真を眺めた。あまり記憶にある看護師さんではなくすぐに辞めたのだろう。

で、外来の終礼が終わったころ、ちょうど先ほどのイマタニさんがいたので呼び止めて、「ほら、ずっと以前にもあなたと同じカエラって看護師さんがいたんだよ」とパソコンの画像を見せた。「へーえ、そうですか」と画面を見てくれた・・。そばにずっしり師長もいて「何なに」と覗いてくれた。しかしイマタニさん、挙動がおかしい。笑うような顔を歪ませるようななんとも言えない態度でずっしり師長の腕をつかんで下を向いていた。

「うん?どうしたの」と尋ねても「いや、いや」とうつむき、苦笑いする態度が消えなかった。ずっしり師長には何事か語りかけている。「なに、どうしたん」と私が問い詰めると・・本当に驚いた。なんと、11年前のモトムラカエラとイマタニカエラは同一人物だったのだ!「1ヶ月ほどで辞めてしまったので・・」「誰も覚えている人はいなかったのに・・」と。いや、言われれば似ているとは思ったが、11年前の方が年配かなと思えるほどで全く年を取っているようには見えない。わりにあっさり顔でさほど特徴がないからか。写真を撮った私も覚えていないくらいだし。ただ、以前ほんの少し勤務していたことがこんな形で露呈するとは。

上の写真、どちらがイマタニでモトムラか分かるかな?まあ、ナースキャップを着けている方が古いはずで、左が現在のイマタニさん、右が11年前のモトムラさんと分かるが、写真を見ても右の方が少し老けて見えたのよ。だから同一人物とは思わなんだ。いやいや、本人も驚いただろうが私もびっくりでしたヨ。

2024年6月19日水曜日

言霊が飛ぶ

昼の15時から外来業務が始まった。すぐにずっしり師長から「リハビリの患者さんの診察とカルテコメントを」と頼まれ、数人の患者さんを軽く診てリハビリ室へ促した。その中にちょうど50歳でリハビリに来ていた男性患者がいた。左の片麻痺であるのはすぐに分かった。で、診察室に戻ってから病歴を確認してみた。「50歳なのになんであんなになった?」と興味が湧いたからだ。

で、案の定というか脳出血が原因だった。6年前に発症し、他県脳神経外科病院で治療後、帰鹿し、リハビリのため当院に通院していた。私はずっしりさんに「50歳前に脳出血、その後麻痺が残るなんて人生もったいないって思わないか」と問いかけた。彼女は「ねえ」と相づちを打ち、そこに私は「ボウリングも出来ないし、麻雀もスムーズに打てないんだぞ」と言うと「そこぉ?」と。いやいや正直そう思っているが、無論それ以外にも様々なハンディキャップを負うのは明白だ。「だから高血圧をちゃんと治療しなきゃっていっつも言っているんだ」と高血圧をなめて治療に応じない40歳代50歳代の多いことを嘆いたのだった。

それから約30分後、「先生、救急依頼が来ています」とずっしり師長から連絡が入った。水曜午後は私が救急車担当だ。「どんな?」と聞くと「自宅アパートに入ろうといたら崩れ落ちて動けなくなったんだそうです。52歳男性です」だと。なにやら脳外科疾患ぽい症状だ。運ばれて来た患者は意識はしっかりあるも右半身の知覚異常がありやや発語が悪かった。すぐに頭部CTの指示を出し見てみると・・案の定脳出血だった。右被核部の出血だ。病歴を確認するとなんと昨年10月に高血圧の治療が開始されていた。

内科のタクミDrから4、5年前から健診などで高血圧治療を勧められていて、ようやくその気になったということで、翌11月は私が降圧薬のDo.処方をしていた。しかしーだ。その後パタッと来なくなっていた。本人に別の病院で処方してもらっていたか尋ねたが、本人判断で受診を止めていたのだ。あーー。↓が左脳の被核出血のCT写真で、これはネットから拾ったものだが、ほぼ同じ所見だ。ここまではっきり所見があれば、後は脳外科のカワゼンDrを呼んでこの後の入院指示を依頼して私の役目は終わった。

高血圧ってまず症状がないのよ。痛くも痒くもない。なのに医者は「毎月病院に来て薬をもらって飲んで下さい」と言う。それって元気な50歳には「めんど。通院して薬飲まなくてもいいっか」となりがちなんだ。薬開始するときには「基本的にずっと飲み続けないといけない」って説明はするんだがー。一生飲まないと行けないというとそれだけで飲むのを止める人がいるんだよ。でも高血圧ってたいてい一生続くの。薬飲むだけで上のような病気を起こさずに済めばその後の人生がどんな豊かになることか・・。

問診を詳しく聞くと、崩れ落ちた後30分近く動けず倒れていたところ、隣人に発見され救急通報となったそうだ。で、その崩れ落ちた時刻を逆算すると、ちょうど15時ごろだった。はっ!私とずっしり師長が「50歳くらいで高血圧放置して脳出血する人がいるんだよっ」って言っていた、まさにその時だったのだ。怖っ!

2024年6月18日火曜日

ゲンちゃんファーストだけれど

朝、内視鏡の仕事中に、カールからメールが届いた。

「ゲンちゃん、お尻が化膿していたわ。クサ」「注射した」「ケンカじゃなかったわ、ごめんなさい」

これはゲンちゃんを近くの動物病院に連れて行ってのことだな。ゲンちゃんが最近膿臭いので、カールは「これはきっとこの前のハナビとのケンカで耳たぶが傷ついたからだ。もう、ハナビはダメね、ゲンちゃんに意地悪するなら譲渡会に連れて行かなくちゃ」と息巻いていたのだ。

「肛門腺を絞り出したら。くさい化膿した膿がでてきた。連れて行く車の中が窒息するほどくさかったわ」だったそう。

そういえば家のゲンちゃんのトイレも臭かった。ネコは肛門周囲が化膿しやすいんだという。ただ耳もちょっとしたキズがあったのは確かだ。ともかくもゲンちゃんの臭さの原因が分かってよかった。抗生剤注射が2週間は持つんだって。ハナビも犯人扱いされて迷惑だったな。なにせカールは「ゲンちゃんファースト」を謳っているから。ハナビは私には懐いているが、カールにはまだ簡単に触らせてくれない。まあじきに慣れてきて、なでなでしても何も抵抗しなくなると思うけどねぇ。
譲渡会なんかに連れて行かれないようカールママにも優しくしようね、ハナビちゃん。

2024年6月17日月曜日

シホねえと飲もう!

