2023年5月12日金曜日

ふるさと納税品が日常の我が家

ゴールデンウィーク明けのせいか外来業務が忙しかった。特に新患が多かった。再来患者と違って一から問診、検査、説明、処方などあり時間がかかる。午前業務が終わったのが13時40分過ぎでそこから昼食を摂って医局の机に座ったのが14時前。すると14時に難ガターさんが「先生、感染症委員会の会議が・・」と言ってきた。さすがにほとんど昼休みの休憩もなしに会議への参加はうんざりで「すまん、今日は出ない」と拒否した。ま、いいでしょ、このところ毎週参加しているしさー。

帰りもいつもより1時間ほど遅くなり、帰宅すると「今日はふるさと納税の牛タンよ」とカール。昨日、岩手は花巻の厚切り牛タン塩味が届いていたのだ。確かに厚切りの立派な牛タンだった。

肉質も硬すぎず食べやすかった。ただカールに言わせると「以前頼んだ宮城の登米(とめ)町のほうが少し良かったかな」とのこと。今度は登米町に頼むつもりのようだ。

こてる家では月になんどもふるさと納税がらみの食事が出る。静岡西伊豆町の干物、秋田大館市や茨城下妻町の豚のスペアリブ、北海道は別海町のホタテ、中札内村(なかさつないむら)のじゃがいも、根室市の生ズワイ蟹、沖縄浦添市の牛フィレステーキ、蟹それに昨年頼んでまだ来ない長崎諫早の牛の切り落としなど全国各地の特産品の味を楽しんでいる。それと米は新潟魚沼産を始め、山形、熊本北海道産の無洗米ですべてをまかなっている。カールはビールも北海道千歳市に一番搾りのケースを頼んでいる。あと、おやつ&果物類では長野蓑輪町の低糖質ミックスナッツや山形のラ・フランスやリンゴなどを頼んでいる。そして子どもたちには米や肉、魚介類、お菓子などをふるさと納税でプレゼントをしている。

返礼品はあちこち頼んでいる中で、値段と質の両方でカールのチェックを通り抜けたものがセレクトされる。「それにとっても時間がかかるのよねぇ」とカールは調べ尽くす。そして「以前、私がよく頼んでいた市町村はたいてい国からの指導を受ける羽目になった」とぼやいていた。要するに利用者からすればかなり有利でお得な品が多かったのだ。大阪の泉〇野市など「一番のお得意さんだったのに・・」と。税金を各市町村に振り分けるだけで払う市民税の総額は変わらず、こうした返礼品が届く。私の住んでいる鹿児島市がその分割を食うわけだが・・。あと、ふるさと納税の最大の欠点は自宅への届くタイミングがいつになるかはっきりしないことだ。早ければ10日ほど、たいていは1ヶ月以内に届くが、到着日は近日にならないと分からない。その点を理解していれば大いに利用価値がある。

今から8年前の大学内視鏡室の忘年会で後輩のDrに「先生も絶対やるべきですよ」と言われてから始めたふるさと納税返礼品、今ではこてる家の日常生活に欠かせないものになっているのだった。

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