明け方からずーーっと庭のロッジにハナビはいて「エサ欲しいよー」と窓際に来てアピールしては、いなくってまた来るということを繰り返していた。私の座っているテーブルの位置からはそれがよく見える。その様子が本当に切ないのよねえ。「この間までたーくさんエサをくれたのにーなんでー?」って上目づかいでこちらを見るのよ。
まったくこの家を離れようとする気がないばかりか、昨日カールが郵便物を取りに玄関のドアを開けると、ここぞとばかりにハナビが入り込んできたんだって。他の野良ネコなら人が近づくとサッと逃げるものなのに、このネコはこてる家の一員になりたがっている。でもゲンちゃんが騒ぐし、接触させてはなにかと問題があるので、カールは急いで抱っこして外に出した。で、うちの家以外ならと対面の並木の根元にエサを撒いてみたそうだ。ハナビちゃん、3日ぶりにエサにありつけた。カールにしてみればうちに来ないで他のところに行ってという趣旨なのだが、ハナビにしてみたらエサをねだるのは止める気もないし止められそうにないみたい。こてる家の周りをうろつきパトロールし、隣の家の庭で用を足し、お腹が空いたらまたロッジに来る。そういう生活スタイルがこの1ヶ月で確立しちゃったってことのようだ。
で、とうとう私も根負けし、昼に4日ぶりにエサを上げることにした。もう、がっつくがっつく。隣の家ネコのハッピーやキタローは2さじくらいで十分だったが、ハナビは4さじをアッという間に食べ終え、5さじ目もパクついていた。↓はその様子と家から覗いているゲンちゃん。
ふーん、ここ数日心が痛くて私もつらかった。エサをやらなければこの家かからいなくなるだろうという目論見は外れそうだったしー。周囲に迷惑をかけているかもしれないが、ハナビだがエサもらいに来る限りはエサを上げよう。私たちも心が不安定になっていたのがとりあえずはこれで少し落ち着いた。でもどうなることかねえー、ハナビちゃん。
0 件のコメント:
コメントを投稿