2022年12月5日月曜日

クロアチアにまた負けても

はいはい、日付変わっての決勝トーナメント1回戦、日本対クロアチアは寝ずにちゃんと最後まで見ましたよ。前半の1点取ったところまでは良かったのだけれどねぇ。まあ拮抗した戦いだった。しかし、PK戦はあんなにも上手く行かないものなんだろうか。「日本はPKの練習はしていないの?」と海外メディアに揶揄されるくらいだ。ドイツやアルゼンチンなどPK戦が強くって、しょっちゅう練習しているのかと思えるほどだった。例えキーパーの読みが当たっても取られないような真ん中より少し上の所に蹴ってくるんだ。取られたボールは皆低めのボールばっかし。PK戦は違うゲーム故にしっかり研究と訓練が必要だろう。日本は蹴る順番も申告制で直前まで先頭を誰が蹴るか決まってなかったとは信じられない。それじゃまたPK戦で負けるよ。

さっそく辛口で鳴るセルジオ越後さんが「早い段階から日本はブラボー、ブラボーと騒ぎすぎた。喜ぶのはいいことだが、日本国内も現地カタールでも、すべてを得たような騒ぎだった。弱いチームが快進撃を続けた時の典型的なパターン。結局、世界の中で日本の立ち位置はまだ低いということだね。決勝トーナメントに入ってからが本当の勝負なのに、その前に満足したのかな。クリスマスの前に騒ぎすぎて、いざクリスマスの時は酔っぱらいすぎて疲れてしまったって感じだな」とケチョンだ。彼のような評論家はこれからも絶対必要だ。

セルジオ氏は最後に「・・今後、DF陣を中心に世代交代が進むだろう。攻撃陣にもテコ入れは必要だ。日本代表は今のメンバー構成が精いっぱいの人選だろう。それぞれ自分のクラブで頑張ってもらって、プレーの選択肢を増やして監督を悩ませるくらいにならないと、新しい景色は見られないだろうな。8強以上は、W杯1カ月で成し遂げられるものではない。4年間、それぞれがクラブで成長してくれないと、4年後も新しい景色は見られないぞ」と結んでいる。

ふむ。確かに「ドーハの悲劇」の頃からすると確実に日本は強くなった。この前も書いたが中国と比較すればその差は歴然だ。見た感じ、韓国よりも強い。今回は目標のベスト8以上は達成ならなかったがこの調子なら私が生きている間には達成してくれそう・・そして、今世紀中には決勝にまで行けるようになって欲しい。クロアチアって人口はたった450万人くらいしかいないのよ。なのに前回はW杯準優勝、日本とともに初出場した1998年フランス大会では3位にもなっている(日本は対戦もし一次リーグで0ー1で敗れた)。日本は人口で言えば26倍もいる。出来ないわけない。そんな期待と願望を抱かせてくれる敗戦でもあった。

0 件のコメント:

コメントを投稿