土曜午前は外来で付いた看護師はニシマキNs。勤続10年以上でずっしり、グッドエンドNsら外来中核を成すママさんナースだ。診療の合間に某非常勤Drのエピソードが話題に上った。それは数年前、某Drはハリーポッターの魔法の杖が気に入っていてそれを診療のちょっとした合間に披露していた。いろんな看護師らが魔法をかけられたがかかってしまったという看護師はついぞ出なかった。ただ、気弱なイメージのピラ健君は逃げられずやや危なかったらしい。その他、まっぴらNsは受けすぎて笑いが止まらなくなるという魔法にはかかったらしい。私も医局で「こてる、どうだ」と構えられたことがある。
とっさに写真を撮ったのはいつものことで、それをニシマキNsに見せると「あ、そうそう。これ!」と大いに肯き、「実は持っていた杖は1本だけじゃないって知ってます?こんなに持ってましたよ」と手で抱える仕草をしてみせた。
は?・・私は魔法よりそっちに驚いた。1本でもそんなの買うかいなと思っていた。ま、好みは人それぞれだから否定するほどのことはなく何も言わなかったが抱えるほど買っていたとは!ねえ。
夕方は歯科医師会月例ボウリングに参加した。前々回は優勝しているので今回も当然狙うのは優勝だ。練習ボールの前にレーンのオイルを直接かがんで見ると7、8枚目より外はオイルが少ないのが分かった。そして一般ボウラーが投げた形跡がなくきれいなコンディションでこれはハイスコアが出やすいと思った。しっかり7、8枚目より外にボールを出せばちゃんと戻ってきてポケットに入る近頃のT-MAXのレンコンだ。練習してそれを確信した。腕の動きも悪くなく優勝も十分に狙えるぞー。
しかし最初の最初、やや薄めに入ったボールの結果はなんと7ー10。ボウリング始めてこのかた一度も取ったことはなく今後も取れる可能性は限りなく小さいパーフェクトより難しいピン残りだ(日本のプロの統計では達成率はパーフェクトの約10分の1)。いやな雰囲気を感じるも気を取り直しストライク、スペアと来ての4フレ目、またもや7ー10スプリット。思わず目を疑ったよ。どうも立ち位置と狙い位置がずれている。そこを修正するのに1ゲームを費やした。結局10フレまたもスプリットが出て158点というロースコア。周囲を見渡すと優勝候補のノダメ先生がなんと231点を出し70ピン以上も差を付けられていた。いやー、優勝どころじゃ・・。
でも自分の中ではいい感じなんだ。ボールを10枚目付近に投げるとボールがオイルに乗って滑り途端にストライクが出なくなるが7、8枚目に出せれば予想どおりかなりの確率でストライクが取れる。気を取り直し投げ続けていると、残り5ゲーム全部200アップしよった。6ゲーム目は出だし4連続ストライクでこのまま行くと逆転もと思わせたが、後半はスペアが続き10フレ1投目ようやくストライク、もう一つストライクが出れば・・・。でも、私は安定してハイスコアを出しているノダメ先生には追いつけないと半ばあきらめていた。終わって集計スコアが出てビックリ。ノダメ1223点、私1222点(アベ203)。なんと1ピン差でノダメ先生の優勝だった。うわー!
後から思えばスプリットできちんと残りピンを狙わなかったり10ピンミスを3回したのが響いた。いや、絶対逆転するという強い気持ちがなかったのがいけなかった。負けてもそれほど悔しがっていない、そこが私の敗因だった。(↓が成績表。なお、ノゾえもんが村信より上位なのは年齢ハンディの差による)
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