朝は早くから起きてドジャース対ロイヤルズ戦を見た。月曜の朝はアメリカ西海岸の日曜の午後だ。大谷の第2打席、一発でホームランと分かる打球だった。さらに第3打席もホームラン。やるねぇ!こりゃ朝から気分がいい。大谷のホームラン以外に両者点が入ってなかったのだからまさに千両役者だ(このあとドジャース、フリーマンもホームランを打った)。

さて、昨日の午後のことになるが、久しぶりにシホねえNsからLINEに連絡が入っていた。シホねえは以前は青雲の内視鏡室に勤務していたが7年前に辞めてプーさん病院に転職した。ずっと以前はカールらといっしょに韓国旅行や台湾旅行にも行った仲だ。

今回のメールは「こんにちはーーー😊まっつん、院長になったんですか?」から始まって「ERCPは現在青雲は誰がやっているんですか〜」と質問があり、どういうことかというと、実は土曜の夜21時ごろから青雲からプーさん病院に紹介された患者さんのERCP検査があったんだという。いやはやそれは休みのことゆえ知らなかった。それで今日カルテを確かめた。うーむ、確かに緊急でERCPをやって総胆管結石に対する治療をやらねばならないケースだった。それで今日またメールで「あれが平日の昼間だったらたぶん青雲でERCPをやっていたかも。土日はプーさん病院さんがいて本当に助かります。シホねえさんらのおかげです。感謝。」って送った。

土日や夜間はうちではスタッフの数の問題もあって最近は内視鏡検査や治療が出来なくなっている。プーさん病院は一応スタッフがそろっていて時間外緊急内視鏡も対応してくれるので本当に助かる。ただ「土日のオンコールは多いですよ」なんだって。シホねえも大変だぁ。

で、メールのやり取りをしていると、カールが「シホねえさんとまた飲みたい」と言っている。飲むのが大好きなシホねえも「また飲み会をしたい。旦那も紹介したいしー」と返信するからカールも「ぜひぜひ」と乗ってきた。で、7月にどこか日を決めて「ビアガーデンでも行きましょう♪カールさんによろしくお伝えください」ってことになった。ふむふむ、シホねえが辞めてから2回ほど飲み会をしていた。ただ、それもコロナ以前だから本当に久しぶりだ。そんなこんなでカールは喜んで「うわ〜、またシホねえさんと飲めるわ〜。で、テル君も行く?」と言いやがった。こいつ何言っている。シホねえはそもそも私の知り合いだぞ。私が行かんで・・・ううむ、お酒飲めないしなー。いや、久しぶりだしやっぱり行こうぜ飲み会。↓は7年前の青雲を辞める日のシホねえNs、泣いています。

2024年6月16日日曜日

父の日に思うこと

ゲンちゃんが少し元気がない。朝ご飯も一気に食べないし畳部屋でぼてっと寝そべっている。

カールは「何かお顔を近づけると少し臭う」と言う。どうもカール不在時にハナビとケンカしたのが良くなかったと思っているようだ。梅雨に入り蒸し暑くなったせいもあるかも。「ネコは冬より夏は食欲が落ちるらしい」ともカールは言う。ふーん、そんなものか。今年の7、8月で満14歳を迎えるから元気がないとちょっと心配するな。

今日は父の日で夕食は少し奮発してくれてちょっと豪華なビーフカレーだった。カールが「別にテルくんはお父さんではないけれどね」と。柔らかくて美味しいお肉でした。満腹。

父の日プレゼントは実はこの前日記に書いた今年のアロハシャツでセージからだった。母の日に比べ父の日イベントは少し地味だ。まあ別にプレゼントはなくても私が健康であることが子どもたちにもとっても一番いいことだろう。父が不健康で早死にでもしたら孝行も出来やしない。逆に私からすれば子どもたちが健康であり普通に生活してくれさえいれば何も言うことはない。

この年になれば子どももネコでも元気であってくれればそれ以上多くは望まないってこと。「健康第一」父に日にそれを強く思うことだった。

2024年6月15日土曜日

こんな綺麗な看護師さん

5階病棟が久々に飲み会をするというので私も参加することにした。仕事終わりでないというタイミングゆえにドクターの参加は当初姶良在住の信号Drだけだったようだ。私は夜19時からの会に車で姶良まで向かった。帰りも車、そう、飲み会といいつつ全くアルコールは飲まずの単なる食事会参加のつもりだ。もともと日頃もアルコールを口にしないので飲めないからといって別に平気なのだ。ここ10数年の飲み会では先週のミニ同窓会のように飲まずに過ごすことがほとんどなのである。

場所は「わび助」という焼き鳥&居酒屋で参加者は看護師がほとんどだが事務や助手などもいて26、7名くらいだった。一応飲み放題だがビールはジョッキ2杯までということ。みんながんがん飲んでいたねぇ。そして日頃の憂さ晴らしなのかよくしゃべり声が大きい。隣の部屋に男性の集まり10数名がいたがトイレから帰る際に両者の声の大きさがえらい違いだった。5階病棟のはちょっと耳を近づけないとお隣さんと会話しづらいほどでそれが2時間以上延々続くんだもん、すごいパワーだ。私は閉めの挨拶で「みんが元気がすごい。元気があれば何でも出来る」とどこかのプロレスラーのようなセリフを言ったがまさに実感だった。

日頃は仕事での会話がほとんどなのでこうした会ではそれぞれの好み、諸事情などいろいろと聞けて面白かった。今年は入った新人さんたちはまずは名前の確認が先で名字を名乗ってもらってから名前を当てたのが1人、姓名全く思い出せないのが1人、あとはかろうじて名字をかすかに覚えていたくらいで今日お話ししたから今度病棟ではきっと当てられるだろう。

