最近は早起きしてネット麻雀「天鳳」を半荘1回か2回打つのが日課のようになっている。
さて今日はどうかな?クリックすると、お、対面に座りしはなんとzeRo八段。師匠ではないか。この人、元麻雀プロでその後麻雀ブロガーをしつつ、天鳳で打ち続け十段になること5回、麻雀Mリーグの観戦記事を書いたり、アマチュアながら麻雀戦術書「ゼロ秒思考の麻雀」を出すなど麻雀界では有名人である。同じようなタイプに「ゆうせー」さん(あの初の天鳳位にして現在は麻雀プロのASAPINの兄)もいて彼も十段経験多数で麻雀本を出していて、たつやましたDrなど「彼の本を愛読しています」と言っている。今やネット麻雀強者もプロ並の扱いを受ける時代である。
私は麻雀ライターの福地誠さんの本と彼の本をよく読んでいて、ここしばらくはMacBookProのそばに「ゼロ秒思考の麻雀」を常に置いているくらいなので「zeRo師匠」と密かに呼んでいる。そんな麻雀強者と対戦出来るのもネット麻雀の素晴らしいところだ。そんなzeRoさん、自身の麻雀ブログでは「天鳳八段を降段したらこのブログは止める」と宣言している。「なぜなら『よえーやつに戦術を語る資格はない!』と思っているからだ。他の誰でもなく、自分が許せない。」なんだそうだ。
そのzeRo八段、現在のレーティングはR2231で持ちポイントは2050Pで、私は同じ八段だけれどR2229、持ちポイントは1285Pなので、やはり彼は私より上位である。開局、親は私だった。始まって間もないのに対面のzeRoさん、3巡目にいきなりリーチと来た。いや、早すぎるよ。参ったなぁ。私の手はピンフ形でまあまあの手。しかしまだ三向聴ですでにリーチがかかっている状況では振り込まない方が優先だ。(↓図参照。全部牌が透けているが、実際はもちろん相手や山の牌は全く見えていない。zeRoさんはリーチドラ1の普通の手)
比較的安全な牌を切りつつ手を進めて行くと、一向聴になり、何と10巡目には聴牌をしてしまった。5ピンを切れば聴牌だがこれは危険牌だ。しかし自分は親であり聴牌しれば十分に勝負になる。待ちも69索で悪くない。zeRoさんは著書の中で「手牌がよければゼロ秒でプッシュ」「ダマ聴牌にするよほどの理由がなければリーチしろ」とこうした場合は追っかけリーチすべしと言っていた。そういうわけで遅ればせながら打5ピン、リーチ!すると・・4巡たって当たり牌の6索をzeRoさんがツモ切った。当然ロン!リーチピンフに断ヤオも付き、さらにウラドラまで乗った。なんと親の満貫だ。
この逆襲が決まってzeRoさんは苦しくなった。結局最後まで私への親マンが響いてラスになった。私は余裕のトップ目でオーラスを迎えたが上家の親が親ハネマン18000点をツモってぎりぎり逆転され2位に終わった。それはともかく、zeRo師匠の言うとおりに打ってzeRo師匠に勝った。これを恩返しと言わずして何と言おう。zeRo師匠、あなたのおかげで勝てましたよ。ハイ!
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