2021年7月23日金曜日

オリンピック開会式、気が早いが、閉会式に私が望むこととは

オリンピックの開会式が20時から始まった。布団で寝そべって見ていたのだが・・序盤のちょっとよく分からない演技というかパフォーマンスにもう少し分かりやすいのはなかったのかなと思って見ていた。で・・ようやく選手入場が始まりほっとすることが出来た。入場音楽はあのドラゴンクエストのロトのテーマだよ。いやー、我々世代から下にはすっごくなじみのある音楽だし、入場曲にぴったしだなと思った。すぎやまこういちさんもうれしかったろう。で、入場順が50音順というのも少し面白かった。でもそれならアメリカは早い段階で出てくるのにと思ったのに出てこない。なんで?

見ていたらカザフスタンの女性旗手が美人で衣装もお姫様風で目立っていた。そう思ったのは私だけではなくネットでもすぐに反応しYahooなどでもトップニュース扱いだった。陸上の有名選手で見た目よりずっと年配で36歳、すでに2児の母親だという。

それとマスクだったというのも良かった。これに限らないがマスクのためにより美人に見える女性が最近多いんだよな。昔から「夜目遠目笠の内(よめとおめかさのうち)」といって女性が美しく見える状況を言うが、笠を使わない現代では「夜目遠目マスク掛け」に言い換えてもいいかも。

でもね、この後は覚えていないんだ。寝てしまっていた。気がついたら聖火ランナーが最終に近づいていて王長島松井というプロ野球のレジェンド3人が聖火をゆっくり運んでいた。うわ2時間近く経っているわ。はー、大坂なおみが最終聖火ランナーか、まあ無難な選考か。着火もそれほど奇抜でなく富士山モチーフの聖火台に普通に火がともされた。ふう、これでようやく終わりか。最近の開会式は長いな。タイムシフトにしていたから途中途中を見直そう。

そうか、アメリカは次々回のロス・アンゼルスでのオリンピック開催、フランスが最後から2番目だったのは次回開催だからか。ようやく納得がいった。ドローンの地球儀はすごかったし、競技紹介でピクトグラムっていうの、なかなか面白かったネ。でも観客がいないとちょっぴりつまらないのは仕方なかったか。中止になるよりかよっぽどマシだもん。開会式は開会式でどうあってもいい。私はアスリートたちのぎりぎりの真剣勝負を見たいんだ。そっちが一番重要でしょ。あと、今のうちに言っておくが、閉会式では喜納昌吉の代表曲「花〜すべての人の心に花を〜」が是非会場に流れて欲しい。なぜか?

知っている人もいるかと思う。喜名昌吉は1964年の東京オリンピック閉会式で多国籍の選手らが閉会式で入り交じって仲良く歩いている映像を見た瞬間、衝撃に打たれた。エピソードによると・・選手たちは各国入り乱れ、肩を組み、肩車をし、踊りを踊り、笑うものあり、泣くものあり、そして互いに祝福しあいながら入場行進を行った。そこには国境や人種といった人類の垣根を越えた「平和の祭典」の姿がたち現れていたが、テレビの中継でこの模様を見た喜納は涙がこみ上げる感動を覚えたという。実況のアナウンサーの、「泣いています・・・笑っています」という言葉とともに、この日の感銘が歳月の中で喜納の中で発酵して生まれたということだ。「花」は世界各国で歌われ60か国以上で多数のアーティストにカバーされヒットもしている。そのきっかけがオリンピック閉会式だというのならそれを流さない理由はない。絶対聞かしてくれよー!

さあ、ともかくもオリンピックは始まった。明日からTV観戦で十分楽しもうぜー!

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