2021年7月7日水曜日

白鵬が頑張っている

白鵬が「引退」をかけて久しぶりに本場所に出場している。そして勝っている。さすがだ。私はこれまで日記に何度も書いてきたように「白鵬はすごい」と思っている。だから「白鵬辞めろ」とか「品位の面で横綱に値しない」とかの非難には賛成しかねると言い続けてきた。いま照ノ富士も勝ち続け横綱になろうという勢いだ。きっと今場所で昇進を決めるだろう。

品位がどうのこうの言っている自称相撲ファンへは、「ならばどの力士をあなたは推すのか」と問いたい。今の大関陣は一場所くらいは力を出して優勝したりもするが後が続かない。貴景勝も正代も横綱に上がりそうな雰囲気はなく、朝乃山に至ってはどんだけキャバクラが好きなんだという体(てい)たらくで、これら日本人力士こそもっと批判して甘えさせない必要があったんじゃないか。モンゴル勢は覚悟が違う。勝ち上がらねば後がない。品位や格式がどうあれまずは勝てる力士であることがもっとも重要なはずだ。

白鵬ほどの力士、大相撲史上最高といっていいほどの力士なんてそうそうはお目にかかれない。自分が子どもの頃は大鵬が一番すごいと思っていたが勝負に徹している点では白鵬の方が上だ。それに14年以上も横綱を張り八百長問題などで大相撲が危機的な状況でも横綱としての責任も果たしている。どれだけ大相撲に貢献してきたか計り知れない。白鵬の代わりを務められた日本人力士がいたかな?もう36歳というのに体調が戻って来たら今のところ勝ち続けている。いかにもそれが白鵬だ。いずれ引退は近いだろう。今、白鵬の相撲が見られるだけで一相撲ファンはうれしい限り。じっくり見届けようぞ。

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