この言い回しは主に女性が使うようだが、これ、私が子ども時代にはあまり聞いた覚えがない。いったいいつ頃からよく耳にするようになったのだろう。割と最近のことだと私は思っている。NHKの大河ドラマ「西郷どん」でも薩摩の女性らが「ですです」と使う場面があった。江戸時代にはなかったはずだが・・。ま、それくらい印象に残る言葉で最近はローカルTV番組のタイトルにもなっている(KKB金曜朝の「ですです。」)。また「ですです」を英語の「DEATH DEATH」に変えてTシャツにした商品も出ている。↓参照。
↓こちらは日本語表記の「ですです」です。
みんながこの言葉を面白がっている様子だ。でも「です」の3回繰り返しはあまり人前では使わない方がいいと思うよ(言われた本人としては)。それで内視鏡室の看護師らに「もう一つ、以前から使わない方がいい言い回しがある」と言ってその後がすぐに出てこなかった。病院内でもナースステーションなどで看護師らが会話の中でよく使っていて少し違和感のある言い回しだった。「何なんですか」と福緑Nsに聞かれるがすぐに思い出せない。えーと、えーと・・。「そうだ、思い出したっ!」
それは「何々ですけー」という言い方だ。正しくは「何々ですか」だ。それを妙にくだけて「ですけー」と言うのだ。看護師同士の会話でよく耳にしていて変な言い方だなと思っていた。最近、病院内では聞かないと思っていたら、青雲会病院の「接遇マニュアル」の<言葉使い>の欄の<正しい言い方に直しましょう>の5番目にちゃんと指摘されていた。⑤そうですけー?→そうですか?ちなみに3番目には③ですです〜→そうです。とちゃーんと指摘があったよ。さすがだねえ。
そうか、やはり自分が違和感を感じたのは正しい反応だったんだ。うむ。
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