2021年6月26日土曜日

身にしみたこととは

オマルさんとの囲碁は、昨日定先8戦目を戦った。オマルさんの序盤の強引なキリからまた接近戦になり途中は私が明らかにツブれていた。しかし自重したか、自分の方が不利とみたか、転戦の手が2回ほどありそこから私が優勢になった。それでも常に逆転の手を狙ってくるオマルさんなんで慎重に打っていたら「ない」と言って予想より早く投了してきた。え、と思うもまあやや優勢なのでそこで終わりになった。これで私の定先5勝3敗。来週月曜には退院が決まっていて、ということは昨日が最終戦だった。すでに90歳前で今後も打つ機会があるかどうか。4年以上、入院のたびに打っていて、いったい何局打っただろう。最初の数局は5子局からで、主に4子局を長く打ち、徐々に置き石は減りついにはなくなった。もしこのまま定先で大きく勝ち越せば互い先(たがいせん)になる。もしくは6目半の先番コミだしだ。私の師匠兼好敵手のオマルさんにはもっと長生きしてもらわなくてはね。

さてさてもう一つの趣味である麻雀、今日の午後は久々にリアル麻雀を見せたまえ雀荘で打った。腹出しDrが入った5月上旬の麻雀では私が一人負けをくらっていた。しかし今日はずっと好調、半荘8回終わった時点で1回もラスなしで対する腹出しはかなりの不調で1回もプラスになった半荘がなかった。あと半荘2回をこの調子なら5月の一人負けを取り戻せる・・だが9回目半荘に罠が掛けられていた。腹出しが初めてのトップ目でそれを追う私が2着目。手が七対子模様になり首尾良くドラの5索待ちを聴牌したが危険牌の発を切れず1萬の対子落としをした。するとドラ5索をツモりまた聴牌し直し発単騎待ちに。よく考えられば発を思い切って切っていれば満貫の上がりになっていた。

と、そこへ。腹出しがリーチ。お?点差は8千点ほどで私が今この手を上がれば逆転できる。とここで、慎重に打っていたのにイケイケの気分になり発待ちで追っかけリーチを掛けた。
発は親のサブアラドも持っていそうにないし、もし持っていたら二人リーチに対しオリ打ちも狙えるなーんてと思ってリーチ後の第1ツモを見たらギョッとした。なんと赤5索!い、いかん、これは腹出しかサブアラドに当たりそう。そっと卓上に置くと「ロン!」「ロン!」げげーなんとダブロン。槓ウラも乗って腹出しは子のハネマン1万2千点、サブアラドは親の5800点。ドラのダブロンだけに一気にラスになった。冷静に考えれば一度上がりを逃したならば次は相手のあがり番なのは麻雀の理だ。少なくとも追いかけリーチはダメだった。うむ。
最後の半荘もラスになり、トータルで勝つには勝ったが、まさに油断大敵、大勝ちを狙うとそれだけ隙が多くなり大きな損失を被ることがある。身にしみましたわ。

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