「消化器内視鏡」を専門とするDr.こてるです。
趣味のボウリング、麻雀や病院での出来事、家族の内輪ネタから時事問題まで
日々の徒然を「こてる日記」として、毎日アップしています。
2000年5月から開始し2015年5月分からブログに移転しました。
2025年1月31日金曜日
法事が終われば
2025年1月30日木曜日
1年3ヶ月ぶりの沖縄へ
今日は午後から年休を取って夕方に沖縄へと向かった。昨年亡くなったギボヒサコの法事のためで、沖縄行きは2023年11月以来で1年3ヶ月ぶりだ。カールは先に行っており、昨日チッチも沖縄に着いた。
鹿児島空港は快晴で空気も澄んでいて霧島連山が特に鮮やかに見えた。
特に韓国岳はうっすらと雪化粧をし見事な山容だ。高千穂峰は雪はわずかで荒涼とした山肌と三角形の山頂が天を見すえ美しい。機内はシーズンオフと平日のせいか、客の入りは6割ほどで私の列はなんと私一人だけだった。予定よりも10分ほど早く那覇空港に着き、モノレールで美栄橋駅まで20分ほどで着き、沖縄の別宅へ向かった。着くと、カールは海鮮丼を作っておりチッチは今日購入したばかりのiPhone16のセッティングをやっていてそれがようやく終了したばかりだった。スマホは5年以上前のiPhone11だったが「最近は(電池)容量が持たなくて」と以前電池交換をやっていたものの使いづらくなっていたそうだ。カールはそれを見て「私も明日新調しようかしら。チッチがいるからセッティングをしてもらえるし」と同じく5年前に買ったiPhone11を変える気になったようだ。5年も経てばさすがに替え時ではある。それに比べ私はずっと安いiPhoneSE2を愛用している。チッチなどに比べスマホよりノートパソコンの使用頻度が高いからで、スマホはコンパクトで電話とLINE、時々のネットでのチェックが出来ればいいくらいなのだ。もっとも今日の機内ではダウンロードした「ジョンニョン」を視聴したりとやはり便利なものだなとは思ったがネ。
久しぶりの沖縄は気温は例年より寒いらしいが明日からまた暖かくなるとのこと。海鮮丼にビールと私にしてはアルコールも久々だ。
その後は疲れとアルコールで案の定ぐだぐだと寝たり起きたりの状態だったが、深夜にこてる日記はアップ出来た。こんなことになるだろうと2日前の出来事を昼に書き終えていたのだ。明日は49日法要と納骨がある。他にも11月に送ってそのまま放置のREGZA65型のセッティングもある。なにかと忙しいはず。それでまだばったりと寝入ったのだった。
2025年1月29日水曜日
名作「ジョンニョン:スター誕生」
舞台は朝鮮戦争後の韓国で、その頃女性国劇という日本で言えば宝塚歌劇団のような女性だけが歌い踊り演じる演劇が大流行していた。木浦(もっぽ)という海辺の田舎に住んでアサリと魚を売って貧しい暮らしをしていた娘ジョンニョン(キム・テリ)は巡回でやって来た国劇の舞台を見て魅了される。その際にムン・オッキョン(チョン・ウンチェ)という男役スターに気に入られ梅蘭国劇団の研究生試験に臨むことになる。補欠でどうにか入団出来たジョンニョンにはライバルとなるホ・ヨンソ(シン・イェウン)や親友となるホン・ジュラン(ウ・ダビ)らがいてさらなる上を目指していくという話だ。
2025年1月28日火曜日
会議の後は博多ラーメン
19時から霧島市の消防本部での会議に出席した。昨年10月3日以来だ。前回は初めて行く場所だったので駐車場を間違ったりして数分遅刻したが、今回は開始前には到着出来た。
この会は姶良霧島伊佐地域の救急搬送に関する協議会のワーキンググループ部会で医療関係、消防救急関係、役所関係の人たちなどリモート参加者も含め40名近くが参加し、まじめな討議が1時間半続いた。内容は、病気や高齢で人生の末期にある人がいよいよ危ないという状況に陥った時に事前に本人及び家族が心肺蘇生をしないと決め、かかりつけのドクターとも書類に記して家族も納得している場合は、仮に救急要請があったとしても、現場でその旨確認出来たら救急隊は医療機関には救急搬送せずそのまま帰ることが出来るというシステムを構築しようという話し合いである。
