今日の朝礼はシマッチ院長だった。例年は彼が毎回参加する指宿マラソンの話題が多い。しかし今年は開催が1週間延びたせいで、例の羽田空港事故に関してヒューマンエラーについての講話だった。うむ、やはり。
というのも院長の次回の朝礼スピーチ担当は毎年私だからだ。まだ全くテーマを決めておらず、ぼんやり今年初頭の地震&事故のことを語ろうかなぁぐらいに思っていたが、これで別の話題にしなくてはと腹をくくった。帰宅してシャワーを浴びている時に「そうだ、時々やっている『人生の節目を振り返るシリーズ』にしよう」とテーマが浮かんだ。このシリーズもあと2つほどネタが残っているんだ。今週はスピーチのスライド作りで時間がつぶれそうだ。連休明けの病院の仕事が忙しいのは毎回なので今日はネタにしない。近医のおせちDrから下血の入院依頼患者は病棟外来ともに受け入れる余裕がなく断ったほど、と書くにとどめよう。
朝礼が終わった時に大会議室からぞろぞろと職員が退出する時、当院看護師では最年長のブルゾンNsが私に寄ってきて「先生、ふっくらNsが亡くなったって」と知らせてきた。一瞬「え」と返事したが「ああそう」と答えた。彼女は青雲会病院を辞めて10年くらい経っていて、彼女の兄から去年癌末期で危ないと聞いていた。最後はサンキュー病院の緩和医療に入院し12月31日に静かに息を引き取ったそうだ。私が青雲病院に来てすぐに訪問診療も担当することになり彼女とは約10年間姶良加治木蒲生の家々を回ったものだ。それでこの地域の地理には詳しくなった。またお互い韓ドラ好きでその話題やDVDの貸し借りなどもよくやった。私が10点満点を付けている「復活(2005・MBC)」を見たのも、彼女が「あれは面白かった」と教えてくれたのがきっかけだった。たまに会うことがあっても糖尿病や血圧も悪かったので血管系の病気が危ないかと思っていたが腫瘍系でとは・・。
60歳代70歳代になるとこうした訃報もよく聞く。まずは健康であること、今年に限らずこれからの最重要指針でもある。
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