夕方、家の固定電話に電話があった。うん?これはちょっとやばい電話かもな。カールが出た。少し話ししただけで私に代われという。ああ、やっぱり。中古車販売のガリバーからだった。
2週間ほど前、ネットで「あなたの車の査定は?」「35秒で簡単入力」なんてあったから、ふと興味本位で入力したのだが、あとから入力された電話にお電話をおかけしますというから「しまった」と思った。こっちは簡単にすぐに知りたいだけ、それに今はプリウスを売る気なんてさらさらないのだから後から電話だなんて面倒なだけだ。それでカールに「すまん、オレのミスでガリバーから電話がかかってくるかもしれん。その時は興味ないですって断って」と言っておいたのだった。
でも一応電話かかってきたのでプリウスの値段を聞いておこうか。相手は年式、色、事故歴やキズの具合などを尋ねてきた。しかしー。すぐに今のプリウスの中古値段を教えてくれるのかと思いきや、後でTV電話を使って会社の者がお宅と会話してもらうとかなんとか。私はここでもう「あのー、もういいです。値段は知らなくてもいいし、それに絶対に今売る気はないので」といって強引に電話を切った。
はぁ・・。35秒、いや1分程度で自分のプリウスがどれくらいするのか知りたかっただけなのに、何度も連絡取り合ってTV電話面談に応じないと教えてくれないんだ。そこまでして知りたくもないんだよ。自宅電話番号も知れてしまったしね。結局、プリウスの値段は最後まで教えてもらえなかった。トホホ。
カールも「私も以前似たような目に遭った」という。それは、県のある政策に反対する署名活動に協力してくれと言われ、自分もそう思うからと署名(住所と電話番号は当然書く)に応じたことがあった。それはそれで納得はしていたのだが、それからしばらくしてその一件とは別の封書が届いた。中身は「県知事を辞めさせる運動」に協力を求める内容だった。これに「私は政策は嫌だったけど別に知事に辞めて欲しいと思っていない。前の署名の個人情報が使われている」と少々嫌気が指したんだそうだ。
今の時代、個人情報はあんまし気楽に教えるもんじゃないねっ。
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