またまた来週、朝礼スピーチをしないといけない。今回もこれまで録りだめた病院職員の写真や動画をうまく利用出来ないかと考えている。前2回好評だったし、柳の下にドジョウは2匹も3匹もいるっていうじゃない・・?
今月入職したリハビリの某男性と挨拶したところ、「カイリョー病院のツカ巻きDrがよろしく」とのことだったと言う。おや、なぜに私の大学同級生のツカ巻きDr(血液内科)を知っている。すると驚いたことに「実は私は急性骨髄白血病に罹りましてカイリョー病院で骨髄移植を受け治ったんです」というではないか。へー!顔色も良く、見た目全くそんな風には見えない。ただ新人にしてはずいぶんと歳をくっている。時間がなくて詳しいいきさつは聴けなかったが相当な苦労があったに違いない。にこやかな風貌の新人さん、いずれまた日記ネタになってな。
今頃になって1年以上前に囲碁界を席巻したGoogle社の囲碁AI「Master」の棋譜を見た。中国、韓国、日本(井山裕太)など最強プロたち相手に全勝し囲碁界をあっと言わせ、正体は韓国のイ・セドル九段と対局し4勝1敗で勝ち有名になった囲碁AI「AlphaGo」の進化バージョンだという事が判明した。囲碁プロの三村智保九段が自身のブログで全対局の60局を簡潔に解説しているのが面白く三村プロも語っているが「ただ勝つだけでなく、その打ち筋も斬新で、驚かされる手が非常に多い」との言葉どおりで屈強のプロたちが手玉にとられる様子が驚くやら感心するやらだ。この60局を何度も並べて勉強したいって気になった。http://mimura15.jp/?page_id=1016
この感覚は「ヒカルの碁」でヒカルにとりついた「SAI」がネットを席巻し「SAIとは誰だ?」と騒がれたシーンと全く重なる。20年程前はコンピューターがこんなに強くなるとはまだ思われておらず現実にはあり得ない話だと思っていた。三村プロ曰く「AIが人類の碁を超えた事がハッキリと示されたと思う。棋士がAIから学べる時代が来たということだろう」と。確かに。さらにその後Google社はコンピューター同士の対戦だけで強くなった「AlphaGoZero」を発表しこいつは「Master」にも大きく勝ち越す成果を上げどんだけ強くなるのよと呆れさせた。それでもう開発は終わりらしい。今後は他分野にこの成果を活かしていくことになるという。
AIは今後人類にとって欠くべからざるアイテムになっていくーー。
0 件のコメント:
コメントを投稿