それと以前からいる看護師で私の背後にいた20歳代らしき看護師が誰か分からなかった。そこで思い切って「ええと、君の名前は〇〇さんだったっけ?」と尋ねたら「先生、私ですよー、××です」と言うからびっくりした。日頃、病棟で会えば必ず話しかけるのが習慣で当然姓名ともに知っている看護師だった。髪型がロングになって日頃とは全く違うこともあったが、目を二重に整形していて(それも知っていたはずだったのに)、仕事の時とは別人のようだったからだ。ひえー、ずっと綺麗になっているねぇ。「綺麗すぎて分からなかった」と正直に言ったよ。↓笑顔も自然でとてもいい。

ずっと昔、30年近く前、鹿児島の病院でのこと、そこに勤務している看護師のことを別の看護師から「あの人は目を整形したのよ」と聞いたことがあった。ただ、二重で確かに見た目悪くはなかったがどこか控えめで自分に自信を持っていない感じだった。そのことを20数年前のこてる日記でネタにしたことがある。私は「顔は整形したが心の持ちようまでは整形されていない」と評したものだった。しかし、今回の5階の××さんは整形したことも正直に言っているし、なにより以前よりもずっと自分に自信を持って行動しているのがよく分かる。だから私は「こんな綺麗な人いたっけ」と思ってしまったのだ。

今回の飲み会、いろいろあったが一番印象に残ったのがその整形彼女だった。

2024年6月14日金曜日

入院患者数は昨日と変わってはいないけれど

今日は典型的な忙し青雲会だった。

そもそも外来患者が多かった上に、可愛いんだ理事長が休みだったこともあり、定期受診患者も救急患者も多数診る羽目になった。そのうち3人が消化管出血疑いの貧血患者で他施設からの紹介患者もいた。貧血患者3人のうち中年男性は絶対入院だろうと内視鏡をすると確かに出血性胃潰瘍の所見はあったのだが、すでに出血は止まっていてぎりぎり外来でフォローアップできそうだった。そのことを伝えると、その患者はホッとして「明日から長距離は大丈夫でしょうかね」と言ってきた。なんと仕事は長距離ドライバーでこんな状況なのにまだ「仕事をー」ということか。日本人は仕事中毒と諸外国から言われるけるワケが分かるわ。「お勧め出来ない。会社と相談して少し休んだ方がいい」と処方とアドバイスはしたがどうだったか・・。

某施設入所の高齢女性患者が車椅子で職員に付き添われ受診して来た。今月始めに新型コロナに罹ってそれは治ったはずだが食欲不振と体重5kg増加があるという。ともかく診察をし採血と腹部CTを指示しておいた。他の患者さんを診ている間にその結果が出た。コロナの影響はないようだが採血で炎症反応が異常に高い。職員は「肺炎は?あるいは腹水がたまっているのでは」と気にしていたが、膀胱が異常に膨満し腎臓まで尿が停留していた。これは泌尿器科だ。直接PHSで泌尿器科に連絡し「泌尿器科的処置が必要」と、少し戸惑っている合い言葉Drを押し切った。結果は私の予想どおり。後で外来のホットウォーターNsが「先生、ミルクセーキでした。いっぱい出てきて1400mlもありましたよ」と。ミルクセーキとは言い得て妙だ。要するに膀胱の働きが悪く感染して膿尿を伴う急性腎盂腎炎だったのだ。そうじゃないかなと思っても処置は泌尿器科でないとー。問診で職員が強調していた新型コロナ感染はいわゆるノイズだったのだ。

夕方にはまだ未実施の上部消化管内視鏡を3件やり、3人のうち1人はそれまで胃カメラ歴が全くなく、イヤな予感どおり結果は進行胃癌だった。男性で貧血を起こす人には胃や大腸の癌を頭に入れておかねばならない。これは夕方のうちに外科Drにその後を託した。結局たくさん重症患者を診たようだったが入院担当は1人だけとなった。他、入院患者で婦人科に紹介していた高齢女性は子宮の病変という私の見立ては当たっていた。また血液疾患で入院していたこれも高齢女性は胆嚢炎を起こしているとして外科に依頼し外科転科となった。

結局、私の入院担当患者数は差し引き変わらず。その結果だけみれば仕事は増えも減りもしていないように見える。しかし内実はそうではないとこの日記を読んでいる人は分かってくれるはず、だよね。

2024年6月13日木曜日

見せたまえ、大谷のホームランを

今日のドジャース対レンジャーズの試合、1回裏に大谷のホームランが飛びだした。第17号で昨日に続いての完璧なホームランだった。

大喜びするドジャースファンの観客席を私はじっと観察した。だが、映像はすぐに大谷のグラウンド1周する姿やチームメイトの姿になり観客の様子の映像はほんの一瞬だった。実はこの日記にもたびたび登場する見せたまえDrが家族で観戦に行っていると知っていたからだ。画面に映っていないかな〜。LINEで「昨日のドジャース大勝の試合は観戦したのか?」という私の質問には「こっちは6/12AM8:10 残念ながら昨日は観光(アンテロープ、グランドキャニオンなど)であった。今日と明日 試合観戦の予定じゃ」とのことだった。写真も送られて来ていた。


おお、観光写真をよくある風景だ。確かに日本では決して見ることのない感動的な風景だ。他にラスベガスでのスロットマシンかと思われるところでの写真もあった。

で、試合が終わってちゃんと大谷のホームランは見たのかと聞くと、「生で見たぞ〜大谷のホームラン、試合は負けたけど満足じゃ。まわりの外人さんたちとハイタッチしたりして楽しかったぞ。今日は山本由伸の先発、ますます楽しみじゃ〜😄」との返信だった。すぐに「うわー良かったなぁー。私は内視鏡検査を急かす看護師を振り切って大谷の打席をネットのSPOTVNOWで見ていた。ホームラン打ってガッツポーズしてから検査に向かったわ」「ただ、山本は先日のヤンキースとの試合での疲れを考慮されて登板延期になった。そこは残念だったー。どのあたりで観戦しているのかな〜?録画しているTVでお前の顔が映らないかチェックしているのだが・・」と送ったが、今日はそれ以上の返信はなかった。

しかし、現地観戦して大谷のホームランも見ることが出来たなんてほんまにラッキーだ。だいたい大谷のホームランを生で見るチャンスは162試合で年間40本くらいとして4回に1回くらいしかない。数年前までお産の待機で鹿児島県すら脱出することもなかったのに頑張ったご褒美だよ、きっと。帰って来たら土産話をまた聞こうっと。

2024年6月12日水曜日

え!病院にネコが?

