沖縄が本土復帰して今日で丸50年になった。NHK始めマスコミも沖縄特集が多くあり、 今日も記念式典の放送があった。50年前は沖縄は雨で今日も雨だった。5月半ばの沖縄は梅雨の時期だからそれも当然だろう。そして鹿児島は50年前は晴れで今日も晴れだった。私は50年前の今日を覚えている。月曜日で中学校の全体朝礼があり、当時の松崎校長が「今日、沖縄が本土に復帰しました」とマイクの前で語ったのだった。そこで本当にそうだったのか、当時の日記を読み返してみた。画像が↓だが汚い字なので下に書きだしてみる。
「今日は沖縄復帰の日でした。朝礼でも、校長先生から復帰するまでの苦労などの話しがありました。経済的、また教育文化のおくれ、基地など多くの問題が残されていますが、なによりも沖縄が約30年ぶりに日本にもどってきたことはうれしいことだと思いました。」
担任のジスイズエー先生は「30年ぶり日本に・・」のところに赤線を引いているが、今の私なら「経済的、また教育文化のおくれ、基地など多くの問題」のところに線を引くだろう。なんと50年経っても沖縄の問題の本質はほとんど変わっていないのだ。驚いたな。その後、まさか沖縄の女性と結婚するなんて思いもしなかったが、わざわざ日記にしっかり記録してあるところを見ると、何かしら運命的なものを感じた。
次の50年後の記念式典まで、おそらく私は生きてはいないが、沖縄の抱える問題が100年前とはずいぶん違っていることを願いたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