月曜午前中の内視鏡検査をしてくれるドクターを探していて私の大学時代後輩のワイゲンDrが4月に決まっていた。だが、彼は国家公務員の立場にあり「かくかくしかじかで他施設で半日働きます」というお伺いを国に立てねばならない。それに思いのほか時間がかかった。1ヶ月くらいではとのことだったが2ヶ月近くかかったよ。でも今日は彼が来てくれて助かった。私にスメア検査や外来など内視鏡検査以外の仕事も入って来たからだ。 非常勤の先生方はそういった予定外に仕事が入らないのがいい。これからもよろしく、ワイゲン先生!
「消化器内視鏡」を専門とするDr.こてるです。
趣味のボウリング、麻雀や病院での出来事、家族の内輪ネタから時事問題まで
日々の徒然を「こてる日記」として、毎日アップしています。
2000年5月から開始し2015年5月分からブログに移転しました。
2021年5月31日月曜日
ヒラーキ、TVに出る
2021年5月30日日曜日
自動給餌器だべ
これまでネコのゲンちゃんには1日2回エサやりを11年近く休まず与えてきた。しかし自分たちが不在の時や早起きしておねだりに対応するのが大変でついにというか自動給餌器を導入しようとなった。カールがイオンにまで行き、良さげな給餌器をチェックし、ネットでできるだけ安く買い求めようと調べた。これはと思うのがあったのだが届くのに10日以上かかるという。そのころちょっと不在になる可能性があるのでその製品はちとまずい。で、それよりは少し安いが機能的にもだいたい満足できる製品を別に選び注文した。ネットでの評判も加味してのことだ。タイマーがもちろんついていて、万一停電でも大丈夫なようにコンセントでも電池でもセット可能だ。蓋を開けないようにとかいたずら対策もあるという。
ただ、ネコって環境が少しでも変わると食べなくなったりすることがある。昨年末はおしっこ用の砂を変えただけでゲンちゃんは警戒しおしっこを我慢するようになった、そのせいで膀胱炎から尿路感染を悪化させ大変な目に遭った。エサやりの皿はずっと同じものなのでちゃんと食べてくれるかやや心配だ。いはややネコ1匹に人間様がだいぶ気を遣うことよ〜。ねえ、ゲンちゃん!あれ?なでられてもちょっぴりご機嫌ななめかなぁ・・。2021年5月29日土曜日
さあワクチン、さあオリンピック
サブアラドDrから朝電話があって「こてるよー、鹿児島市からコロナワクチンのクーポン券が届いたんだが」と来た。うん?彼はすでに医療従事者ゆえ、ワクチン接種をしっかり終えているはず・・。「そうなんよ。来年早々には65歳になるからなんだろうな」そうか、彼が医療従事者だなんて市も把握していないのだろう。だからといってまたワクチン接種を受けるわけも意味もないのでこれは無視するしかない。カールに言わせれば「いらないんだったら私に回して欲しいくらい」だって。
ともかくもこれからワクチンはどんどん普及していくということだ。今、時短だ緊急事態だ、オリンピック止めろとか騒いでいる人たちよ、もう少し待て。ワクチンがほとんど全てを解決してくれるはず。半年もすれば今の騒ぎや嘆きが「あれは何だったんだ」というほどになる。そして、もしオリンピックを中止でもしていたら「なんて馬鹿なことをしたんだ」「オリンピックが出来なかったなんてなんて空しいよ」と思うはずだ。私には見えるネ、その光景が。2021年5月28日金曜日
泣く子と〇〇には・・
近くでクリニックをしている皮タックDrから患者さんのことで相談があると地域医療連携室から連絡が入った。しかしどうにも忙しく、「今は出られないからどんな用件か聞いておいてくれ」と伝えた。ところがどうしてもDr同士で直接話をしたいとのこと、ならば後でこちらから電話するからと返事した。それでOKだったが、所用で午後の13時から14時までは向こうも電話に出られないという。
