2022年8月18日木曜日

親孝行なベイティ

当直明け故に午後は早帰りをした。高校野球は準々決勝をやっていて、TVの前で観戦をしたのだが・・大阪桐蔭対下関国際の接戦試合は当然というべきか寝入ってしまった。その様子はこっそりカールに撮られていた。

いやー、下関はそこそこやるとは思っていたが、結局は大阪桐蔭に負けるだろうと予想していた。多くの高校野球ファンもそう思っていたんじゃないかな。7回裏のトリプルプレー達成の瞬間はアナウンサーの声で一瞬覚醒し見たが、それでもまだ1点負けていたし、桐蔭の壁は厚いだろうと。結果分かって、夜になってタイムシフト録画を見直してみた。トリプルプレーの後も8回裏など桐蔭の方にチャンスがあった。しかし下関の背番号6番の仲井投手の球には力がある。低めのボール球にも桐蔭各打者は手を出すようになっていた。9回表は甲子園の観客が下関を応援して手拍子が鳴り止まなかった。ここ最近の甲子園で見られる観客の一方的応援に桐蔭の選手も少し呑まれた感があった。2点を逆転されてからは桐蔭は選手も応援団も顔が引きつっていた。

準決勝は仙台育英対聖光学院、下関国際対近江とフレッシュな組み合わせになった。どこが優勝しても初優勝で、下関の山口県以外は県としても春夏初の優勝となる。特に東北勢は今回で10回目の夏決勝進出でこれまで一度も優勝していない。最近はいつ東北勢が優勝してもおかしくなくそこがまず大注目だ。仙台育英はこれまで何度も決勝に行っているのにもし聖光学院に負けてしかも優勝までされたら悔しいだろうな。多くの高校野球ファンが東北が優勝するとしたらまず仙台育英だろうと思ってきたからネ。ともあれ、甲子園はまだまだ熱い!

最近はプロ野球は結果だけをチェックするくらいでどちらかといえば大谷翔平と大リーグをよく見ている。今日は大谷が27号2ランとヒットも計4本と絶好調の結果でNHKBS1の「ワースポ×MLB」でじっくり見た。でもそれよりも面白かったのが、大谷の属していないナ・リーグの東部地区首位攻防戦のニューヨーク・メッツ対アトランタ・ブレーブス戦だった。この試合でメジャーデビュー戦となったメッツの3塁手ブレット・ベイティが2回の初打席でホームランをかっ飛ばしたのだが、カメラはそのファミリーが大喜びするシーンをしっかりととらえていた。その様子がねえ・・いいんだよ。ベイティは2019年のドラフト1位(全体12位)で大学を中退してメッツに入団した。コロナ窩で試合もこなせない中、ついこの間メジャー昇格したばかりだった。家族も出身地のテキサスからアトランタまで集合し息子、あるいは弟の活躍をそろって観戦しようとなったのだろう。↓見ただけで初々しさが残るベイティ。

両親とその周囲に姉か妹か5、6人は集まっていた。ベイティが打った直後のファミリー↓。
特に右のおっぱいのでかい女性の喜びようはすごい。ただこの後ちょっとした問題シーンが。
おいおい、その手はどこを触ってんだぁ?犯人はどうも夫か彼氏には違いないようだが・・。
ニューヨーク・メッツではメジャー初打席初ホームランをした打者はあの松井稼頭央も含め球団史上5人目というのも出ていた。松井のは私も18年前かな、病院の当直室で明け方生観戦して目撃した。ともに相手がブレーブスというのも因縁か。↓友人に「おい、良かったナ」と肩を叩かれ、感無量の様子のベイティ父親。
こういうのは洋の東西を問わず、変わらないもんなんだよな。ベイティ、最高の親孝行だったぞ(⌒о⌒)。

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