2022年4月12日火曜日

モヘンジョダロ?

今日は小ネタ。

火曜日午前は毎回胃カメラ業務だ。今日も一人胃カメラが終わればまた次の人が待っている。それに慣れているはずだが、それでもさっきのは早すぎた。「はい、センセイ、次胃カメラです」「えっ、もへ?」

「もへ?」とは「もう?」の鹿児島弁だ。「もへな?」とも言う。そう言った後、私はこう呟いた。

「もへんじょだろ、だよ」

これにこの4月から内視鏡室に勤務したばかりの演歌Nsは「はあ?」という表情になった。彼女は以前は鹿児島市のサメ肛病院に勤務していたベテラン看護師である。ま、ベテランでもいきなりの「モヘンジョダロ」は怪訝な表情になっても不思議はない。

「さっき『もへ?』って言ったから連想で『モヘンジョダロ』なのさ」それでお終いって思ったが「モヘンジョダロって何ですか?」と来た。なに?知らないか、モヘンジョダロ。「中学校の教科書で習っただろ、古代インドの遺跡の名前だよ」もう少しで「モヘンジョダロと来たら次はハラッパだろ」と言いかけたが止めた。絶対に知らないはず。↓がモヘンジョダロの遺跡写真だ。

まあ彼女は知らなくても他の職員は知っているだろうと、周囲に同意を求めたが、だーれも知らなかった。はあ・・・みんな教科書に出てくるくらいの教養は持とうヨ。せっかくのダジャレ、地口言葉など解説付きじゃー白けるだけじゃん。


みんなにグチっている最中、私は清少納言と藤原定子(ていし)のやりとりを思い浮かべていた。あの「香炉峰の雪」のエピソードだ。あ、いかんいかん、そんなことを言ってもこの場じゃムダというか、返って白けるだけさー。

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