夕方、外来業務も終わり、外来看護師たちも帰り支度をしているようだった。私は診察室でしのぎ製薬のMRのザワザワ君の訪問を受け、会話をしていた。前回訪問して話題になったのが以前担当していたしのぎ製薬の先輩MRの写真だった。私がやって来るMRたちの写真をパソコンに残していて7、8年くらい前のを見せたら「あ、カネコンさんだー」とか懐かしそうに言い、で、そのこと今は京都にいるカネコンMRに教えたら、えらく喜んでいたんだと。

そうしてしばらく写真ネタで会話していたら、突然、外来ベテランNs3人が私の診察室を覗きに来た。「なに?どうしたの」「いや、病院の中にネコが入り込んでいるようでー」「は?」

ネコなんていやしない。でも私にはすぐに分かった。「すまないねぇ、そのネコはこれだよ」と自分のパソコンの画像を指さした。

この前6月5日に日記ネタにしたゲンちゃんとハナビの睨み合いの動画を再生(しかも音を大きく)していたのだ。ゲンちゃんのうなり声が外来スタッフの耳まで響き、「すわっ!ネコ侵入」と勘違いさせたのだった。「もう、センセイ。いい加減にして」と呆れられたけどね。

ベテランMRだけでなく動物も検索できるのよとザワザワ君に教えていたらゲンちゃん&ハナビが出てきて「可愛いですねー」と言うから「そうでもないのよ、この2匹」とその動画を見せていたのだった。ハハハ🐱🐱🐱。

2024年6月11日火曜日

ジャパニーズ・ウイスキー

昨日帰って来たカールがいろいろ語ってくれた中に「チッチの先輩からもらったというウイスキーがとっても美味しかった」というのがあった。サントリーの「響」だという。聞いたことはあるがお酒に弱い私は飲んだことはもちろん見て触ったこともないお酒だ。

「私もよく知らなかったけれど香りといい味といいびっくりした」とカール。実はカールがチッチのためにアップルパイを作ろうとして「香り付けに使うラム酒がない。あらここに人からもらったと聞いたウイスキーがある」と瓶を開けたんだそうだ。その時の凄くいい香りに驚いて、パイに少量使った後、飲んでみたら味も素晴らしいと三杯くらい飲んだのだとか。チッチが「あれ、すごく減っている」と指摘のが「響」だったのだ。

サントリーのブレンドウイスキーで公式評によると・・

テイスティングノートは「華やかに広がる、やわらかい味わい。日本のウイスキーならではの美しくバランスのとれたハーモニー」

は「琥珀色」
香りは「ローズ、ライチ、ほのかなローズマリー、熟成した樽の香り、白檀」
味わいは「ハチミツの透き通った甘さ、オレンジピールチョコレート」
余韻は「繊細、やさしく穏やかに続く余韻、ほのかなミズナラ」

ということで、いやーウイスキーって語るもんだねぇ。ただカールの感想のほうが聞いて飲めない私でも「飲んでみたい」と思わせたぞ。カールの「響」はいわゆる何年ものとは違い「響」の中では中くらいのバージョン(ブロッサムハーモニー:実売価格で3万はするらしい)のようだが、それでも素人を感激させるほどの代物だった。

最近、ウイスキーの世界ではジャパニーズウイスキーといって世界5大ウイスキーの一つに数えられるほどになっているんだとか。他の4つは本場スコットランドのスコッチ・ウイスキー、アイルランドのアイリッシュ・ウイスキー、それにアメリカン・ウイスキーにカナディアン・ウイスキーだという。20年ほど前、品評会の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」において、ニッカウヰスキーの「シングルカスク余市10年」が1位を、インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)でサントリーの「山崎12年」が金賞を受賞したあたりから世界的に品質が注目され始め、ここ5年ほどでは「響」の受賞が特に際立っているんだそうだ。

「響」はサントリーの「山崎蒸溜所」「白州蒸溜所」「知多蒸溜所」の3つの蒸溜所のそれぞれ優れた特徴のうち多彩につくり分けられた原酒を樽の中で熟成させ、徹底した品質管理を数十年行い、ブレンダーがその原酒を厳選し、丁寧にブレンドして出来るウイスキーということで日本のウイスキーの最高峰とされているらしい。そういったものらしいとは10年ほど前のNHK朝ドラの「マッサン」で私も知っていた。日本は量より質にこだわる傾向がありそれが最近の評価を高めているようだ。しかしウイスキー作りって人気や需要があるからといってすぐに増産は出来ない。それこそ12年、17年、21年とか瓶のラベルにあるように熟成に年月がかかるからだ。

平成に入ってウイスキーは人気に陰りが出てビールや焼酎がよく売れていた。しかし10数年前からのハーボール人気で息を吹き返し、それこそ「マッサン」で認知度が上がり売れ行きもV字回復している。でも、結局は品質にこだわりその味を守ってきたからこそだろう。私も今度「響」を買って飲んでみよ!

2024年6月10日月曜日

年寄りだってアイドル!

朝礼のスピーチはミライNsの「疼痛について」の教育スピーチのあと、調理師のキミドリさんの「私の夢」というタイトルのスピーチだった。そのキミドリさん、「昨年、スピーチの依頼があって依頼されたタイトルを聞いたときにもう60歳にもなって何を話そう」と逡巡したそうだ。実は私も初めて見かける職員さんでお姿を見れば「夢」と言われても確かにーと思わせた。

出身は蒲生の漆だという。その昔、こてる日記(2002/9/26)で「ここは、どいなか『漆』村 」とのタイトルでネタにしたことがあった。この前亡くなった当時訪問看護担当のふっくらNsといっしょに訪れた時のことである。


「聞くところによると、そこは姶良、蒲生地区でも田舎の中の田舎、ド田舎なんだそうだ。「ふっくら」ナースの運転するスターレットは、昼なお薄暗い川沿いのくねくね道を進んでいった。 「車酔いしますよ」「なーに、平気」 狭いけど対向車も来ない。おや、ぶんぶん飛ばすねー。 すると急に視界が開けた。 そこが漆の村で、稲穂の実る田園風景が拡がっていた。 これは意外な感じ。私は坂の多い山村をイメージしていた。 それまでがうっそうとした山中だったので、開放感が何とも気持ちいい。 狭い盆地の中央は田んぼで、辺縁に民家が散在している。 目立つ建物はこぢんまりとした小学校のみ。静かな静かなところだった。」
との書きだしで始まっている。本当に日本の懐かしき田舎という風情だった。

そんな田舎出身の初老の彼女が語った夢とは・・。なんと男性アイドルTravis Japan(トラビス・ジャパン)を応援することで彼らのワールドツアーに参加することなんだそうだ。私はそのグループをよく知らなかったがあのジャニーズ出身だという。
いやアイドルというものは若者だけのものじゃないってことだねー。私の現在持っている患者さんに80歳代で歌手「氷川きよし」と俳優「目黒蓮」の大ファンだというお婆ちゃんがいる。枕元にも彼らの写真があったりするので間違いない。年寄りだから年配歌手や老成俳優女優を好きにならねばならないなって決まりはない。いつだって若いアイドルが好きなんだ。ねっ!

