2022年4月27日水曜日

Mリーグ最終戦

昨日の昼の休憩時、内視鏡室でたつやましたDrが「今日のMリーグ決勝最終戦のラインナップ予想です」と紙切れを私に見せた。そう、去年10月から戦ってきたプロの麻雀リーグ戦「Mリーグ」の決勝半荘2試合が26日夜行われたのだ。全8チームが各90試合行い、上位6チームがセミファイナルに出場し、ここで16試合行い2チーム脱落し、ファイナルに4チームが残る。優勝チームは賞金5千万、2位は2千万、3位は1千万、4位は何もなし、どこも優勝を目指す大一番だ。今シーズンはセガサミーフェニックス、渋谷ABEMAS、KADOKAWAサクラナイツ、KONAMI麻雀格闘倶楽部が残った。どこが優勝しても初優勝である。各チーム誰が対戦に参加するかは試合開始までは発表されない。そこでたつやましたDrは「こうなったら面白い」と予想をしたのだった。
この予想だと1戦目はすべて女性雀士だ。ただ、これは彼の願望だろう、きっとそうはならない。2戦目はさすがに最終戦だけあって各チームのエースの予想だ。なるほどと思ったが、ABEMASの白鳥か多井(大井は書き間違い)は絶対的エースの多井が出場するはずと私は指摘した。サクラナイツの内川も堀が出るはず。実際最終戦は近藤、多井、堀、滝沢の4人だった。第1戦が終わってたつやましたDrから19時半頃LINEに連絡が来た。「セガサミーとサクラナイツは勝ったら、優勝。ABEMASは、5万点以上トップで優勝の可能性があるみたいです」ほう。私もAbemaTVで観戦したいがその時はオマルさんと囲碁の対戦中だった。で、帰宅してすぐにネット観戦をした。

すでに南場に入っていてトップ目はすでに優勝の目が完全になくなっているKONAMI麻雀格闘倶楽部(打ち手滝沢)だった。となるとセガサミー近藤とサクラナイツ堀の一騎打ちか。しかし親のABEMAS多井も連荘して大きなトップを取ると大逆転優勝もあり得る。その多井、南場親でトイトイがらみのツモれば親ハネマンという手になっていた。そこに堀がリーチしていてドラも乗っていて上がれば満貫以上という展開。サクラナイツの控え室ではメンバーの岡田紗佳と内村幸太郎がハラハラしつつ祈るような思いでモニターを見つめていた。
すると堀が上がり牌をツモり、ドラも乗って子のハネマンツモ。その瞬間の二人がこれ↓。
結局だよ、次の牌が堀のものになるか多井のものかは全くもって運次第なのよ。麻雀って打ち手が出来るのは聴牌に持っていくだけで後は神様が決めると言ってもいい。118試合を打ち続けても一半荘、一局の勝負が明暗を分ける。オーラス、セガサミーの近藤は1000点上がれば優勝だったが出来なかった。ラス親の堀が連荘をして最後は自ら流局聴牌を取らず優勝をした。観戦していて対局者のチームメンバーの息づかいが聞こえるほどの緊張とスリルがあった。AbemaTVの視聴者数も300万くらいあったようで、見る麻雀も将棋など同じ市民権を得ている。

4期目の今シリーズは私も初めて全期間を可能な限り視聴して、改めて麻雀は面白いと思った。ずっと見ていると各雀士のキャラやエピソードなどオタク的な面白さもある。→https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/49764.html
単なるギャンブルではなく競技としても面白さを楽しむ習慣をMリーグは提供してくれている。来期も期待しちゃうゾ!

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