今日の外来に付いたのは西友Nsだった。
次の診察患者の名前を見た私は「ああ、XXさんか」とつぶやいたところ、彼女が「あら、私このXXさんは知らないわ」というので「何、見ればすぐにわかるよ。高齢の女性でさ、クチビルが分厚いから」と教えた。しかし西友Nsは「いや、きっと分からないかも」と心配症らしく反応した。いいや、きっと私の言うとおりになると、入室するのを待った。
で、「せんせー、こんにちわ」と入ってきたXXさん。真っ先に口元を見たのだが・・。
ぬわんとマスクをしているじゃない。なんで?「花粉症で鼻水出るのよぉ」あいたた。そこで私、「この1番診察室はね、空気清浄機入っているからマスク取ってもいいのよ」と煽った。でも「うんにゃ外さない」と頑なに拒否された。
そばで「くくっ」と笑いをかみ殺す西友Ns。
かくしてマスクは外されず、逆に私の目論みは外れたのであった。
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