そんなこんなで電話しようと思いつつも外来や急に入った緊急内視鏡などで気がついたら16時ごろになっていた。遅くなったと皮タッククリニックに電話を掛けた。しかしツーツーと言ってつながらない。数分後掛け直す。またツーツー。また掛け直す。ツーツー。うん?どうなってる。番号間違いか。ネットで調べ直しても間違ってはいない。らちがあかず連携室の床杉さんに「つながらない、どうなっている」と連絡した。
しばらくして床杉さんが「私が電話するとつながりました。今コロナワクチンの予約でつながりにくくなっているそうです。しかしやはり直接先生とお話がしたいそうで、別の電話番号を聞きましたのでそちらで掛け直して下さい」とのことだ。しかし今度は外来患者が来ていた。どうにか電話したのが17時過ぎでえらく遅くなってしまった。
いやはや、こんなところにもコロナは影響を与えている。日常生活をする上でコロナが関係しないってことはないくらい。昔は「泣く子と地頭には勝てぬ」と言われたものらしいが、今は「コロナには勝てない」だわ〜。
2021年5月27日木曜日
「新日本紀行」〜五箇山の合掌造り集落〜
放送は昭和45年(1970年)の「新日本紀行」だから50年以上も前のものだ。「万博」という言葉もナレーションで出てきた。私が小学5年のころだ。出だし「五箇村の住人はこの時期(4月)まさに陸の孤島となり、川を渡る船が唯一の交通手段となる」と説明が入り、とんでもない山奥だと知れる。合掌造りの家々があり、村人は農業や養蚕、紙すきなどで細々と暮らし、雪が溶け始めると獅子舞、神楽などで春が来た喜びをあらわすなど「やがて消えゆく日本の山村風景」といった趣旨で番組はまとめられていた。
2021年5月26日水曜日
この時期に成る実って
↑周囲の葉っぱも生い茂り一見気づきにくいですが・・ |
2021年5月25日火曜日
コロナワクチンが始まりますよ〜
高齢者へのコロナワクチン接種が本格的に始まりつつある。青雲会病院では6月1日から接種開始予定だ。それで最近、外来診察時に毎回と言っていいほどこのワクチンのことが話題になる。一番多いのが「予約が大変」というもの。「電話してもつながらない」など確かに面倒を掛けているようだ。だがそれはある程度仕方ないことだ。全国3千万人以上いる対象者がこの数ヶ月で受けようというのだから物理的時間的に混雑するのは自明の理。この姶良市だけでも2万人以上いるわけでこれを単純に3ヶ月で実施するとしても各施設合わせて平日に毎日約300人接種、その予約に1人ずつ対応するだけで時間を取られるわけだから「なんでつながらないんだっ」って怒ってもしようがないことなのだ。24時間TVショッピングのコールセンターのように100人を越える受付スタッフがひっきりなしに掛かってくる電話コールを次々に裁いているわけではないのでそこは分かってネ。
この他、「私はワクチンを受けて大丈夫なんでしょうか」も多い。これは問診用紙に「持病がある方は主治医に受けてもいいか確認して下さい」の文言があるからだ。私の感じでは9割5分以上の人が受けて何ら差し支えないので即「大丈夫です」で終わる。ただ中には「私は受けないつもりです」という高齢女性の人がいた。「え、どうして?」と尋ねると「インド株には効かないとTVで言っていたから」だと。はあ?だ。インド株に効くか効かないはまだはっきりしているわけではない。しかし私がこの前見たTVの某大学病院の先生はデータを示し「イギリス株やインド株にもある程度有効」との見解を示していた。だから「絶対に打つべき」と指導した。というよりイギリスかインドか知らないが、まずはワクチンを打って損はない話なのだ。損どころか大いに得のある話ですらある。それをわざわざ見逃すってか。