2024年6月9日日曜日

自炊出来ない私が買ったもの

日曜だが、朝から夕方まで当番医の仕事があった。当番医は来院患者が多くて忙しいことは忙しいが、脳外科のカワゼンDrと2人で診察するし、レントゲンも検査科も待機してくれるから仕事しやすいメリットもある。

朝一での救急患者は腹痛、嘔吐でこれは私が診察した。CTや採血で明らかに腸に炎症があるのが分かり入院となった。その他にも今日は腹痛関係が多かったな。いや、発熱、風邪症状も多く数人はコロナ陽性で直接説明し処方を出した。最近はマスクは当然着けるけれどN95マスクでないし面と向かって説明をするしで3、4年前とはずいぶん違う。5類移行となってインフルエンザとほぼ同等の扱いだ。そのインフルエンザも1例だけ今日はいたから少々驚きだ。インフルはこの時期にはまずいないと思われていたが調べるとたまに見つかるのよねぇ。結局私が診たのは全部で20名弱。カワゼンDrはそれよりちょっと多い患者数だった。

帰りはコスモスに寄って冷蔵食品「ロースかつ煮」を初めて買ってみた。ご飯もチン!してそれを乗っけて食べたらまあカツ丼だなこれは。カールがセージやチッチのところに行っているんで一人で食事するには自炊ができないからこうした冷凍or冷蔵ものは重宝する。
このシリーズにはハンバーグもあってそれもなかなかだ。昨日は冷凍ピラフを買ったのだが開けたら2人分もあって半分はしまいこんだ。明日にはカールが帰ってくるのでこうした似非一人料理も今日までだ。レンジと湯沸かし器は一人暮らしには大重宝するって実感したこの数日だった。

2024年6月8日土曜日

ドジャース対ヤンキース

今日の土曜は何も予定がなかったので、朝8時半からヤンキースタジアムでのドジャース対ヤンキース戦をTV付けっぱなしで見ていた。メジャーリーグでも屈指の名門&人気球団同士、しかも今年は2チームとも好調で現在地区1位同士の対戦で全米でも注目の試合だった。そもそもこの2球団はリーグが違うのでそうそう対戦することはない。本来ならワールドシリーズでしか対戦が見られなかったがア・リーグとナ・リーグの対戦が組まれるインターリーグ(日本で言えば交流戦)が1997年に始まってドジャースがヤンキースタジアムで試合をするのは8年ぶりだそうだで、ドジャースファンも大挙押し寄せ、ヤンキースタジアム今季最多の4万8048人が集まりゲーム開始となった。↓ドジャースファンの列。

その初戦をドジャースは山本由伸を先発に持ってきた。それが期待以上の出来映えでコントロール、スピードともに良くてヤンキース打線をほぼ完璧に抑えてくれた。だが、相手投手も調子良くてドジャースは点が取れない。山本は7回前投げて1点も与えず後続に託した。実はドジャースもヤンキースも中継ぎや抑えがいいんだ。ともにリーグで1位2位の成績だ。結局ともに0点のまま延長戦に入り11回にようやくドジャースが2点を入れ勝ちが見えた。その裏アーロン・ジャッジのヒットで1点は取られたが2対1でドジャースが初戦をものにした。山本には勝ちはつかなかったけれど実質山本のおかげのようなものだ。山本のメジャー入りの際には、ヤンキースも争奪戦に加わり、直前までドジャースかヤンキースかと情報が錯綜し、一時は「ヤンキース入りか」との報道もあったくらい(2023/12/22こてる日記参照「http://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2023/12/blog-post_22.html」)。

しかし緊迫の投手戦とはこの試合を指すのだろう。いい試合だった。ドジャースはポストシーズンに弱いイメージがあるので今回の勝ちはいずれやってくる10月での戦いのいいシミュレーションになったろう。大谷は5打数無安打とまったく調子が出なかった。外角低めを空振り、直球には押され気味で外野フライにしかならない。まあ長いシーズンずっと好調ということはないから仕方ない。

ともかくさすがの試合を見せられますますメジャーリーグ熱が高まってきたのだが、先月話題にしたメジャーリーグ中継が見られる「SPOTV NOW」とUーNEXTとの連携サービス終了について発表があった。6月30日までで終了だという。これはUーNEXT側も寝耳に水だったようで、「本来サービス提供が終了されるタイミングではなく、また本件につきまして弊社としては現時点でも協議中の段階と認識しておりますが、先方からのサービス連携については、宣言通りに『2024年6月30日』をもって提供が終了される点を考慮せざるを得ません」と悔しそうなメールが送られて来た。あらら。大谷人気で加入者も増えている中、SPOTV NOW側も会員の多いUーNEXTに安くで顧客を取られるのがいやだったのかな。これはちょっと残念なニュースだった。

2024年6月7日金曜日

地味な同級生の会

高校の同窓生5人と飲み会をした。Mノ下から「イノジュンが6月7日に鹿児島に来るので同窓生で飲み食いしないか」と先月連絡があった。特に都合も悪くないのでOKしたらほかに吉文とガチ山も来るという。で、天文館の「さクラジマ」という店に集まった。↓がその入口だがどこが目的の店なのかかなり分かりにくいゾ。
Mノ下と吉文とはずっと鹿児島にいるため、しょっちゅう飲み会や同窓会などで会っているが、イノジュン君とガチ山君ともは実は卒業後ほとんど話をしたことがなかった。というのもイノジュン君、出身は鹿大工学部だけれど関東の会社に就職し今も横浜在住だからだ。ガチ山も関東の大学に行きずっとあちらで仕事をしていて、定年後に帰鹿したため40年以上も会っていなかった。イノジュンも「ガチ山を1回だけ駅で見かけたことがある」と今日言っていた。同じ関東にいても40年で1回しか会わないものなのだ。

