出だしの「秒でドッキリドレミの歌」は短時間で出演者を驚かす趣向でとても面白かった。このドッキリも今回はニューバージョンになっていて「♪ドーはドーナツのドー」ではなく「♪ドーは洞窟でオナラするぅ〜」だった。これが本当に岐阜県の洞窟探検をやっていて狭い洞窟の中で仕掛け人が後ろの芸能人に良いタイミングでおならをプ〜ってやるのよ。本物以上に臭い調合品を使ってのおならで最初のターゲットは信子(ぱーてぃーちゃん)。彼女は臭っさいと思いつつも直接口には出さない。表情が全てを物語っていたが、次のターゲットのJOYは「おならしたでしょ」と仕掛け人にすぐに文句を言い、それぞれの個性も面白かった。
他にも「ラーはライトフライ爆破〜」もすごかったね。草野球でターゲットをライトの守備につかせ、仕掛け人打者がわざとライトフライを上げる。さあボール取ろうとするとライトのホームラン席にあたるところから火薬が4ヶ所大爆破する。ターゲットの驚くこと!TVで見ていても驚くくらいだからネー。森脇健児はターゲットにされダマされたと分かり、いつものディレクターを追いかけ回すが、さあ捕まえようというタイミングでまたもや爆破がありひっくり返った。ほんと森脇ってリアクションがいい。こりゃ引っ掛けたくもなるわ。
品はないが子どもでも分かる面白さで、裏番組の日テレ24時間TVを喰ってやる〜というフジTVの意気込みを感じた。フジも最近は視聴率でかつての勢いが全くないが、このどっきりGPはいかにもフジTVらしくこの路線は変えずに突っ走って欲しいぞー。
で、出だしの50分を「制作陣にとって金と時間がかかるコスパ悪すぎどっきり(逆に視聴者からは見応え十分になる)」の「ドレミの歌ニューバージョン」で詰め込み、後半はコスパはいいが、見ている側はやや退屈な「ボムマジ爆発」「記憶忍者隊 マッサマン」になった。こんな時のためにどっきりGPは録画視聴がいい。さーっと流して見るのがちょうどいいのだ。しかし今回は「ボムマジ爆発」での舌を噛みそうな早口言葉が「言いにくい市1位いちき串木野市」だった。実際あるアンケートで全国の中で「いちき串木野市」がダントツで一番言いにくい市名だったそうだ(鹿児島県民としてまったく思ってみなかったが・・)。それを旧ジャニーズ系の連中が繰り返し何度も何度言うので鹿児島県民としては有り難くてついずっと見てしまった。最初はどうにか間違えずに言えていた出演者も途中からは噛みだしたねぇ。ポンコツで売れている(?)向井康二(Snow Man)はとうとう舌が回らなくなった。「くちききのしし」「きくちいきにくし」「きくちくしののし」などと幾種類も間違う始末。最後はイス爆発だ。その瞬間は確かに面白い。いちき串木野市自身も言いにくいというのは自覚しているようで、市のPRイベントでは「いちき串木野」を3回噛まずに言うゲームを実施したりして言いにくいことを逆に利用したりしているそうだ。
最近はマンネリ気味のどっきりGP、今回のように金と意欲をしっかりかければまだまだ面白さを維持出来、また見てみたいと思う。どっきり好きの私としては応援していくぞー。
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