週に1回、私は子宮頸がん検査であるスメア検査を担当している。今日、私に付いたのは人間ドック担当の野次舞Nsだった。
彼女が「こてる日記も時々見てますよ〜」と言ってくれたのは良かったが、子宮頸がんワクチンについては「どうなんだろうと思ってー。娘がいるんですが迷ってます」と言うではないか。「あなた、『こてる日記』をちゃんと見ていないね。見ていれば、頸がんワクチンは絶対に打つべし!と分かるはずよ」と指摘した。最近のコロナワクチン問題もそうだが、世の中にはワクチンを毛嫌いする偏向的な人たちがいて、私に言わせれば明らかに誤った考えを正しいと信じ、しかも反対運動をして本来ワクチンを打つべき、打った方がいい人たちを躊躇遠慮させ、その結果将来病気になって下手すりゃ死んでしまう事態を招いていると説明した。特に子宮頸がんワクチンについては裁判まで起こして運動を繰り広げ、結果日本のワクチン接種率が1%未満になってしまった。毎年2800人が頸がんで死んでいるというのに、ワクチンを打てばほとんど発生を防げるというのに、それを見過ごしてしまっている。頸がんワクチンでギランバレー症候群のような思い副反応が出るケースは430万接種に1回と極めて低いのに年2800人の女性の死亡は無視されているのだ。
1ヶ月ほど前にも西友Nsに質問されて当然打つべしと教えたところ、接種希望した診療所のスタッフが「え、本当にいいんですか」と驚いたそうだ。いかん。この7、8年の誤った日本の常識は変えていかねばならないと思った。そうだ、次の朝礼の私の話すテーマは決まった。あまりに多いワクチンの誤解をせめて自分が関与できる病院職員には正していきたい。「ワクチンは基本打つべし」これだ!
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