イノジュンといえば私は「理系の勉強出来るヤツ」というイメージだった。その彼が昔を振り返って自校の進路指導を批判していた。当時一期校、二期校とあってイノジュンは一期校は九大を受けたいといったのに3年の担任の良い口先生が「だめだ、熊大を受けろ」と進路変更されたことを悔しく語っていた。そう、自分らの学校は生徒の希望より学校の受験成績を優先させるところがあり、私もクラスは違うが同じ目に遭った。イノジュンとは逆に行きたくもない九大の医学部でない学部を受けさせられたのだ。「行きたくないんですけど・・」と言っても副担任のパーシモ先生は「そこに通ってその勢いで(二期校の)鹿大医学部が通るんだよ」と、今思えば訳の分からない理屈で親も説得されて受けたのだ。結果はイノジュンも私も不合格だ。そもそも過去問など九大向けの勉強をやったのはほんの直前だった。すると今度は私に「二期校は宮崎医大に変更してはどうか」との打診があった。乗り気ではなかったが念のため赤本を買って問題をやってみたらてんで分からない。数学なんか変な問題で違和感がすごかった。で、私は「落ちてもいいから鹿大医にさせて下さい」と言ったらOKしてもらえた。あの時、日和(ひよ)って宮崎医大にしていたら絶対に落ちていたと思う。イノジュンも言っていたが、私たちの学校の定期テストは鹿大の入試の形式だったので鹿大の問題には慣れがあったんだ。

イノジュンは鹿大に入って最初の大学祭の時に出店でジャンボ餅を作って売っていたら高校の後輩女学生2人が来て買ってくれたという。そのうちの可愛い方に「お、セントラル高校だね。へー、そう言えば学校に数学の安楽死先生っている?」と聞き「います」と答えたので「おれさー、副担任が安楽死で大嫌いだったんだよねー」と言ったそうだ。すると、なんと「安楽死は私の父です」だと。仰天!こんなことあるのかと取り繕うのに必死だったらしい。あの頃結構父親が同校の先生だってケースは多かったナ。

ガチ山はイノジュンとは違って「俺、あんまし仕事したくないのよねー」「もう満員電車に乗るのが苦痛で仕方なかった」んだとか。結婚も遅く子どももいないという気楽さもあるのかな。奥さんは鹿児島ではないがいっしょに鹿児島に来てくれたそうだ。

イノジュンは電力系の設計にからむ仕事をしていて北海道は石狩にある電力の仕事で丸紅の中年出向社員と仕事をしているという。そこでその出向社員のやり方に今一つ共感できないところがあるとグチっていた。そして「でさー、今の丸紅の社長ってパーシモ先生の息子なんだってー」と言うから、私が「あ、聞いたことがある。医学部の年上の同級生がラ・サールの同級生にマスカキっていて親父がセントラル高の英語の先生だ」と語り、私の副担だったから覚えていた。で、調べてみたら本当に現社長だったよ。電力が専門なんだって。

パーシモ先生とは10年くらい前の同窓会で久しぶりに会ったのが最後でその後亡くなっていた。高校時代、夜11時ぐらいになるとパーシモ先生からたまに自宅に電話が掛かってくるんだ。「おい、こてる、ちゃんと勉強してんのか」って。びっくりだよねー。あの頃のセントラル高校って熱かったナ。受験校選びでは少し不満はあったけれど、結果的には現役で医学部合格したんだからパーシモ先生のおかげだったってことだ。確か娘も1年下で優秀だったはずだがどうしているかは知らない。

鹿児島組の私たちは子どもが県外で(吉文は子ども4人のうち鹿児島にも残っている子がいるらしいが)今後もたぶん鹿児島には帰ってこないだろうな。年を取るとまた故郷が懐かしくなるものらしい。ここに書いた話題は少しでまだまだ盛り上がった。私とガチ山はアルコールを飲めない質なので二次会には行かず、また会おうとLINE交換をしてイノジュン言うところの「地味な同級生の会」はいったん終わったのだった。↓はイノジュンと吉文君でLINEの認証中だ。

2024年6月6日木曜日

「プラダを着た悪魔」

 昨日夜の睨み合いの後、ハナビはガスストーブ前の床に寝そべり、ほっとしたようにくつろいでいた。あれから10分経ってゲンちゃんも側にいなくなったら↓こうだもんね。

YouTubeで「面白い映画」として紹介されていた2006年のハリウッド映画「プラダを着た悪魔」をNetflixで見た。ファッション雑誌会社が舞台で、てんで私の好みではないのだけれど面白いといわれれば素直にまずは見てみようか。

主役アンディを演じるのはアン・ハサウェイ。よく見かけるお顔で大きな垂れ目で口も大きいのが印象的な女優だ。元々はジャーナリスト志望であるアンディは大学卒業後、有名ファッション雑誌「ランウェイ」の編集部の面接を受ける。先輩アシスタントのエミリーに「ミランダの元で1年仕事をすれば、どこの出版社でも通用する。誰もが憧れる仕事よ」と言われて、「それはすごいですね。ぜひ採用されたいです」と率直に答える。しかし、実は彼女はファッション業界での超有名人鬼編集長のミランダ・プリストリーのことも知らずファッションそのものにも興味がなかったのだ。当然、就職は失敗するものと思われたが編集長のミランダはアンディを採用するのだった。それはこれまで採用してきたファッションが好きで「ランウェイ」に憧れて採用された同じようなタイプ連中がことごとく続かなかったからだった。