そんな取り決めをしている家族や施設の職員が何で救急車を呼ぶの?と思われるかもしれない。まさにそのとおりなんだが、人は急な状況になると冷静に判断出来ずに救急要請してしまうこともある。そういう時に救急車は当然出向くが冷静になった家族や施設の人から「実は・・」と急変時や臨死時の心肺蘇生はしないことになっていたという証明の書類とかかりつけ医への確認がちゃんと取れれば、その意を汲み搬送しないという画期的な試みだ。東京都ではすでにその様な取り組みが始まっていてそれなりの効果を上げているという。姶良霧島伊佐地区もその東京モデルを参考にシステムを作り、来年の4月以降に実施していこうと目論んでいる。
日本人は「人は必ず死ぬ」ということを知ってはいてもその間際の時の対処を決めている人は少ない。ACPという言葉が最近よく使われる。アドバンス・ケア・プランニングの略で「人生会議」とも言われ、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、患者さんを主体にその家族や近しい人、医療・ケアチームが繰り返し話し合いを行い、患者さんの意思決定を支援するプロセスのことである。具体的には「寝たきりで意識もない状態になったら人工呼吸器はつけてほしくない」とか逆に「いや、私はできるだけ延命治療もして努力してほしい」などいったことを事前に決めておくわけだ。2025年1月27日月曜日
ハナビはなぜにTVに向かったのか
昨日のことだが、朝食を終えた頃、台所にいたハナビが急にテーブルからREGZA75型をめがけて飛び込んでいった。「え!何?」と思ったらNHKの自然番組の中の鳥に反応したのだった。知床の自然、特に野鳥のビデオ放送だった。あは、いかにもネコらしい。ゲンちゃんも以前は「世界ネコ歩き」などの画面の向こうのネコに反応したものだ。
今のゲンちゃんはそんな反応はまずしない。もうおじいちゃんだもんね。それに比べハナビはまだ若いってことだ。思えば、いくらインドア派の私でも若い頃は休みの日はどこかに出かけていたような気がする。そんな気質(インドア派)だからと自分に言い訳して、本当は年寄りになったってことかもしれない。ハナビの突飛な行動を目にして、ふとそう思うことだった。
2025年1月26日日曜日
刑事コロンボ「二枚のドガの絵」
何も予定のない日曜日、外食もしなかったので、インドア派の私は家から一歩も出ることなく過ごした。それが全く苦にならないので生粋のインドア性分なんだろう。
インドアといってもだいたいネットサーフィンかYouTube、TV録画鑑賞、たまにネット麻雀をするくらいなんだが、今日は録画鑑賞。昨日NHKで再放送されていた刑事コロンボの「2枚のドガの絵」を初めて鑑賞した。このシリーズは私が中学生以降、何度も再放送されているが何を見たのかはっきりおぼえていない。「ロンドンの傘」はラストシーンの犯人の態度が印象的で覚えてはいたが・・。数年前にNHKが人気投票をやってそのベスト20くらいを録画したにも関わらず1作も見ないままそのハードディスクはREGZAの65型ともども沖縄に送ったので、今は見たくても見られない状態だった。
そんな中、YouTubeで「二枚のドガの絵」のラストシーンが動画でアップされていて犯人をコロンボが指摘したところでストップモーションになり、それがいかにも鮮やかで全体と通して見たくなった。それが間の良いことに昨日放送されたものだからねぇ・・。
いや、わずか1時間20分弱の放映時間の中で、出だしの何の説明もないままいきなり犯人がピストルで殺すシーン、その後の無駄を省いたカット、テンポの良さ、犯人がミスを仕向けるコロンボのあざとさ、そしてラストのシークエンスでコロンボがずっとコートに手を突っ込んだままだったのがなぜかを視聴者に最後の最後に気づかせるテクニックなど実にスタイリッシュ。いや、NHKでの人気投票第2位というのも納得だ。ちなみに犯人の叔母のエドナ役の人はあの猿の惑星に出てきた猿のジーラ博士役だった。
NHK人気投票での1位は「別れのワイン」という作品だそうでこれは沖縄に行った時にしか見られないなぁ。いやまて、YouTubeで探せば動画もあるようだ。ふむ、そうしよう。名の知れたシリーズものでもまだまだ楽しめるって素晴らしい。インドアだけでも楽しむにはまだまだ時間が足りなーい!
