2022年8月8日月曜日

セミの一生は

ゲンちゃんが全部の足をウーンと伸ばしてくつろいでいるのが可愛くて、急いで写真を撮ったがすでに降ろした後だった。で、その後、窓をじーっと見ていた。

モリサンチー家の2匹、ハッピー&キタローがエサもらいに来ていたのだ。いつものことでそれぞれの皿にエサを上げると当然とばかりにパクついていた。↓左ハッピー、右キタロー。
エサを食べ終わると、ハッピーはさっさと帰ってしまったがキタローはちかごろ我が家のロッジがお気に入りで、ドテーッとお腹を出して寝転んでいた。そして今度は庭の土に同化したかと思えばジーッと枇杷の木を見つめるのだった。

これはジージー鳴いているセミを見つめていたのだ。とても届きそうにはないけれどネコ科の本能がそうさせているのかしらん。で、写真右奥の駐車場に何か小さな物体が見える。実はこれセミの死骸だった。↓クマゼミかなぁ?よく分からん。
まだきれいな姿だったがピクリともしない。セミは成虫になったら10日ほどしか生きず、その間に子孫を残すために活動をしている。この写真のセミもそれらを終えて亡くなったのだろう。今年始めて空蝉を枇杷の木に見つけたのが7月17日だった(↓3匹の空蝉を見つけた)。
成虫は長くても2週間くらいというから、8月上旬の今日、死骸が見つかってもおかしくはない。幼虫として7年ほどして過ごしいわゆるセミの姿になってわずか1、2週間ほどで消えてしまう。昔の人がセミに人生のはかなさを投影したのも分かるな。寿命10ー15年くらいのネコちゃんには分からないだろうがねぇ・・。

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