「オレが小学3年生の時の運動会での徒競走の写真って残ってる?カワダイ君と接戦で走ってて、ゴール前を撮った写真、ある?」
こらまたずいぶん古い話だ。でもその頃はデジカメもホームビデオもたいてい撮っていたから、「あるはず、司馬氏待て」とすぐに返信しておいた。
まず最初に2003年の小学校運動会を「こてる日記」で探してみた。すると、やはり日記ネタにしており、特にセージのかけっこの様子は詳しく書いていた。以下抜粋。
後でカールから聞いた話だと、カワダイママはえらく悔しがったという。と言うのも、セージが事前に「練習では負けちゃったよ」とわざわざ言いに来てたらしく、心の中で「ふん。今年も息子の勝ちだわ」とほくそ笑んでいたのにィーだって。セージもなかなかの者よのう。何かカールに似てるぞ~。
これを読んで、「あ、写真は撮っていなかったのか。でもビデオがあるなら・・」と20年前のVHSビデオテープを取りだし、いまだに残してあるVHSビデオデッキで再生してみた。こんな時のためにまだ古いデッキを捨てられないのよ〜。セージは写真が欲しいというので、まずは動画をデジカメに収め、それを静止画像に変換してからLINEで送った。3倍速にして保存してあったので静止画はかなり画質が悪いが仕方ない。
これらかけっこの写真だけでなく、長男や三男が写った写真も送った。これにはカールも「かわいいね3人」と反応していた。
これらかけっこの写真だけでなく、長男や三男が写った写真も送った。これにはカールも「かわいいね3人」と反応していた。
そう、3人が同時に小学生だったのはこの年だけだった。同じ運動会に参加したのもこの時限りで、3人いっしょの体操服の写真もこれだけで、今思えばとても貴重な機会だった。子どもの頃の写真ってたくさん撮っておくべきだ。その頃は当たり前の日常で気がつきにくいけれど、その表情、体格、仕草なんてもう二度と見られないものなんだ。
最後にセージに尋ねてみた。「セージはなんでこのかけっこを思い出したの?」すると「ふと思いだしただけw」「このかけっこが生涯で1番いいかけっこだわな〜、リベンジ果たした快感がね」とのことだった。なるほど〜。だからいつも思うのだけど、かけっこで順番付けるのは良くないなんてアホな指導をする先生がいたと昔聞いたことがあったが、きちんと順番を付けるのにはとっても素晴らしい効用もあるってことだ。
そして、生涯一の瞬間をきちんと画像にして残してあげていた父に、子どもは「感謝ー!」だよな、うん。
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