2022年5月13日金曜日

こてる家のフーチャンプルー

NHK朝ドラの「ちむどんどん」には沖縄料理が毎回出てくる。それらはこてる家でもよく出てくる。ゴーヤーチャンプルーは当然でこの前も日記ネタにした沖縄そばのほか、しま豆腐、豚の三枚肉、そして一般にはあまり食べられないイカ墨ジューシー(ジューシーとは雑炊の沖縄なまり)なども出てきた。

今週のテーマは「フーチャンプルーの涙」で借金や兄の金銭詐欺被害などで貧乏のどん底にあった主人公の比嘉家で出てくるのが「フーチャンプルー」だ。わずか一皿に盛られたチャンプルーが家族4人分、ご飯もないというひどさだ。ただアップの画面だといかにも美味しそう。


ところで、沖縄ではゴーヤーチャンプルーとフーチャンプルーは人気を二分するほどらしい(ちなみに仲間由紀恵はゴーヤー派、主人公の黒島結菜はフー派らしい)のだが、カールに言わせると「うちではフーチャンプルーは出なかったから私も今まで作ったことがない」とのこと。そこで「今夜はフーチャンプルーにする」と言う。「フー」とは「麩(ふ)」のことで沖縄麩を水で戻してから卵とだし汁でとじて炒めた野菜と合わせる料理らしい。沖縄麩は穴のある筒状のものが特徴(車麩)で最近では鹿児島でも売っているとかで、カールが今日買ってきていた。

初めて作るとあって、カールは麩に染みこませる卵の加減に気を遣ったそう。
そして出てきた初めてのフーチャンプルー。↓私一人分だけど比嘉家全部より多いくらい。
食べてみて、違和感なく美味しく食べられた。野菜のシャキシャキした感触に柔らかい卵味のフーでゴーヤーチャンプルーとはまた違った味わいがあり、私はこっちも好きになりそうだ。チャンプルーにはソーミン(素麺)チャンプルーもありバリエーションがまた増えたわい。

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