タイトルの「プラダを着た悪魔」とはもう一方の主役である編集長ミランダ((名優メリル・ストリープが演じている)のことで、周囲はほぼパワハラといってもいいほどの仕事が押しつけられる。度を超えた量の雑務と、無理難題の数々にアンディは必死に奮闘するが、やがて解決できなくなり、アートディレクターのナイジェルに弱音を吐く。しかしそこでの彼の返答は、「君は努力をしていない。グチを並べたてているだけだ。甘ったれるんじゃない」という手厳しいものだった。アンディは“具体的な解決策”として、ナイジェルの助けによってファッション業界にふさわしいシャネルで全身を身に包む。さらに、ファッション業界の知識のみならず、ミランダが会う膨大な人数の業界人の情報も頭に叩き込むなど、しっかり“勉強”をしていき・・と物語はどんどん進む。
出演シーンはアン・ハサウェイが圧倒的に多いが、メリル・ストリープの存在感、役へのなりきり度はさすがで、思えばタイトルの「プラダを着た悪魔」とは彼女のことなのだ。アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされたのも当然かも。もっともメリルはアカデミー賞のノミネートは当たり前の女優でたしか一番多いんじゃなかったかな。

ドラマと違って映画は見終わるのに2時間もかからない。この映画も1時間44分ですぐに終わるが中身はグッと詰まっていて、仕事への取り組み方、仕事とプライベートとの関わり方、その業界への敬意など見所はたくさんある。「悪魔」のミランダにも悩みがありそんなシーンもメリルが見事に演じている。

ふむ、みなが面白いという映画は確かにそうだね。ネット配信サービスに入っていると気軽にそうした作品を鑑賞できるからいいわっ。

2024年6月5日水曜日

ケンカの後の睨み合い

夕食も終わりシャワーも終わってくつろごうかという時、突然の嬌声、罵声に驚いた。

ゲンちゃんとハナビのバトルが始まったのだ。取っ組み合いの音と罵声、居間のテーブル下でケンカし、床にはちぎれた毛が散らばり、ゲンちゃんの首輪は外れていた。

この2匹がケンカしそうなときは、ハナビを廊下と2階に追いやってバトルしないようにしているが、この時はハナビが居間に入りたがってドアを開放していた。ケンカはゲンちゃんから仕掛けることは滅多にないのできっとハナビが背後からちょっかいを出したのだろう。それに対しゲンちゃんが頭に来て・・。

上の写真の後から私は動画を撮った。唸るゲンちゃんに時々シャー!と威嚇するハナビ。ゲンちゃんは前足を前後して今にも飛びかかりそうだ。こんな時カールがいれば「ゲンちゃんに悪さしないの!」とハナビを引き離すのだが、私はどうなるかを知りたく動画を撮り続けた。↓は睨み合って2分半後ゲンちゃんの「ワーォ!」連発だ。ハナビは「ウ〜」と低い声で唸るだけ。ゲンちゃんが今にも殴りかかりそうでどうなるか・・。

最初の1分ほどはハナビも数回「シャー!」と刃向かう態度だったが、後半はじーーっとして防戦一方だった。結局5分ほど経過してようやくゲンちゃんがその場をゆっくりと去って一件落着した。途中、取っ組み合いが始まったらすぐに止めようと私も構えていて、結局はゲンちゃんの優勢勝ちで終わってよかった。年齢体格ともにゲンちゃんが上なんだがハナビは負けず嫌いでね〜。青雲会病院のホズミンNsに聞くと「うちもオスネコ2匹いて最初はケンカばっかしだったけど最後はお互いになめ合う仲になりましたがねー」だって。うちのゲンちゃん&ハナビもそうなればいいなぁ。

この後、掃除機で飛び散った毛を吸引掃除し始めたら、掃除機が苦手なハナビはすぐに畳の間に引っ込んだ。ゲンちゃんも掃除機が苦手で、こいつらがケンカし始めたら掃除機もってこよっと(笑)。

2024年6月4日火曜日

救急車の有料化・・ではないのよ

救急医療の逼迫(ひっぱく)を改善するため、三重県松阪市の基幹3病院(済生会松阪総合病院、松阪中央総合病院、松阪市民病院)が今月、救急車で運ばれたが入院しなかった患者から、7700円の徴収を始めたという。(以下、AERA dot.記事による)

市には賛否の声が寄せられているが、「救急車を有料化するとはどういうことか」 「有料なら119番通報をためらってしまうかもしれない」といった実は勘違いの声が市民から上がっているという。市の担当者によると、徴収の対象となるのは救急搬送されたが入院しなかった患者のうち、医師が「緊急性がなかった」と判断した場合で、保険適用外の「選定療養費」として7700円を徴収し、病院側の判断によっては、入院しなくても徴収されないこともある。入院しなかったからといって救急車代を取るということではないのだ。

そもそも選定療養費とは、200床以上の病院を紹介状なしで受診する場合に病院が徴収するもので、2016年4月の健康保険法改正で義務化された。松阪市の3病院でも、すでに外来患者で紹介状がない場合は7700円を徴収しているのである。救急搬送の患者も、紹介状がない場合は選定療養費の対象になっている。だが、緊急時に紹介状をもらうのは現実的に難しい場合が多く、救急搬送については徴収の判断は病院側に委ねられているのが現状だ。徴収しない方針の病院もあれば、入院が必要などの条件を満たさない場合は選定療養費の対象になることを明示し、徴収している病院も複数ある。

今回は、市と病院、消防で協議を重ねた上で、ルールにのっとってその枠を広げたに過ぎない。だが、市が方針を公表したため、市の独断専行かのように思い込んだり、選定療養費の義務化を知らない市民から、勘違いに基づく意見や批判的な声が寄せられた。

「救急車を有料化するとはどういうことか」 
「有料なら119番通報をためらってしまうかもしれない」 

ほとんどが誤解や不安の声なのだが、市の担当者は「有料化ではないことなどをご説明しても、なかなか理解していただけません」と困惑する。徴収の枠の拡大に踏み切った背景には、救急出動件数の増加による医療現場の逼迫がある。全国的に問題になっているが、松阪市をカバーする松阪地区広域消防組合は、23年の救急出動件数が1万6180件で2年続けて最多を更新した。一方で市が22年に行った調査では、平日の日中に3病院に救急搬送された人のうち、入院した人は約50%。半数は入院の必要がなかった。

話し相手が欲しくて救急車を呼んだ高齢者や、症状は特にないのに、何十回と繰り返し救急車を呼ぶ「リピーター」、さらに目的地への送迎に救急車を利用しようと119番通報し近所に気づかれたくないからとサイレンを鳴らさずに来るように条件をつけてきた乗客気取りの人、さらには救急車をタクシー代わりにするなどの不適切な利用が全国的に相次いでおり、逼迫に拍車をかけている。松阪市も7700円の徴収により不急の119番通報や、不適切な救急車の利用を抑止したい考えからこのような公表に至ったというわけだ。

