日本対スペインの結果から

前日の夜8時過ぎにはウトウトして床寝してしまい、目が覚めたのは日付変わっての未明0時半ごろだったかな。そこから寝たり起きたりのぐーたらをして午前4時からのW杯日本対スペイン戦を観戦だ。音声はAbemaTVの本田圭佑の解説を聞きながら、画面はREGZAの65型にし、ネットとTVではタイムラグが30秒ほどあるのでTVを録画状態にして時間を一致させて違和感がないようにした。

前半は予想通り、スペインがパスを回し、日本もプレッシャーを掛けようとするがうまくかわされ、たまにマイボールになって攻めようとしてもボールを取られてしまうパターンだった。1点を先制され、日本には攻め手がないまま我慢の展開になった。ハーフタイムになって私は天鳳をやり始めたよ。ネット麻雀しながらのチラ見チラ見に切り替えたんだ。根を詰めて見るのがちょっときつくなってね。するとあっという間に堂安の華麗なシュートが決まって同点になったじゃない。すぐにでもTVの前に座りたいが、あいにく麻雀対戦中だ。サッカーも気になるが卓上の戦いも気になる。すると、え！また入ったー？三苫からのライン外からの折り返しを田中碧が決めたようだが、麻雀しながらだけどラインを出ていなかった？正直そう思った。でもVARの結果で得点が三苫られた、いや認められた。ワーォ!もしかしてスペインにも勝っちゃうの？↓のラインぎりぎりのボールのシーンは今大会を象徴するものとしてW杯の歴史に残るんじゃないか。

いかんせん、ネット麻雀を始めると途中で止めるというわけにいかない。ようやく半荘終わって、TVとAbemaで裏のドイツ対コスタリカ戦も見ると、な、なんとコスタリカが2ｰ1でリードしている。これには日本の逆転よりも驚いた。このままだとスペインとドイツが一次リーグ敗退というそれこそ1mmも考えられなかった仰天の結果になる。いや、もうお笑いの結果だ。でも、まだ残り時間が30分以上あるのできっとそうはならないはず・・。それに少しやばいと思ったのが日本がもしスペインに同点にされたら・・コスタリカ勝利のままなら日本は脱落じゃないか。この3戦目の同時対戦は実にスリリングだ。

その後やはりドイツが同点に追いつき、このままなら日本とスペインが進出と少しほっとしたが、ドイツはさらに得点を重ね4ｰ2にしやがった。こうなるともう日本は引き分けでは進出出来ない。得失点差や総得点差で負けてしまうんだ。ただ、逆転されたあとのスペインも攻勢に出てはいるが日本の守備が安定していた。なんていうか後半のスペインからは点を取られそうな感じがあまりなかった。ドイツリードはスタジアムの大型スクリーンにも出ていたので例え日本に負けてもスペインの進出は確定的だったからかな。その後2ｰ1のまま時間が過ぎ、アディショナルタイム見たら、これがまた7分と長いんだよねー。そのころはカールも起きてきていてスペインがボールを持って日本ゴール近くに迫ると「きゃー、怖い」を連発していた。

そして試合終了の長い笛。やったよ。いやー、日本も強くなった。29年前のドーハの悲劇の時は負けても仕方なかったんだと今なら納得がいく。日本はあの年Jリーグが始まったばかり。そこから徐々に進化してようやく強豪相手に食らいつけるところまで来た。ただ、まだ互角にやり合えるという実力ではない。たまに勝てるというレベルだろう。でも誇っていいのは正常進化しているということだ。29年前の同じ年、中国も確かプロリーグが発足したはず。しかし彼の国は経済大国にはなったけれど、W杯に行けたのは1回だけで、アジアの中でもサッカーはB級国に甘んじている。どこかに問題があるとしか思えない。

ともかくもまだ日本のW杯は続く。決勝トーナメントの相手はクロアチアかー。そこもモロッコが1位通過という逆転現象が起きている。前回大会活躍のベルギーが3位で脱落とはこれも予想外だった。ま、結果はどうなろうと、日本が確実に強くなっているのが実感できて今後もサッカーを見るが楽しみだわい、うん。