この人は当然マスクをしていた。それはなぜ?コロナに少しでも罹りたくないからでしょ。ワクチンはそんなマスクよりずっと罹る可能性を下げてくれる実に有り難い代物(アイテム)なんだ。TVやネットをチェックすればこんな自明の理をちゃんと把握出来ていない人が一定の割りでいるんだな。情報リテラシー(informationliteracy)=情報活用能力=情報を自己の目的に適合するように使用できる能力、これが今の時代非常に重要になっている。ちゃんと活用出来ない人は今のコロナ禍の中、命まで失う可能性すらあるってことだ。文科省もこの世間に溢れる「情報」をきちんと活用できる能力を子どもに教育していく必要があるだろう。Wikipediaで調べると「・・1998年の小中学校学習指導要領の改訂の中で生きる力の育成が目玉とされ(その一環として情報活用能力が重要視される)たりするなど、様々な取り組みが進められた。」とあり今のこどもたちにはその手の教育もなされてはいるようだ。ふむ。2021年5月24日月曜日
病院へ行こう
昨日の午後のロッジ。ハッピーちゃんとゲンちゃんの距離感はいつもこんなもの。
2時間半経ってもハッピーちゃんはゲンちゃんにはお構いなしです。今日はまさに下血の日だった。可愛いんだ理事長から頼まれた中年男性は上行結腸の憩室出血でこれは幸いにして出血源憩室が見つかりお得意(?)のゴムバンド結紮法でしっかり止血できた。30代女性は痔出血もあったが念のため大腸内視鏡を受けた方がいいと勧めてやったところ、なんと大腸癌が見つかった。簡単に「痔でしょう」で済まさなくてよかった。やらずに過ごせば患者さんの命に関わる判断ミスとなっていた。原則どおり「下血があれば大腸内視鏡すべし」を守ったおかげだ。同じように30代女性でごく少量の下血があり大腸内視鏡した患者さんはS状結腸に大きなポリープがあった。内視鏡で切除したが先端は癌化している可能性が高い病変だった。いやはや30代と言えば癌年齢とは思われていないが癌やそれに近い病変は結構見つかるのだ。例に出した3人はいずれも腹痛など痛みは全くなかった。「血は出るけど痛みがないから・・」と自分に言い訳して、受診しないのは絶対にいけない。このことを痛感したので今日の所属長会議で「なにか(意見は)ないか」との司会者の問いに手を挙げ、「みなさんも知り合いや友人から下血があった」と相談を受けたら必ず受診をするよう勧めて下さいとお願いをした。病院に行くだけで失わずに済む命がいかに多いか。このブログでも強調してもしきれないくらいだ。
2021年5月23日日曜日
小さな葉っぱがこんなになりました
カールが「あら、枇杷の葉っぱが出てきている」と庭を指さした。え?と私。
実は芽を見るのは初めてなんだ。家の枇杷の木は何度も書いているように16年ほど前に三男のチッチが食べた枇杷の種を庭に植えたところ生えてきて、それを大切に育てているうちに8年ほど経って実を付けるようになった。それが今では2階まで届くようになって時々剪定する必要があるほどになった。今年は枇杷の実が何個か下に落ちてそのままにしていたこともあって勝手に生えてきたようだ。こんな風に最初は生えるのか・・。こんな小さな葉っぱが16年も経つとほら↓のような大きな木になって実を付けみんなを喜ばせてくれるのだ。自然ってすごいね。2021年5月22日土曜日
下血を見たら必ずすべきこと
外来はそんなに忙しくはなかったのだが、下血の高齢女性が来ていて採血や診察の結果大腸内視鏡が必要だった。前処置なしで11時ごろから検査を開始すると大腸全体に血液がこびりついている。こんなケースの出血では大腸憩室が原因のことが多いのだが、出血源はどこだと探しても憩室らしき所見はなかった。小腸の末端部位まで観察したが見つからない。血液の付着部位からして上行結腸に出血源ありとにらみ洗浄をしつつ観察すると・・。
比較的珍しいのだが大腸ポリープと思われる病変の表面からじわじわ出血していた。
いやはや下血にもいろんなパターンがあるもんだ。結局ポリペクトミーをしてどうにか終わることができた。今日はこの人のほか、30代女性も少量下血で来院してその人は来週大腸内視鏡を予約させた。肛門鏡で痔の出血だろう診断したのだが一度も大腸内視鏡を受けたことがないので「30歳過ぎたら受けておいた方がいい」と勧めたのだ。2021年5月21日金曜日
ここであえて髙橋洋一を推す
2021年5月20日木曜日
「誰かいい人を」と言えば叶います
2021年5月19日水曜日
「新垣結衣がさぁー」
