朝礼スピーチが終わって気持ちが軽くなった。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」以来、見るのを止めていた韓ドラもキム・ナムギル主演の「熱血司祭(2019年SBS)」をUーNEXTで視聴再開した。
悪事を働く権力者たちに怒れる司祭が立ち向かう痛快アクションコメディで、聖職者が主人公でありながら決闘シーンが毎回のように登場することや、聖職者と刑事、検事が協力し合いながら殺人事件の捜査に乗り出すという風変わりなストーリーが大好評で、最高視聴率は22%を記録、さらに2019SBS演技大賞”で、キム・ナムギルが大賞を受賞した(以上、公式ホームページより)とのことだ。
しかしこのドラマ、よっぽど見るのを止めようかと何度か思った。全40話(1話30分ゆえに実質20話)で序盤の実質8話くらいまでは登場人物に感情移入出来なくてね。いずれ味方になるであろう刑事や検事がクズっぽくて主人公になかなか味方しないばかりか邪魔もするのよ。それがうだうだと全体の1/3まで続くもんだから、途中「ウ・ヨンウ」に移ったらそっちをあっという間に見終わったしー。ただここに来てようやく面白くなってきた。上の画像にもあるように刑事2人がちゃんと味方になって悪徳権力者たちへ対抗し始めてきたから。20話なんてせずに10話くらいでいいから早く悪い奴らをギャフンと言わせて欲しいぜ。何ヶ月も前からなんだが、カールが沖縄のヨーコバーバからの電話に毎日悩まされている。彼女は認知症で子どもがおらずカールが面倒をみている。ただ困ったことに元気な認知症なんよ。ちゃんと言いふくめても3分で忘れてしまうし「いつ(沖縄に)来るの〜」だの「お金がない」などの質問やお怒りが飛んでくる。そこはちゃんとカールがして上げているのだがすぐに忘れてしまう。お金も「無くしちゃいけない」と部屋のあちこちに隠すので結局どこにあるか分からなくなる。それに彼女は行動力があるから「キャッシュカードを銀行に作りに行った」り、勝手に病院に行って検査の予約をしたり(本人はすっかり忘れてしまう)するのでカールは気が気でない。
今日も何か認知からくるひどいことを言われたようで、カールは「まさかやぁー」と応じていた。その言い方が自然でまるで朝ドラ「ちむどんどん」だ。「まさかやぁー」と言うのは、今、カールの高校時代のLINE仲間で流行っているとのこと。確かに沖縄の言葉とはいえそんなには使うことはなかったのに、その気になれば普通に出てくるものらしい。見せたまえDrもこの朝ドラが始まった頃使っていたが、やはり沖縄ネイティブには敵わない。ネイティブの方言を聞けるのはいいけれど、さすがにカールもお疲れモードで「まさかやぁー」は減ってもらいたいものだね。
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