ちょっかい

うちの2匹の白黒ネコ（もしくはハチ割れネコ）は今だに仲が悪い。どうしても縄張り意識（これはゲンちゃんに強い）と自分が優位に立ちたいというマウント取り（これはハナビ）でケンカっぱやくなる。どっちかいうとハナビが仕掛けることが多いがー。

この間はテーブルとソファの上でにらみ合ったかと思えば、今日はゲンちゃんがソファの上から床のハナビを見下ろしていた。↓にらみ合いはサムライ同士が間合いを計っているよう。

↓これはハナビがけしかけている。ゲンちゃんはお前何してるんという態度。

↓は先にハナビがゲンちゃんにネコパンチを食らわしたため、起こったゲンちゃんが追い詰めようとしている。ハナビは固まって動けないが、もしゲンちゃんが手を出したら応戦するだろう。その下の台所でのにらみ合いも、ハナビちょっかい後にゲンちゃんが圧をかけているところ。ハナビってちょっかい後にすぐ逃げるから、こてる家ではずるいネコとも言われている。

今日明日までカールがいないので私が不在の時はハナビを廊下と2階に、ゲンちゃんを1階の居間に固定して2匹を引き離しておく。そうしないと誰も見ていないところで怪我をされてはかなわない。↓はこの前、カールを空港に送るために外に出たら、窓際で睨み合っていた。これは悪さをしたハナビをゲンちゃんが追いつめたところ。ハナビはちょっかいを出すくせにゲンちゃんの圧に逃げ腰になる。

そうそう、「ちょっかい」という言葉は元々はネコの動作「猫などが前足をちょっと出して動かし、物をかき寄せるようにすること」から来ているそうだ。この間、サブアラドDrがそう教えてくれた。そこから転じて「横合いから、余計な手出しや干渉をすること。また、女性にたわむれに言い寄ること」の意味が出てきたんだとか。

ううむ、ハナビがちょっかいを出すのはそもそもネコの本能だったんだ。こりゃ、しばらくはちょっかいは直りそうにないな。