2022年5月21日土曜日

午後日直時のコロナ検査はなぜお断り

昨日のS状結腸軸捻転解除の患者さんは、外科のカルテを見ると今朝は腹部の張りもほとんど取れレントゲン画像でも明らかな改善を示していた。よしよし、頑張った甲斐があったぞ。↓。
外来で内視鏡の仕事がまた入った。本来、当院の土曜は内視鏡は休みなんですけど・・。昨日のような捻転と消化管出血は緊急でも内視鏡をするのが原則で、高齢女性の下血をニフレックの前処置なしの浣腸のみで実施した。症状の出方から虚血性大腸炎だろうと目星は付けていた。実際その通りだったが、結局盲腸まで観察した。私の内視鏡あるあるで、つい勢いで最後まで見ちゃうのよね。今回は残便が少なかったこともあり、どうにか観察できたしー。

午後は居残り日直で夕方まで仕事だ。コロナも相変わらず続いていて、午前の発熱外来ではだいたい日に10人は陽性患者が出る。比較的若い人や子どもに多い。一家全滅(いや言葉が過ぎた。全員感染が正しい)のケースもあった。ただほとんどが軽症で入院している人たちもほぼ全員高齢者か持病持ちだ。1、2年前と違って肺炎で重症という人はまずいなくなっている。だから各県が何百人何千人と患者発生があってももう誰も驚かない状況になっている。

昼過ぎに救急車で運ばれて来たのは高齢女性のめまい患者さん。以前も同様症状で入院歴があった。念のため頭部CTも撮ったが特に異常ない。しかし動くとめまい嘔吐があるのでこれは入院だ。朝から昼に掛けては忙しかったが午後の15時以降はゆっくりと時間が流れていった。もっとも発熱を気にしてコロナの検査希望という電話もちょくちょくあるが、午前中の決まった時間のみ受付可能だと伝え、お断りしている。のべつ幕なし応対していては私を含め職員も身が持たないのよ。

ここ数日のこてる日記を読めばそれが分かるよねー。

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