救急車なら無料ですぐに駆けつけてくれ病院で診てもらえる、それはそれで基本であり、具合が悪くなり自分で重症かどうかも分からない場合はためらうことなくどんどん119番コールすべきだろう。そもそも実は入院が必要な重症かどうかなんて本人にも分からないことはままある。ただ、中には故意や無意識か安易な考えで呼ぶ一定の人たちがいるゆえにこうした松阪市の取り組みは評価していいだろう。また逆にすべて有料化するのは私は反対だ。お金に余裕のない人たちが困るから・・もあるが、それよりも「お金払っているんだから」と増長し、えらそうに振る舞う「救急患者」が増えるのも迷惑だからだ。今回の松阪市の対応はいい感じだ。どのような効果があるのか、興味深く経過をみていきたい。

↓は青雲会病院救急入口前の姶良消防の救急車(3年前)。ナンバーが119なのはいいね!

2024年6月3日月曜日

今年もアロハ

6月になると青雲会病院では基本的にアロハシャツで仕事をすることになりもう12年目になる。こてる家ではそれに合わせて毎年1、2枚のアロハをカールが購入してくれるのだが、今年はこの前パパになったばかりのセージが「父の日のプレゼント」ということでアロハを送ってくれていた。で、今朝それを初めて着てみた。うん、サイズはぴったりだ。

柄やデザインはいかにもアロハで生地も涼しくてイイ感じ。気に入った。

さて今から1年前はというと、ハナビにエサを上げて2ヶ月ほど経ち、ハナビもこてる家が気になってしようがない時期だった。ちょっとしたドアの隙間から家に侵入して来たのも今日6月3日だった。同じようにエサもらいに来ていたクロちゃんはビビりで、今でもエサもらうときは逃げ腰の癖が抜けない。1年前の写真を見たら場慣れしたハナビとの違いがはっきりだ。

当時の日記には「ハナビちゃん、誰かちゃんと飼いたいという人がいたらお勧めのネコなんだがなぁ」なんて書いてある。結局、3ヶ月後自分らが飼う羽目になったのだった。ハハ。

2024年6月2日日曜日

アジサイを元気にするには

夕方、玄関のチャイムが鳴ってカールが出ると、お隣のさんげんさんのお祖母さんだった。カールはお祖母さんといっしょに出かけ帰って来ると、さんげんさん家のアジサイをもらっていた。どうやら先月上げた枇杷のお返しらしい。

ただ、もらってきたばかりのアジサイだったけれどすこし元気がなく、カールはバケツに水を入れミョウバン(硫酸カリウムアルミニウム)を取りだしなにやら細工をしていた。そしたらアジサイは明らかに元気になって見た目も綺麗になった。

私は初めて知ったのだが、ミョウバンは茎の切り口や花瓶の水にバクテリアが繁殖するのを抑える効果と、切り口につけることで茎の灰汁が抜け、花の水上げを良くする効果が期待できるんだそうだ。とくにアジサイなどの枝物は水を吸う力が弱く、水不足になってすぐに枯れてしまうところ、ミョウバンを使って水上げを良くすることで、倍は長く楽しめるとか。カールによると、ミョウバンは別に切り花のために買っておいたものではなく、漬物や煮物に使うために家に元々あるんだと。「お花を習った時に知った知識よ」とも語っていた。へーーえ。
アジサイは水を吸う力が弱いから、梅雨の時期に元気なんだな。もう6月になったけれどまだ梅雨入り宣言は出ていない。通勤で通る姶良の用水路べりに咲くアジサイもまだ満開とはなっていない。うっとうしくもあるがアジサイを見ると梅雨時期もまた楽しーではあるネ。

2024年6月1日土曜日

再放送で2022年秋の格付けチェック

昼、休憩中の車中でテレ朝系(鹿児島ではKKB)のバラエティー番組「2022年秋の格付けチェック」(再放送)をたまたま見た。

日本舞踊の家元はAかBかという問題で間違ったらいかん相手は家元の有力師範で弟子もたくさんいるというお方。どちらも仮面を着けて舞ってもらい家元はどっちかを当てるのだが・・。

私はむろん日本舞踊など習ったこともなく、どちらも素人目には上手な舞であったけれど、答えはBであろうと予想はついた。というのもBは明らかに熟年男性だったのよ。日本舞踊をやっている人って圧倒的に女性が多いはず。少なくとも私の知り合いに男性で日本舞踊を習っている人はいない。でも家元なら男性であってもおかしくない。それにBはなんとなく貫禄があったしー。で、答えはやっぱりBが若柳(わかやぎ)流家元の若柳壽延だった。さすがに歌舞伎役者で日本舞踊の家元という市川右團次は絶対に間違えられないプレッシャーがかかっていたが貫禄の正解だったね。

帰宅して、改めてタイムシフトマシンで最初から見てみた。冒頭のマツタケを当てる問題では高級松茸の炊き込みご飯岩手県産100g16000円と松茸に似せた炊き込みご飯松茸風味の粉末とエリンギのどちらが本物ですかだった。で、KAT-TUNの上田竜也が一人だけAを選択、他全員Bで赤部屋でうなだれる上田だったが、なんと正解はAで、その瞬間「ざまぁみろっ!」と吠えまくった上田君。いや見事!こんな一人勝ちのケースではワンランク昇格というご褒美があってもいいのにネ。
ほか、ジャズセッションではプロと子どもバンドしかも楽器はプラスチックという絶対選んだらアカン選択枝もあったが、結構みんなこの子どもバンドを選んでいたねー。子どもといえども実はコンクールで1位を取ったりしたプロ並みの連中の演奏だから聞き分けるのは至難だってことだな。

結局、参加者のほとんどが三流、そっくりさん、半数以上が映す価値なしに終わった。実は司会の浜ちゃんもチャレンジして3問目で早くも映す価値なしになっていたからいかに見分けるのが難しいかってことだ。私も日本舞踊しか当てられなかった。しかし毎回面白い趣向で楽しませてくれ、次回が早くも楽しみだわ〜。