16時過ぎ頃、たまたまYahooを開いたら「新垣結衣と星野源が結婚を発表」とトピックスに出ていた。へーえ!と驚いて近くにいた医局のクラークに話したらみんなびっくりで、まだほとんど職員は知らないようだった。となればー。
病棟、内視鏡室と行く先々で「新垣結衣が結婚したんだってー」と言いふらした。思惑どおり、みんな驚き「え!誰と?」と尋ねてくる。で、もったいぶって「40歳の芸能人らしいよ」と答える。「え、誰、誰」「確かホシノって言ってたかなー」てな具合。星野源と聞いて驚く人とドラマそのまんまじゃないと納得顔の人など様々だ。
それから、10数分経って外来の救急室に行くとおばさん看護師らがゆっくりとしていたので早速「新垣結衣がねー」と言いかけると「ああ結婚したんでしょ」と機先を制された。あらら・・おばはんって意外に情報掴むの早いんだぁ。トホホ。
2021年5月18日火曜日
「射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー」
この前から話題にしていた中国時代劇ドラマ、ついに私も見始めた。中国時代劇は宮廷物と武侠物が人気ジャンルらしいが、その中で武侠物の国民的ドラマという「射鵰(しゃちょう)英雄伝レジェンド・オブ・ヒーロー」を見ることにした。というのも前回紹介した「李姉妹」がこのドラマを「中国人なら誰でも知っている」「ドラマ化も10年に1回はされていてここ30年でも4回ドラマ化されている」とお勧めだったからだ。
それで5月9日に載せた「李姉妹「中国時代劇あるある」が面白い」で姉妹がツッコんでいたところがあるかを中心に見ていくと、物語の前半の前半(全9話)すでに6つほど出てきた。「吐血」「どう見ても女の男装を全員信じる」「首をチョンで気絶」「カンフーは文章で修得可」「薬物が即効し現代より医学が発達か」まさに笑笑(わらわら)だ。福緑Nsが一番ツッコむ「空を飛ぶ」も毎回というより数分おきに出てきてもう飛びまくり、もはやツッコむヒマはなく、まるで挨拶でもするかのようなシーンになっている。他にみんな驚く「柱にぶつけて自殺しようとする」も9話で出てきた。6話で主人公「郭靖(かく・せい)」以外に物語の中心になるヒロイン「黄蓉(こう・よう)」と敵役「楊康(よう・こう)」もう一人の女性ヒロイン「穆念慈(ぼく・ねんじ)」がそろって面白くなってきた。ヒロインの黄蓉は韓ドラ女優のチャン・ナラに似ている。チャン・ナラは中国でも活躍していたから彼の国の好み顔なんだろうか。それより穆念慈の美人ぷりには驚いた。こっちが主人公でもおかしくないくらいだ。いや、出てくる女優がみんなそれぞれ美人なんでもうよりどりみどりだ。悪役の梅超風(ばい・ちょうふう)ですらかなり魅力的だ。↓が黄蓉役のリー・イートン。
2021年5月17日月曜日
タンクローリーは何を語りたかったのか
それは運転中、鏡面仕様のタンクローリーがの目の前を走っていた。みんなも経験したことがあると思うが自分の車が鏡のように映って面白い。ついつい近づきたくなる。で、走行中ローリーを見上げると鏡の中心に何か書いてあるのに有信君は気がついた。何て書いてあるのだろう。気になって近づいたがよく見えない。若干接近し過ぎたりもした。どうにか知りたいと思ってギリギリまで近づいた。そして写真を撮り、よーく見ると・・↓を拡大クリック!みんな、どっと笑い。
2021年5月16日日曜日
「こてる日記」は怪しい・・ってか!
2021年5月15日土曜日
雨中発熱外来
2021年5月14日金曜日
枇杷の実をどーぞ
医局の女性、内視鏡室と1個ずつ上げて、検査室はこのところコロナ検査が増えてバテ気味の難ガターさん、そしてそこにたまたまいた放射線科の元無か毛さんにも上げた。
2021年5月13日木曜日
ノーマン・ロイドが亡くなったって?
朝刊で米俳優のノーマン・ロイドさん106歳で亡くなったというニュースがあった。106歳?ずいぶん長生きしたなー。でもこの名前、どこかで聞いたことがある。経歴を見ると・・。