平日の休みは何かと便利なことがあって土日は自分の行きたい時間にはなかなかの散髪の予約も即OKだった。たかだか30分程度だったのにこっくりこっくりで気がついたら「はい、終わりました」、店主は「この人、いつも寝ているな」と思っていることだろう。平日の散髪はたいていこうだ。
帰宅して昨年録画してあったNHKの「五匹の子豚」を見始めると、なんと1時間半のうち冒頭30分のみしか録画してなくがっかり。めったに失敗しないのになんでだろ。「死との約束」は設定を変えていて見る気が失せ、こっちは原作通りでいい感じだったのにー。NHKはこのところ毎週ポワロ物を再放送してくれていて小説でイメージした場面がドラマでどうなるかという楽しみがある。これら見るためにも小説を先に読まなくては・・だった。そうそう、私がクリスティーをよく読んでいた時期に結婚直後があって「邪悪の家(=エンドハウスの怪事件)」を読み始めるとまさにジャストタイミングでその放送があった。で、録画して小説とドラマを同時進行で見るということをした。犯人が明かされる直前にドラマは止めて、自分なりに推理して本を読み進め、じっくり考え、当てたのを覚えている。「読んでから見るか、見てから読むか」とは昔の角川映画の宣伝コピーだった。それを「読みながら見る」ってやっていた。子どももいないしヒマな時期だったんだね。そうか、今こうしてクリスティーを読んでいるのは回りでがちゃがちゃ子どもがうるさくないからか。ミステリー読むのにもそれなりの環境がいるってことだ。
さて、次読むのはクリスティーファンには有名な「白昼の悪魔(映画では「地中海殺人事件」)」の予定。これは不本意ではあったが「見てから読む」で、事前に犯人を知っていながら読むことになる。さてさて・・。