地震で揺れても心揺らすな

ちょうど夕方、内視鏡検査が全て終わって、ダヒロDrと話をしているところだった。遠くの窓を見ながらで「カミナリがすごいねぇ」なんて私が言っているとスマホからかなり強い警報音が鳴った。うん？カミナリへの注意かなと思って手に取ると「緊急地震速報」だった。「日向灘で地震発生」だって？！音がすごいんでデジカメでその様子を撮影しようとしたとたん大きな揺れが来た。（↓地震が来た瞬間動画。私の声の方が怖いとはカールの意見）

私の慌てっぷりがよく分かるねぇ。揺れは1分くらい続いた。途中、院内放送も流れ「エレベーターから降りて下さい。落下物に注意して下さい」などの警告注意がなされた。実際、業務用のエレベーターは停止していた。すぐに復旧したがCTの電源が落ちたし、なにより鹿児島ではこれほどの揺れを感じることは滅多になくびびった。2016年の熊本地震が確か震度4だったから5くらいかなと思ったら本当にそうだった。宮崎では6弱あったらしい。まっさきに津波が来るんじゃないかと心配した。今時サーフィンをやっている連中もいただろう。おっと帰りの高速は大丈夫だろうか。速度制限くらいならいいがたまに通行止めになることがあるとやばい（高速は宮崎以外は通行止めにならず）。

結局、最初の揺れだけで余震などはなかった。職員らも地震が他地方のことだけではないと実感したようだ。外来ではもし地震で大きな災害が起きたら病院はどう対処すべきかなんて会話がすでに出ていた。「その時はこてる先生、先生が院長として総司令官ですよ」なんて言われたわ。うむ。さっきの慌てっぷりじゃチト心許ないな。しっかりせねばと思いましたぞ、ハイ。