2025年1月25日土曜日
ココちゃん8ヶ月
2025年1月24日金曜日
「SHOGUN将軍」
2025年1月23日木曜日
竹田恒泰氏指導の和食洋食のマナー
中居君、とうとう芸能界引退に追い込まれたね。松本人志にしても今の時代普通の倫理的なるものをちゃんと持たなければどんな大物芸能人ですら休業や廃業に追い込まれるってことだ。女性問題を起こすお膳立てをしたらしいと言われているフジTVもちょっとヤバいな。社長の会見自体も動画規制をしたりしておよそTV局らしくない対応で、スポンサーのCM撤退というTV局としては根幹に関わる危機を招いている。30年くらい前は視聴率1位を取っていたのにこの10年ほどはどんどん落ちて来ているのも何かしら社内に問題があるのだろうと推測する。思えば私が見る最近のフジTV番組って「ドッキリGP」くらいだもんな。
そこでちょっと天邪鬼をしてフジTVって今どんな番組をやっているのだろうとタイムシフトで拾って視聴してみた。その中で「かまいたちの机上の空論城」という深夜番組があった。その時のゲストが皇族の血を引く竹田恒泰氏でレストランでのマナーがテーマになっていた。かまいたちの二人とアシスタントの渋谷凪咲が行った作法を竹田が良い悪いで指摘していくというもので、あまり作法に詳しくない私にもとても参考になった。以下、和食と洋食でのマナーの基本の一覧が↓だ。特に手皿をしてはいけないとスープの飲食には絶対に音を立てず重力を利用して飲み込む、音を立てるのは人前でチ〇チンを見せるくらいの恥ずかしいレベルなんだと強調していたのはよく分かった。手皿は特に女性がしがちだが、顔と口を食器に近づけ(食器は手に持たずに食べる)食べればこぼさずに食べられると実演してみせていた。2025年1月22日水曜日
SMAPがそろった(おそらく)最後の生放送って
日頃はTV番組の録画はREGZAのタイムシフト全録とハードディスク録画の2台で行っていて、昔からあるブルーレイ&ハードディスク録画はほとんどやっていない。機器は10年以上前からのパナソニックのものでちょっと不要なものを消して整理しようと録画記録をチェックしてみた。REGZAとかぶっているものもありこれは当然削除だ。そんな中「第66回紅白歌合戦」というのがあった。紅白もここ数年は録画をしなくなった。しても結局見直すことがほとんどないからだ。で、これも消そうと思ったが念のためどんなのが録画されているのか再生してみた。
びっくりしたねぇ。
司会の井ノ原快彦が次はSMAPだと紹介し、SMAPが一塊になって全員深刻そうな顔で待機していた。5人がそろっている!そしてその中心にいるのは今世間を騒がせている中居正広だった。この紅白第66回って西暦何年なんだ?ええとSMAPが当時のジャニーズ事務所のトップからよく分からない叱責を受けて公開謝罪をTVでやって稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人は事務所を出たのっていつだったかな、少なくともこの紅白より後なのは間違いない。2025年1月21日火曜日
「ビートルズ’64」と「THE YES MEN」
2025年1月20日月曜日
薬も過ぎれば毒となる
カリウムがその人は異常に低かった。K(カリウム)は正常値が3.6〜4.8である。それが2.6まで低下していた。この数値はやばい。不整脈を起こしやすく時には致命的にもなり得る。いつから低いのだろうと検査結果のグラフを見ると↓のように2023年の7月から低下し始めていた。
