2022年12月10日土曜日

アルゼンチン対オランダ、トンデモ試合にルミ子の涙

未明のブラジル対クロアチア戦、午前4時からのアルゼンチン対オランダ戦と両方観戦したのよねぇ。おかげで午前中は眠かった。阿久根の折口駅から迎えに来た車中では目を閉じたまま長島までずっと仮眠を取っていた。

ブラジルはフランスと並んで優勝候補だなーと思ってたいたら、延長前半にネオマールの素晴らしいゴールで1点先制したのに、延長後半にまだ諦めていない必死のクロアチアにカウンター攻撃一発をくらい同点にされてしまった。なに、バカをやっている!とTV画面に向かって大声出してしまった。なんていうかもう勝った気分になってしまったのかな。後は必死で守り切るというのが苦手というか・・。1982年のスペイン大会で対イタリアに同点でもトーナメント進出決定という場面で華麗な攻撃で同点にしてもうこれで決まりっぽい気分になってしまったところ、イタリアのロッシにお得意のカウンターにやられて負けてしまったシーンを思い出した。PK戦になったらこれが大得意のクロアチアには負けるだろうと予想したとおりになった。何てざまよ、ブラジル、コラジハゴヌン!(韓国語で、〜のざまときたら、の意)。クロアチアは前半はブラジルに五分以上の戦いぶりだったし、結局勝つとはやはり強い国なんだなと再認識したよ。

アルゼンチン対オランダ戦はこれも予想どおりというか、荒れた試合になった。オランダは以前の大会もイエロー出まくりの試合をしたし、アルゼンチンも挑発お得意の汚い(といったら失礼か)プレーが伝統だ。些細なところでお互いに挑発を繰り返しイエローカード18枚だって?このあたりは日本人は得意にはなれそうもないし、なる必要もないか。後半のメッシのPKが決まって2ー0になった時はもうさすがに勝負は決まったと思った。しかし強豪国の底力ってすごい。オランダは外から長身の選手に放り込むだけのシンプルな作戦でまず1点返し、最後のあのフリーキックのトリックプレイはあれは何?もうこれでラストプレイだろうという瀬戸際で直接シュートを狙うと思いきや、キッカーのコープマイネルスは壁の中にいたウェクホルストへとパス。アルゼンチン代表の守備陣も予想だにしていないプレーに対して後手を踏み、ゴールから至近距離で放たれたシュートが決まった。ゲゲゲーの同点延長やぁー。

私はメッシ大ファンの小柳ルミ子を思い浮かべたよ。きっと後半は「メッシ決めた、アルゼンチン勝ったー」と勝利の涙を流していたはずが、あまりに劇的な同点シーンに呆然としていたんじゃないかな。だが、まだ負けたわけじゃないのが救いだ。アルゼンチンは嫌な流れだったのによく延長を乗り切りPK戦も乗り切った。ルミ子、今度は本当に祝福の涙を流したはずよー。

と、ここまで書いてルミ子、ツイッターをチェックしてみた。やはり、この試合の投稿があった。→「マジかっ⁉️終了間際オランダに追い付かれて延長戦だー😭💦これだからサッカーは最後迄分からない😭💦頼むよー、本当に頼む😭🙏🙏🙏メッシ、更なる違いを魅せてくれー🙏🙏🙏」とやはり涙スタンプが多い。
そして決着付いた直後の投稿が→「メッシーメッシーメッシー😆‼️も〜心臓に悪いよぉー🤣💦おめでとう㊗️ベスト4進出おめでとう🎊メッシの旅はまだ続きます⤴️本当に良かった。有難うメッシ❣️ラウタロ、あのプレッシャーの掛かるPK、良く決めてくれました。有難う❣️

あはは、がちなファンならではの切実さが本当に伝わって来るねー。本当のサッカーファンはこうでなくちゃ。私など足元にも及ばないわ。

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