こんな時まず考えるのが下痢が続いてKを含む電解質が喪失したのかだが、この方は検診で便潜血陽性のための大腸内視鏡であって下痢はしていなかった。ならば次に考えるのは薬剤性の低Kだ。Kを下げてしまう薬剤にはまず利尿剤が上げられる。例えばフロセミドは非常に利尿作用が強く昔からよく使われるが低Kを起こす薬剤として知られている。しかしフロセミドはおろか利尿剤の使用歴は全くなかった。しかし、よーく処方内容を見ると「半夏瀉心湯」が朝夕2包出ていた。あ、これやー。成分をチェックすると案の定「甘草」が含まれていた。薬の注意事項に「本剤はカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値に十分留意すること」と書かれている。甘草にはグリチルリチン酸という成分が含まれこれを多量摂取し続けるとKが低下しやすくなる。この人は2022年の12月から半夏瀉心湯が処方されすぐにはKは下がらなかったが半年後からゆっくりと下がり始めとうとう危険値にまで下がってしまった。
2025年1月19日日曜日
天丼「一心」でお昼だよ〜
今日のお昼は「外食にしよう」と私が提案した。実は昨日の麻雀初打ちで大勝したからだ。土曜の麻雀で勝てば日曜の昼は外食というのがここ最近の定番パターンなのだ。外食にはカールも当然賛成なのだが、ここでどこに行く?でよく迷う。しかし今日は私が「中央駅の近くに天丼屋があるそうだがそこはどうか」と提案したら、「ああ、いいわね。そこでいい」となった。カールもたまにその辺りを通る時にチラッと見る店で「一心」という屋号だった。
なんで私が行ったこともないしかも天丼などと滅多に食べないものを言ったのかというと、昨日の麻雀の最中、見せたまえDrが「明日は天丼でも食べに行こうかと思っている」とつぶやいたからだ。ほうと思い、どこの店かと尋ねたら「一度も行ったことはないがネットで調べたら美味しそうだったから」と鹿児島中央駅近くにあると教えてくれた。天丼専門店ってあまりないのでその店で間違いないだろう。天ぷらはこの日記でも頻繁に出てくる「左膳」を利用するが天丼はあまり注文したことはない。たまにはいいかもとパクったわけだ。
「左膳」や寿司屋の「めっけもん」などは開店前には行っておかないと何十分も待たされるので念のため午前11時にはその店に着いた。しかし店内はガラガラでちょっと拍子抜けした。もしかしたら見せたまえファミリーとかち合うかもなんて心配も無用だった。
2025年1月18日土曜日
Disney+で「悪魔なカノジョは裁判官」を見る
2025年1月17日金曜日
グッちんDr、震災を語る
30年前の今日、阪神淡路大震災が起きた。
その頃私は沖縄出張中だった。前日に3連休で石垣島、八重山観光から帰ってきての火曜日で、朝6時台には起きてTVを見ると地震報道一色になっていた。火災も起き、高速道路も倒壊していた。当時あまり地震が起きないと言われていた阪神地方での発生に驚きもしたし、なにより被害の大きさが衝撃的だった。神戸には前年、前々年にDDW(消化器病週間)という大規模学会に参加もしていて全く縁遠い土地でもなかった。その年は確か横浜が会場に指定されていたので幸いにも開催されたが、もし神戸だったら中止に追い込まれたかもしれない。学会が大規模なためこれまで神戸のポートピアでの開催が半分近く(32回中15回)あり特に最近はほぼ神戸固定での開催になっている。もし第2の阪神大震災が起きたらと思うと他人事ではない。
震災後30年が経過し、今日はTV始めマスコミがそれぞれ特集番組をやっていた。昨日、元青雲会病院非常勤のグッちんDrが自身のホームページ(https://jushinkai.doorblog.jp)で「明日、2025年1月17日。阪神淡路大震災発生から30年目の節目となります・・・地元放送局の取材にお話をさせていただいた一部が明日の夕方のニュースで放送されるそうです。私の僅かばかりの経験も何かの役に立ってくれたら嬉しい限りです」と書いていたのでどこの局だろうとは思っていた。夕方18時を過ぎ、いつものように帰宅前のコスモスへの買いもので駐車場に着いた時、車中モニターを見るとKKBの天気予報の後に震災特集をするという画像が出て、瞬間「あれ?グッちんDrじゃないかな」と思った。直に会ったのは10年くらい前で少し髪に白いものが混じって違う印象はあったがたぶんそうだ。そのまま番組を見続けたいがCMが長いだろうしこんな時のREGZAタイムシフトがあるので後で見ればいい。でもカールには教えておきたくて電話で教えた。